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はるにち手帳をめくりながら2021年下半期を振り返ってみた話。

こんにちは。手帳めくリエーターのharukaです。

今日はこちらの記事に引き続き、2021年下半期のできごとを手帳をめくりながら振り返ってみたいと思います◎

こうやって振り返ると、楽しかった日も辛かった日も大事に思えるなぁ。

7月:長年の夢と心の乱れ

7月は、長年行くのが夢だったマスキングテープの工場見学「mt factorytour vol.10」へ行けて、本当に幸せだった、、、

mtファクトリーツアー in カモ井加工紙倉敷工場

私はマスキングテープが大好きで、今まで集めたマステがもう1000個なのか2000個なのかも忘れるくらい沢山あります。今はだいぶ落ち着いたけど、今まで買ったマステを集めたら中古車買えるくらいのお金になりそう。いや、新車買えるかも。とにかくすごい集めてた。

マステ大好きな人は一度は行きたいと夢見る、マステ界の大イベントがこの「ファクトリーツアー」なのです。

ファクトリーツアーが開催されるのは、マスキングテープ界の頂点に君臨している(と私が思っている)会社「カモ井加工紙」さんの工場がある、岡山県倉敷市。

昔から一度は行きたいと夢見ていて、応募してはハズレてばっかりだったけど、今年初めて当たったので行ってきました。夢みたいだった。

ファクトリーツアーそのものは2時間くらいなんだけど、開催中には倉敷駅周辺のお店が「サポートショップ」としてイベントを応援しているので、町全体で楽しめるのです。最高。

サポートショップ巡りも楽しい

そんな感じで長年の夢が叶った7月でしたが、実はこのイベント参加直前にお仕事で心が揺れまくる出来事があり内心スーパーもやもやしながら参加していたので、出来る事ならばもう一度心を掃除してからファクトリーツアーに参加したい、、、泣

2021年の一番の後悔は、メンタルがしゅんとしてる時にファクトリーツアーへ参加したことかな。

そのもやもやのせいで、7月末は唯一手帳を書けない時間が多くてスキマページが目立ってます。後で書くつもりで先に写真とかだけ貼ったんだけど、振り返って辛い気持ちをまた思い出すのはやめよう!と思ってスカスカのまま置いておくことにした。

スカスカのページが目立つ7月

書けない日は、無理して書かない。

8月:心の大荒れとスピード決意

8月はこちらの記事に書いた通り、7月のもやもやの結果突然仕事を辞めるという出来事が起きました。

今年一番泣いていた時期でもあるし、今年一番勇気を出した時期でもあるし、今年一番考えた時期でもある。

人から言われた言葉一つ一つを考えた

自分が本当にどうしたいのか?を中心に、スピード感をもって日々ぐーるぐると考えて考えて出た答えが「退職」でした。この時期に周りの人から頂いた言葉を忘れずに生きたい。

8月後半は無職だったので趣味生活を楽しんだり。8月のイベント、ほぼ日手帳のラインナップ発表。この時は本当に楽しくてうっきうきでした!!!上旬の涙が嘘のよう!!喜怒哀楽すべての感情をこの1ヶ月で味わった、とでも解釈しておこう。

ほぼ日のTOBICHIで開催されたイベント

自分の好きなことって何だろう?というのを手帳を書いては振り返り、を続けながら考えてるけど、今でも答えがわからないという。自分のことが一番わからないミステリー。きっと一生わからないのだ。

9月:「好き」が凝縮された1ヶ月

9月、楽しかったー!!!笑
何故ならば、労働せずに趣味に時間を費やして好きな人に会って好きなことしかしてなかったからです。やっぱ趣味に生きてる時間が一番楽しい。仕事なんてしないで生きれるのであればしない方がいいに決まってると気づいた。笑

文房具を買ってインスタライブで開封する楽しさ

この時期はよせぴー(旦那)が忙しすぎて全然遊べなかったので、一人で遊んだり友達と会ったりする時間が多かったなぁ。

元々休みの日でもガンガン一人で出かける人だったので、家にいたら考え込んじゃうこともあるし割と出掛けてました。一人でカフェ行ったり。

harunichiletterの配信もたのしい◎

手帳や文房具について紹介してる私のペーパーというか、いつもインスタを見てくださっている方々へ向けてのお手紙「harunichiletter」を久々に配信できたりしてこれまた楽しかった。

何回も言うけど趣味生活に費やす時間は本当に楽しい。だから趣味を仕事にしたいんだけど、これがまたそう簡単にはいかんのですよね。

10月:結婚記念日とイラスト強化

10月は、よせぴー(旦那)の誕生日兼結婚記念日がある月なので、ちょっと贅沢しました。

横浜のいいホテルに泊まってうきうき

一回泊まってみたいなぁと思っていた「横浜ロイヤルパークホテル」に泊まって、横浜の街を空から見渡しながら美味しいご飯を食べるという超貴族な時間を過ごした。私史上一番貴族だった。

ホテルの上の方にあるレストランでコース料理を頂いたのだけど、ウェイターの方がお料理を持ってくる数秒間の短いコミュニケーションの中に素晴らしいユーモアと知識を散りばめていてとっても勉強になりました。

お酒のこととか、お料理の美味しい頂き方とか、決してマネできないスマートな接客。そんなに料理のこと詳しくなさそうな私達にもわかりやすく説明して頂いて、あぁこれがおもてなしか〜と思いながらグラスが割れるんじゃないかと思うくらい乾杯しました。

