【ポケカ】CL初参戦の感想
5/3(金)、初めてポケカのCLという大型公式大会へ参戦したので、使用デッキや各カードの採用理由、当日のマッチアップなどをできる限り言語化します。(最初にことわっておくと、練習不足で各対面の立ち回りはほとんど考察できていません)
デッキの構築やプレイングなどを言語化できると再現性が上がり、上達に繋がると最近は考えています。
ちなみに私の公式大会の戦績は以下の通りです。
シティリーグ2024 S2(初参戦): 2勝3敗
シティリーグ2024 S3: 3勝3敗
シティリーグ2024 S4: 3勝3敗
CL2024 札幌: 4勝3敗
このような戦績の者が書いた記事として読んでもらえれば幸いです。
「CL」とは
「チャンピオンズリーグ」の略であり、ポケカの大型公式大会です。
シティリーグは各カードショップの64人規模で行われるのに対し、CLは各都市の3,200人規模で行われます。シティリーグもCLと略せるので、混同しないよう気をつけましょう。CLといったらシティリーグではなくチャンピオンズリーグです。
私は今年に入ってからCLに応募し始め、福岡と愛知は落選したのですが、今回の札幌で初めて当選し、参戦が叶いました。
今回は「ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ2024 札幌」が札幌ドームで開催されました。
今回の環境概要
ここからはポケカプレイヤー向けの内容です。
愛知CLからわずか3週間、さらに新弾「変幻の仮面」の発売からたったの1週間という、限られた時間で環境を考察してデッキを構築する必要がありました。
なんといってもドラパルトexのファントムダイブが強過ぎて、一気に環境が変化しました。ベンチのHP60以下がワンパンされるのでHP70以上に差し替えるなど、対策が必須です。
エーススペックであるレガシーエネルギーの登場により、ルギアも大幅に強化されました。
そのため、ドラパルトとルギアの両方に有利を取れるデッキを構築する、メタデッキのメタデッキまで考察するなど、環境の読み合いが難しくなりました。
ポケカブックさんが公開したCL直前の環境は、ドラパルトが30.3%でルギアが17.5%と、この2つでシェア率が約50%でした。
使用デッキ: パオジアン
環境の読み合いが難しいと先述しましたが、ガン無視してパオジアンを使いました。
理由は大きく2つです。
環境を考察し、新しいデッキを構築する時間と実力がない
シティリーグS2, S3, S4で握り、一番慣れている
慣れていないデッキを使うよりは、環境外でも慣れているデッキを使うほうが勝てると考えました。
ドラパルトやルギアに有利を取れるとはいいづらいですが、ぶん回ればどんなデッキにも勝てる可能性があると思っています。
ドラパルトを握る相手もパオジアン対面の練習はあまりしていないと予想しました。
リストはこちらです。
改造ハンマーやジャミングタワーなどのメタカードを極力入れず、少しでも安定するように組んだつもりです。
各カードの採用理由
各カードの採用理由を紹介します。
ポケモン 16
ポケモンの枚数は記憶して、最初に山を見るときに数えて何枚サイド落ちか確認するようにしています。
パオジアンex 2
青天井のアタッカーであり、リザードンexやドラパルトexなど、HP300を越えるポケモンをワンパンするために使います。ごっつぁんプリファイでワンパンできないたねexも落とします。必要に応じて非エクも落としますが、リソースが足りなくなることがあるので注意です。
特性のわななくれいきで水エネルギーを手札に加え、デッキを圧縮するためにも使います。
ドラパルトなど序盤は使わない対面も多いため、3枚でなく2枚採用にしました。
3枚立てる対面は少なく、あってもすごいつりざおで戻せばいいと考えました。
1枚採用のデッキリストも見たことありますが、それで回るのか試す時間はありませんでした。
テツノカイナex 1
