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つわりで苦しむ人と共感したい!【つわり日記(妊娠4週〜14週)】

つわりが始まったのは、妊娠4週目からだった。いや〜〜〜つらかった。この記事を執筆しているときは妊娠後期なので、また別の辛さがあるのですが...。
そして、つわりが落ち着いたかな?と思ったのは妊娠14週目。ここまでの道のりをメモしていたので、noteに書き残そうと思う。

今つわりと戦っている人と、共感ができたら嬉しいな。


なんとなく、具合が悪い[妊娠4週〜5週目]

最初は、身に覚えのない気持ち悪さ、なんとなくの体調不良だった。どこが悪いの?と聞かれても、「なんとなく」でしかなかったから、バス停までダッシュしたし、朝方まで仕事もした。生理は遅れていたけど、体質的に不順だったからとくに気にしていなかった。

その日の帰宅時も、バス出発時刻ギリギリ。会社から徒歩10分のバス停までダッシュしている途中で薬局が目に入った。走っていた足を止めて、「…まさかね?」と思いながら、薬局に入り、バスを一本遅らせることに。妊娠検査薬を通勤バッグに忍ばせ、夫が待つアパートへ帰宅。夫には特に何も告げず、検査をしてみたところなんとも驚きの結果だったのだ。

当時、自分の健康なんて全く気にせず仕事に没頭していたから、ボロボロの体に生命を宿らせてくれてありがとうの気持ちだった。

食中毒で血便も…[妊娠5週〜6週目]

妊娠が発覚した次の日から一週間、激しい下痢が続いた。血便も出て、一瞬 "流産" という単語が頭をよぎった。おそらく、食中毒だったんだと思う。妊娠が発覚する直前に、山から拾ってきた「アケビ」を食べたんだ。原因絶対これだ。アケビって見た目はイマイチだけど、味は甘くて美味しいよね。

妊婦さんって食中毒になりやすいから、生魚や生肉、ナチュラルチーズとか、加熱されていないものは避けるべきといわれてる。
トイレから出られず、出勤もできず、そして何より、お腹の中の子が心配で。またしてもお腹の子の生命力のおかげで、食中毒を起こしながらも元気に生き延びてくれた。

この経験から、「もしかしたら私はお腹を壊しやすいのか?」と考えて、食べ物には気を付けるようにした。きっと最初に食中毒になっていなかったら、大好きなお寿司もコーヒーも、気にせず摂取していたと思う。早い段階から自分の体質を知ることができて、良かったのかもしれない。

妊娠してから控えているもの
・お寿司やお刺身
・ナチュラルチーズ
・生卵
・生ハム
・生肉
・カフェインが入っている飲み物

水銀やヨウ素、ヒ素などを含む食べ物にも気を付けるべきといわれていますが、私は適量にバランスよく摂取していました。

本格的なつわり到来[妊娠6週〜7週目]

ついに、本格的につわりが始まる。ここから仕事とつわりとの戦いが始まったー・・・。

細かい症状や対策方法は↑のnoteに綴ってみた。簡単にいうとつわりの内容は、人酔い・とにかく吐き気・気絶する並に眠い・涙が止まらない
幸いだったのは、「特定の匂いがダメになる」「特定のものが食べられない」というのがなかったこと。とにかく気持ちが悪いけどなんでも食べられたから、順調に体重は増えすぎた。

自分は「食べつわり」と気づく[妊娠7週〜8週目]

妊娠6週〜7週目の症状が続く。加えて、自分は「食べつわり」だと気が付いた。食べつわりとは、空腹時に特に吐き気や体調不良を感じること。吐き気がすると生活や仕事がままならないので、永遠に何かを食べていた。その結果、この頃の体重は急激に増えて産科の先生に怒られたな。

つわりの種類は様々で、食べつわり・吐きつわり・においつわり・眠気つわりなど、人それぞれなんだと知った。だからこそ、症状については人と比べることはナンセンスだし、ましてや「自分は大丈夫だったから、あなたも大丈夫」のように、他の人にアドバイスまがいの苦痛を強いることはあってはならないことだと思った。

何もできない日々が続いてメンブレ[妊娠8週〜9週目]

食べつわりに加えて、無気力・疲れやすさが出てきた。夜は遅くとも11時までに寝ないと次の日は一日中体調が悪いし、休日はベッドから起き上がれない。今まで好きだったカフェ巡りや記事を書くこと、読書などもやる気が起きない。1日中ぼーっと過ぎていく日常が耐えられなかった。

妊娠によるホルモンバランスの変化などが影響しているはずなのに、当時は「何も頑張れない自分が情けない」って自己嫌悪になってたな。

つわり終了の兆し[妊娠10週〜11週目]

つわりに落ち着きを感じていた。だけど、まだ吐き気や腰痛、眠気、疲れやすさは続いている。もうすぐつわり終わるかな?と思った理由は、食べ物を口に運ぶ回数が減ったことや、読書やカフェめぐりなどの趣味を少しずつ再開したいという気力が戻ってきたから。

カフェ・読書・執筆など好きなことが沢山あって、それが自分のいいところでもあると思っていたのに、つわりのせいで好きなものが好きじゃなくなってしまったんじゃないか。そんな不安も、つわりの終盤を迎えるにあたって薄れていった。

好きなことができる日々にまで回復[妊娠12週〜14週目]

かなり落ち着いてきて、休日に夫と外出できるまでに回復した。妊娠10週〜11週目のような症状が続いていたものの、本格的なつわりは乗り越えた。頑張ったね、自分。ありがとう、支えてくれた周りの人たち。

つわりが終わると、あの頃が嘘だったみたいに体調が良くなる。プチ旅行にも行ったし、軽い運動もした。妊娠後期になった今は、妊娠初期のつわりの苦しさをちょっとだけ忘れちゃった。

当時つわりの症状をメモに残していたから「ああ、そうだったな」って思い出せるけど、メモがなかったらこのnoteをかけていない。「2人目を作ろうと思った時は、出産の痛みなんて忘れてた」ってよく聞くけど、多分私もそうなると思う。

中には全くつわりを経験しない人や、入院するほど過酷なつわりを経験する人もいて、”人それぞれ"としか言いようがない。万が一、私と全く同じ症状のつわりを経験していたとしても、その辛さを受け止めるキャパシティが私と他人とでは違う。だからこそ、このnoteで「私の方が辛かった!」とか「〇〇の時は余裕だったから同じ症状の人もきっと余裕だよ」なんていう気は全くない。

お腹でイノチを育ててるみんな、漏れなく全員、偉いんだから。

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