中でもこの一皿が美味しすぎて忘れられない。オマール海老と鯛のポワレ。ポワレが何かもよくわからない私が食べていいものなのですかと思いながらペロリ。

オマール海老と鯛のポワレ

グレープフルーツが添えられてて、酸味がとても鯛と合ってました。お料理に添えるフルーツって酢豚のパイナップルだけだと思ってたし、なんなら酢豚のパイナップルとか最高に合わないと思ってるから中華料理屋へ行っても絶対酢豚なんて食べないんだけど、このグレープフルーツは合ってた。初めてお料理に添えられたフルーツをお料理として認められました。(貴族メンタルになってるからすごい偉そう)

あと10月から、日々食べたもののイラストを描き始めた。今までは全部写真をプリントして貼ってたけど、絵を描くことへの興味がわいて少しずつ描いてます。

寒くなってきたので鍋多め

手帳にささっと描くレベルのイラストなので、何を食べたかがビジュアルでわかればおっけー。

サムギョプサルパーティー
おでん

おでんのイラストはほぼ茶色になるから、どうやって素材の違いを出すかが難しい。まぁ何となく何が入ってたかわかればよし!

あと、美術館に行って感動した作品をどうしても覚えておきたくて、手帳に描いてみたり。

レッサー・ユリィ「夜のポツダム広場」

元々美術館へ行くのが好きだった訳ではないけど、アートに関わるお仕事をするようになって興味がわいてから、美術館へ行くようになりました。

そこで知った、レッサー・ユリィさんという方の作品がとても良くて、模写してみた。楽しかった。美術に詳しくなりたい訳ではないけど、楽しむ方法を知った。

三菱一号館美術館は、建物を観てるだけでもわくわくするので好きです。また行きたい。


11月:やりたい事を見つけた

11月は、1つやりたい事を見つけました。

展示会へ行ってZINEを知る

好きな作家さんの作品が展示されているお店へ行ったらそこにたまたまZINE(自費出版の冊子)がたくさんあって、こうやって自分の好きなものを詰め込んだものを作るのもいいなぁ…と思い、私もZINEを作ろう!と決めました。

手帳めくリエーターとして活動する!と言って肩書きから決めたものの、作品と呼べるものは一つもない状態なので、何か作品と呼べるものが作りたくて。全然進んでないけど今月からほんの少しずつ取り掛かっています。2月には完成させたい。

自分が何をしたいのか?という問いの答えはなかなか見つけられないだろうけど、いろいろ挑戦してみて探り続けたいなぁ。

12月:あっという間の1ヶ月

激混みのゴッホ展すべり込み参加

12月も引き続き、美術館へ行ったり友達とディズニーへ行ったり予定詰め詰めしつつ、「消費」を意識して生活してました。

私は文房具を買うことが好きなので、欲しいものはすぐ買っちゃってました。マステも1000個以上あって当然使い切れてないのに、かわいいものを買う瞬間の楽しさを味わいたくて、「使うこと」じゃなくて「買うこと」を目的にしてた。

それもそれで楽しいんだけど、そんな生活を続けてたら少しずつお金はなくなり物は増える、と気づいて自分のお金の使い方を見直さざるを得ない状況になりました。泣

だから今は、かわいいものがあったら勢いで買うんじゃなくてきちんと考えてから買うように。欲しいものをスクショしておいて、手帳に書き出して、数日経ってもまだ欲しいか?を考える。

文房具が欲しくなってメモした

そうすると、意外と欲しくなかったり、買っても使わないだろうなぁと冷静になれる。

もちろんお買い物をした瞬間の幸せは減るんだけど、「これ何で買ったんだろう、、、」という後悔はなくなるし、今あるもので満足できる。そう、この満足する気持ちを感じたかったのです。

買っても買っても満足できない、新しいものばかりに目がいく、ということに慣れると、目の前のものの良さに気づけなくなると心からわかった。

なので今は、今あるものを「消費」することをメインに考えてます。もちろん、何日か考えてそれでも欲しいと思ったものは買うし、とてつもなく心を動かされたものはその瞬間に買うけれど!!!

より深く「本当に欲しいか?」を考える癖をつけて、無駄遣いを減らしたい。

日々の暮らしからいいね!を見つける

以上、12月のページまでめくって2021年をじっくり思い返してみました。

引き続きライブや海外旅行に行けなかったり、気軽に飲みに行けなかったり、できないことを見つけようと思えばいっくらでも見つかる1年だったけど、それでも自分なりに「できること」に目を向けられる1年になりました。この1年で、メンタルが大きく変化した。

手帳を書いてめくって振り返るという習慣を長年続けていると、自分の心の変化に気づけるようになります。と同時に、それだけ毎日を振り返って生きていても、分からないことが沢山あるということにも気づける。でも、良いことを見つけるのが上手くなったというのは確実に言える!!!

インスタグラムに「いいね」を押すように、noteに「スキ」をつけるように、自分の暮らしの中から良い事をみつける感度が高くなった気がします。

あなたにとっての2021年は、どんな1年でしたか?
そんな事を考えるきっかけになれば嬉しいです。

来年も、楽しい1年になるだろうなぁ。根拠のない自信。

読んでくれた人、ありがとう!!!
よいお年を。

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