現環境はexの進化ポケモンをメインで使うデッキが多く、たねポケモンは非エクでHPが低いため、序盤からサイド2枚取りで2-2-2を狙えます。ルギアVやネオラントVなどをワンパンしてサイド3枚取りも狙えるため、個人的には必須です。
逃げエネが重く、使わない対面のときにスタートするのを避けるため、1枚採用です。
テツノカイナ自身や雷エネルギーがサイド落ちした場合は、代わりにかがやくゲッコウガやパオジアンで殴るプランに切り替えます。
テツノカイナだけサイド落ちなら早めにヒスイのヘビーボールで救出したほうがいい場面もあるくらい重要なアタッカーです。
かがやくゲッコウガ 1
特性のかくしふだで水エネルギーをトラッシュに送りつつ2枚引け、げっこうしゅりけんでベンチ狙撃できるので、必須のカードです。
テツノカイナと同様、サイド落ちしたら早めにヒスイのヘビーボールで救出したいカードです。
かくしふだはすべての対面で使いたいです。
セグレイブ 3
特性のきょくていおんで水エネルギーを手札から好きなだけ貼れるので、必須のカードです。
セグレイブが立たないと何も始まりません。
前日まで2枚でしたが、テツノツツミを抜いたので3枚採用にしました。
デヴォリューションでふしぎなアメが枯れるのを避けるため同時に3匹立たせることは基本ないですが、サイド落ちをケアするために追加しました。
3枚採用とすることで、最終手段としてハイパーボールやスーパーエネルギー回収のコストにする判断も取りやすくなります。
HP70セビエ 1
完全にドラパルト対策です。
ドラパルト対面ではHP60セビエとHP70セビエを1匹ずつ出し、HP60のほうから進化させます。
HP70のほうから進化せざるを得ない場合、セグレイブとセビエを2匹同時に落とされる可能性があるため、セグレイブとセビエを計3匹並べます。
セグレイブとセビエがすべて落とされ、セグレイブが立てられないターンを作らないようにすることが重要です。もし次ターンに立てられない可能性がある場合は、早めに水エネルギーを場のポケモンに貼っておくなどの工夫が必要です。
HP70のセビエは2種類いますが、ワザを使うことはなく、両方とも逃げエネ2なのでどちらを採用しても問題ないと考えます。
あえていうなら、もってくるのほうがワザが強いと思います。
HP60セビエ 2
ファントムダイブでワンパンされますが、逃げエネ1が優秀なので2枚採用です。
HP70セビエは1枚あればかなりドラパルト対策になると考えます。
パオジアンデッキはエネルギー管理が難しく、逃げエネ2だと足りない場面があると思います。
ビーダル 3
パオジアンデッキはハイパーボールやスーパーエネルギー回収など手札消費の激しいカードを多く使うため、手札が切れやすいです。
特性のはたらくまえばで手札を補充できるので、早めに1匹立てたいです。
できる限りハイパーボールでなく縦引きしたいので、2枚でなく3枚採用です。
アンフェアスタンプやツツジ、終盤のナンジャモを使われても、ビーダルが立っていれば何とかなることが多いです。
セグレイブとどちらを先に立たせるかの判断は難しいです。私はセグレイブを立てて早めに殴りがちですが、息切れして負けることもあるので、相手の盤面を見て時間があればビーダルから立てるほうがいい場面もあると思います。
HP60ビッパ 2
3匹立てることはないので2枚採用です。サイド落ちしたら1匹だけ立てるか、ヒスイのヘビーボールで救出するかします。
マナフィ 1
ベンチ狙撃から守ります。
ミラーやロスト対面のげっこうしゅりけん対策です。
変幻の仮面でオーガポン いどのめんexとレガシーエネルギーが追加されたので、ルギア対面でも使います。
2枚置くことはないので1枚採用です。
サイド落ちしたらセビエを3匹並べたり、早めにセグレイブやビーダルへ進化したりします。ヒスイのヘビーボールで救出するのもありですが、プレイングでカバーできるのでテツノカイナやかがやくゲッコウガより優先度は低いと思います。
グッズ 27
