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妊婦に優しいカフェのスタッフさんに、心を奪われた

カフェの店員さんの、お腹が大きい私に対する気遣いに心が温かくなった話をしたい。

ゴールデンウィーク後半の日、夫は地元の友人とバーベキューをしている。来月に出産を控え、タバコの煙や長時間日光下で騒ぐのは体調的に不可能な私は、そのバーベキューには参加していない。

その代わりに、1人の自由時間を手に入れた!

いつもなら、移動が電車or徒歩と限られるのだが、今日は夫が置いていった車がある。田舎は車があるだけで、行動範囲がぐんと広がる。

カフェ・喫茶巡りが趣味の私。妊娠前は気になるカフェがあればどこへでも足を運んでいたけれど、今はそうはいかない。スタミナは午前中で 切れてしまうし、無理して活動すれば夜はベットから動けない。早産に注意しなければいけない今は、なかなか「ひとりカフェ」なるものができなくなっていた。

でも今日は違う。...車がある!!運転はちょっと不安だけど、歩いたり電車に乗るよりだいぶラクなのだ。

早速、最近移転オープンした若い女性に人気のカフェへ、デカフェとプリンを求めて出発した。到着すると、移転オープン後ということもあって、店内は賑わっている様子。

店頭のお花が可愛い

インスタグラマーのような単色系女子、大学生の若い男女、小さい子連れのママ友。空いている席はー・・・

カウンターの1席のみ!

ナイスタイミング!と、思ったと同時に、カウンターかあ...と思ってしまった自分もいた。というのも、カウンターの椅子は、私の足がつかないくらいに高く、背もたれがない。お腹が大きくて不安だな、と思ったのだ。

でも、席が空いていた運の良さに感謝して、カウンターで飲食することにした。

...うん、やっぱり不安定で怖いし腰が痛い(笑)

まあ、お店の中も混んでるし、コーヒーとプリンを食べたら早めに退散しようと考えていた時、

「カウンター席、しんどいですよね?後ろの低い背もたれがある席が空いたので、よろしければ移動しませんか?」

と、声をかけられた。えっ、と顔を挙げると男性の店員さんが、私のお腹を見て席の移動を勧めてくれたのだ。

心が、じんわりあったかく、ふわふわした気持ちになった。妊婦だから良い席に座らせろ!なんて気持ちは全くなくて、でも気遣ってくれたことには感謝しかなかった。

まだ仕事に電車で通勤していた頃、お腹が大きいながらもビジネスマンにぎゅうぎゅうになりながら、振動と人との接触に耐えていた。今まで席を譲ってもらった経験はあるけれど、全員若い女性。男性は優先席でも見て見ぬふりをされることが多かった。

だから今回、男性の店員さんに気がついてもらえたのが、なおさら新鮮で、嬉しかったんだと思う。

後日、夫とも行った

最大級にありがとうを伝えたかったけど、
「すみません...!!」と「ありがとうございます 汗」しか出てこない。皆さんはこういう時、どういうふうに感謝を伝えてますか?ぜひ参考にしたい。

小さな子連れも多いお店。赤ちゃんが泣いていても店員さんは笑顔だし、周りの人も"かわいいねえ"と言わんとばかりの微笑みを向けている。

どんな状況の人でも来やすく居心地の良い空間。これを作り出しているのは間違いなく店員さん達だ。

お客さんはいつもいっぱい。
人気の理由はここにあり、かな?

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