ポケストップを最大限に活用するため、グッズを多めに採用しています。
ハイパーボール 4
不安定なパオジアンデッキを少しでも安定させるため、ボール系はすべて4枚採用です。
でもハイパーボールのコストは重いため、3枚採用でもいいかもしれません。
ネストボール 4
テツノカイナやかがやくゲッコウガなど、なかよしポフィンで持って来れないポケモンを持ってくるのに必要なため、個人的には4枚必須です。
セビエやビッパを持ってくることもよくあります。
なかよしポフィン 4
セビエやビッパを早めに複数匹展開したいため、個人的には4枚必須です。
中盤以降は腐りがちなので、スーパーエネルギー回収などのコストに使ったり、空打ちしたりします。
ヒスイのヘビーボール 1
ほとんどの対面で1枚採用のテツノカイナやかがやくゲッコウガを使い、サイド落ちした場合に拾う必要があるので1枚採用です。
腐ることも多く、2枚採用する枠はないと思います。
ふしぎなアメ 3
セビエをセグレイブへ進化するためだけに使います。
ビワやデヴォリューションで枯れるのを避けるために4枚欲しいですが、枠がないのと1ターン目に複数枚引いたら詰まるので、3枚採用です。
ピジョットなど他の2進化ポケモンと組み合わせるなら4枚採用すべきだと思います。
スーパーエネルギー回収 4
基本的にはどの対面でもエネルギーをフル活用するため、4枚必須です。
コストが重いので、何を捨てるかいつも悩みます。
すごいつりざお 2
1枚だと足りないことがあるので2枚採用です。3枚だと序盤の事故率が上がるので多いと思います。
実は勘で何を戻すか決めているので、いつ何を戻すか言語化できるようになりたいです。
キャンセルコロン 1
マナフィの特性を消すことが一番多いですが、カビゴンやミミッキュ、オーガポン いしずえのめんexなどの特性を消すためにも使います。
枠があれば2枚欲しいです。
カウンターキャッチャー 1
できれば先行で逃げ切りたいですが、先行されたときに捲りやすくするため1枚採用しています。0枚もありかもしれません。
プライムキャッチャー 1
パオジアンデッキのエーススペックはこれ一択だと思っています。
プライムキャッチャーでマナフィを呼び出し、キャンセルコロンを使ってげっこうしゅりけんでベンチ2匹にダメージを与えつつマナフィを縛るのは鉄板です。通称「プライムキャンコロシュリケン」です。
早めにプライムキャッチャーを切るのはためらいますが、ドラパルト対面では要求を満たすなら早めに切ったほうが勝てると思います。
大地の器 2
ドラパルト対面など序盤にパオジアンを使わないことがあるのと、テツノカイナで殴りやすくするために2枚採用です。
2枚目は腐ることが多いですが、使うことも多いですし、サイド落ちを考えると2枚欲しいです。
スーパーエネルギー回収などのコストにするとき、使ってからコストにすべきなのかわかっていません。使わずにコストにすることが多いですが、テツノカイナで殴るなら早めに雷エネルギーをトラッシュへ送るために使うのもよさそうです。
サポート 6
ポケストップで落ちるのを避けるため、最低限に絞っています。
カイ 4
好きな水ポケモンとグッズを持ってこれる最強カードなので4枚必須です。
序盤はセグレイブとふしぎなアメを持ってくるのをベースとして、どちらかが手札にあればパオジアンやかがやくゲッコウガ、大地の器などを持ってきます。事故っているときはなかよしポフィンやネストボールを持ってきます。
中盤はマナフィなど不要なポケモンとスーパーエネルギー回収を持ってくることが多いです。必要に応じてプライムキャッチャーやキャンセルコロン、すごいつりざおなどを持ってきます。
ナンジャモ 1
相手の手札干渉札は1枚ないと負けることがあると思っているので1枚採用です。特にロスト対面では手札が溜まりやすいので有用です。
序盤にふしぎなアメやスーパーエネルギー回収、すごいつりざおなどで手札が詰まっているときにも使います。
ボスの指令 1
今までは入れていなかったのですが、盤面が整ったあとに引けるとごっつぁんプリファイなどで2-2の4枚取りが狙え、かなり勝ちに近づくため採用しました。
ポケストップで落ちるため1枚採用です。
どうぐ 0
どうぐはポケストップで落ちるので採用していません。
デヴォリューションなどを入れても面白いかもしれませんが、ワンパンで殴るので基本的には不要です。
スタジアム 2
スタジアムは相手が貼ったスタジアムを剥がすためにも使えるので、最低でも1枚は採用すべきと考えます。
ポケストップ 2
ポケストップがぶん回ればどんなデッキにも勝てると思っているので、2枚は必要です。
3枚採用もありだと思っています。
エネルギー 9
エネルギーは配分の調整が難しいです。
水エネルギー 8
初手で水エネルギーを1〜2枚引きたいので9枚欲しいですが、枠の都合で8枚採用です。
大地の器を2枚採用することでカバーします。
雷エネルギー 1
ごっつぁんプリファイが雷エネルギー1枚要求なので1枚採用です。
サイド落ちを考えると2枚欲しいですが、枠の都合で1枚採用です。
上ワザは雷エネルギーを貼るために2ターンかかるのが遅く、パオジアンデッキでは使いません。
サイド落ちした場合は引くまでかがやくゲッコウガやパオジアンで殴ります。
見送ったカードの不採用理由
採用を見送った、パオジアンデッキに入りそうなカードを紹介します。
ポケモン
テツノツツミ
ドラパルト対面で前のドラパルトexをどけて裏の非エクへごっつぁんプリファイを狙えるため、前日までのデッキリストには入れていました。
しかしベンチにセビエやセグレイブを3匹並べることがあり、ベンチの枠がないと考えたので直前で抜きました。
テツノツツミ入りのパオジアンを回したことがなく、慣れていないのも不採用の理由のひとつです。
ネオラントV
テツノツツミと同様の理由で不採用にしました。
序盤で事故ったときにハイパーボールから引っ張ってきてカイやナンジャモを持ってきたり、中盤から終盤にかけてボスの指令を持ってきたりできるので、欲しい場面がいくつかありました。
パオジアンデッキはポケストップがないとぶん回りづらいので、次の環境でスタジアムをサーチできるアクロマの執念を持ってくるのにも使えそうです。
環境によっては採用するかもしれません。
オリジンパルキアV・VSTAR
ドラパルトやルギア対面では不要だと考えるので不採用にしました。
ハピナスマシマシラやカビゴンLOなど、リソースが足りなくなる対面では有用だと思います。
カイオーガ
アタッカーはパオジアン(青天井)、テツノカイナ(サイド複数枚取り)とかがやくゲッコウガ(ベンチ狙撃)の3匹で十分と判断したため不採用にしました。
カビゴンLOでは有用かもしれませんが、他の対面でどう活かすかまで考察する時間がありませんでした。
オーガポン いどのめんex
こちらもカイオーガと同様の理由で、アタッカーが足りているため不採用にしました。
発売直後のカードで相手が慣れていない、ベンチのビーダルやウッウなどを落とせるなどのメリットがありますが、パオジアン対面ではげっこうしゅりけん対策でマナフィを置かれるので使いづらいです。
マナフィを呼び出してキャンセルコロンを使うなら、げっこうしゅりけんを使いたいとも思います。
セゴール
ドラパルトのファントムダイブ対策やデヴォリューション対策で入れるのもありですが、それよりふしぎなアメを使って速攻でセグレイブへ進化してきょくていおんを使いたいため、不採用としました。
ファントムダイブはHP70のセビエを1匹入れることで対策しています。
デヴォリューションはセグレイブを同時に2匹立てず、ふしぎなアメをキープすることで対策しています。
HP70ビッパ
ドラパルト対策で入れようか迷いましたが、逃げエネ2が重いため不採用にしました。
ビーダルとビッパや、ビッパを2匹同時に落とされたら早めにすごいつりざおで拾い、ベンチへ出し直します。
HP70のセビエと一緒に並べていると、セグレイブを落とされたほうがキツい場面でもビーダルやビッパを落とされることがあったので、結果的によかったこともありました。
ジラーチ
非エクしか並べていない盤面でもロストマインで2枚取りされることがあるので、あるとロスト対策になります。
しかしドラパルト対策でHP70のセビエを入れているのと、HP60のポケモンを2匹以上放置しないよう気をつければいいので、不採用にしました。
メタモン
特性のへんしんスタートでなかよしポフィンからパオジアンやかがやくゲッコウガを持ってこれるのは優秀です。
しかし1ターン目に引かないと腐るのと、パオジアンでスタートしたい対面が減っているので、不採用としました。
バトル場でスタートできない場合、逃げエネが必要なのも地味に要求が高いです。
グッズ
ポケモンいれかえ
きょくていおんで水エネルギーをいくらでも貼って逃げられるため、不採用にしました。
カビゴンLOなど縛る対面が環境に増えたら入れてもいいかもしれません。
当日はテツノカイナが逃げられなくて困ったので、欲しい場面はあります。
改造ハンマー
ルギア対面でレガシーエネルギーを剥がすために有用ですが、他の対面ではほぼ不要なので不採用にしました。
メタカードを入れるより、デッキパワーを上げるほうがいいと考えました。
エネルギー回収
あまり入っているリストを見ないですが、リソース切れで負けることがあるので、スーパーエネルギー回収の5枚目以降として採用するのはありだと思います。
スーパーエネルギー回収で切るコストがない、かつエネルギーが2枚欲しい場面でも使えます。
入れたことがないので一度試してみたいです。
ロストスイーパー
あると便利ですが、剥がさないと必ず負けるようなどうぐやスタジアムはないと考えたため不採用にしました。
サポート
暗号マニアの解読
かくしふだやはたらくまえば、ポケストップと組み合わせれば実質スターバースになるので、枠があれば採用したいカードです。
しかしこれ以上サポートを増やすとポケストップのパワーが落ちるのと、ドロソが立っていない盤面では有効に活用できないので不採用にしました。
シマボシ
柔軟性が高くて面白いカードなので入れたかったですが、サポートを増やしたくないため不採用にしました。
ポケモンと基本エネルギーはすごいつりざおで拾えるので、グッズやサポート、スタジアムを拾うために使うことになると思います。
プライムキャッチャーを拾うならボスの指令を増やしたほうがいいのと、ふしぎなアメやスーパーエネルギー回収は枯れないようプレイングでカバーします。
スタジアム
ジャミングタワー
どうぐが0のデッキなので有用ですが、不要な対面もあるメタカードなので不採用にしました。
ジャミングタワーの有無で勝敗が分かれるような対面が増えたら採用したいです。
現状だとジャミングタワーを入れるなら、ポケストップを増やしてデッキパワーを上げるほうがいいと思います。
大会前日
ここからは時系列で書いていきます。
まずは大会前日です。
デッキ構築
私はシティリーグS4が変幻の仮面発売の翌日であり、そこでドラパルト対策をせずに挑んで2敗しました。
そのときのデッキリストがこちらです。
その反省を踏まえて考えたデッキリストがこちらです。
ただ脳内で回したらベンチにテツノツツミを置くスペースがなかったので、抜いて代わりにセグレイブを入れたのが実際に持っていったデッキリストです。
実践練習
最終調整するため、札幌で2次会が終わったあとに深夜1時までドラパルト対面で実践練習しました。そのときは1勝2敗でしたが、立ち回りがわかったのが大きかったです。調整がなければ本番で勝てなかったと思うので、遅くまで付き合ってくれた同僚には本当に感謝です。
大会当日(試合)
大会のマッチアップを覚えている限り書きます。
1試合目: ○先攻6-3?ドラパルトリザードン
緊張で手が震え、手汗がすごい状態で臨んだ1試合目です。
確か相手はドラメシヤスタートで、やはり来たかと思いました。
回りまくったので勝てました。
先攻2ターン目でプライムキャンコロシュリケンを決め、ドラメシヤを2匹落とせたのが大きかったです。
その後はパオジアンでリザードンとドラパルトを落として2-2-2でサイドを取りました。
途中で急かされて焦り、はたらくまえばを使わずに番を返したりしたので、試合慣れしたいと思いました。
2試合目: ○後攻6-4ドラパルト(ロスト型)
目標の1勝を1試合目で達成し、少し緊張が解れた2試合目です。
1試合目と同様にちゃんと回ったのと、相手が開始2ターン連続でナンジャモを使い、アクロマの実験を使えずに出遅れたので勝てました。
キャンセルコロンがサイド落ちしていたのでげっこうしゅりけんを使えず、エネルギーが付いているドロンチを裏呼びしてごっつぁんプリファイで殴ってサイドレースを開始しました。
その後はパオジアンでガチグマとドラパルトを落とし、1試合目と同様に2-2-2でサイドを取りました。
3試合目: ×後攻0-6ドラパルト(ロスト型)
まさかの2-0で迎えた3試合目です。
3試合連続でドラパルトと当たり、やはり多かったかと思いました。
さすがに3試合連続で上振れることはなく、サポートを引けずにひたすらドラパルトで殴られ、一方的に蹂躙されて負けました。
4試合目: ×先攻4-6アルセウスギラティナ
2-1で迎えた4試合目です。
最後に山札を引き尽し、スーパーエネルギー回収を使えば勝てる状況だったのですが、数え間違えていて山札に残っていなくて負けました。
山札やトラッシュを確認するときは焦らず行うべきでした。
5試合目: ○先攻2?-3ハピナスマシマシラ 投了
2-2で迎え、あとがなくなった5試合目です。
相手はHP130のラッキーを採用しており、パオジアンのエネ要求が3なのと、ごっつぁんプリファイでワンパンできないのがつらかったです。
自分もリソースがギリギリだったのと、相手もプレミなどでサイドを進められず、時間ギリギリで相手に投了させてしまいました。
このときは自分のほうが優性だと思っていたのと、プレイに夢中で投了する考えが抜けていました。
相手のほうがうまかったし、リソースがギリギリだったのは間違いないので、自分が投了すべきだったかもしれません。
この試合が一番苦しかったです。
6試合目: ○先攻1-0ルギア たね切れ
3-2で迎えた6試合目です。
上振れることはなかったですが、1ターン目でセビエを展開でき、ポケストップを回して番を返しました。相手が非常に苦しく、ポケストップを回してもボスの指令などが落ちてグッズを拾えず、ベンチ0でHP70のチラーミィにエネルギーを貼って番を返しました。先攻2ターン目でセグレイブを立て、カイで大地の器を持ってきてパオジアンで殴ってたね切れで勝ちました。
相手の手札はエネルギーが4枚と何かでした。
HP60のチラーミィだったらなかまをよぶが使えたので、ドラパルト対策をしていたのが裏目に出た形でした。
7試合目: ×先攻3-6未来バレット
4-2で迎えた7試合目です。
相手の殴り出しとベンチを育てるのが早く、追い着けなくて負けました。
序盤にブーストエナジー未来付きのアクセルピークでHP60のセビエとビッパがワンパンされ、テツノカイナを準備されてテツノカシラと組み合わせてパオジアンがワンパンされ、最後はごっつぁんプリファイでワンパンされて1-1-2-2でサイドを進められました。
早めに展開してパオジアンで2-2-2とサイドを進めたかったですが、それは叶いませんでした。
大会当日(試合後)
4-3で357/1359位と、想定よりはるかに高い順位でした。
しかし相手の投了やたね切れなどがあり、実力以上の結果なのは間違いありません。
私のプレイングにより相手に何回か迷惑を掛けてしまったこともあり、練習して地力を上げてまた戻ってきたいです。
おわりに
ポケカの楽しさと難しさを同時に味わった大会でした。
60枚すべてに意味を持たせられたデッキで試合できたのが何よりよかったです。
そしてもっとジムバトルなどへ出場し、試合慣れしたいと思いました。
拙いことも多々ありますが、ぜひ一緒に練習や考察をしてくださると嬉しいです!