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第2回 塩屋~須磨の散歩

こんにちはこんばんは。
カレーなら3食毎日でもいけるuheです。
さて!第2回です!継続することが大事。
月4以上の更新を目指してやっていきます。


1. まえがき

タイトルの塩屋、須磨ってどこやねん?って思う人居ますよね。僕も知らなかったです。
なぜここに行ったのか。

僕は高知の四万十で生まれ育って、山や川、海に囲まれて18まで過ごしました。そのせいもあり、たまに
「自然不足症候群」、
「Nature lack syndrome」を発症します。
(そんなのないです)
今回はそのうちの、「海不足」だったんですね。

それで海行きてえ!!ってなりまして、以前後輩ちゃんが塩屋ってとこ良かったですよ~って言ってた気がしました。気がしただけかも。
ほんで、塩だし海っぽいな、行ってみようと思ったわけです。
向かう当日、さすがに少しだけ道調べてみるか、とおもったらテンションあがるものを見つけてしまい、そこも行ってきました。
海を撮って、夏らしいブルーメインのプリセットを作ることも目的のひとつです。

Twitterとかインスタって、あんまり投稿したり文章書くと煙たがられそうなので、大人しいやつぶってるんですけど、noteはその点たくさん書いても許されそうで良いですね。おとなしいやつぶれてるかは謎。SNSってどうしても、写真+かっこつけた一言になりがち。
noteではかっこ悪さをさらけ出していく人間性全開でいきます!

ごめんなさい、ほんとに前置き長いんですけど、
どうしても写真が好きすぎる思いを書きます。
ほんとに長いので、スタート地点の写真まで飛ばすことをお勧めします!(笑)

2. 写真というものについて考えてみた。


今回、新しく塩屋という場所に行って、色々思ったことがありました。
まず、写真にどはまりしてなければ、ここに用事が無ければ行くことはなかったと思います。例えば「用事」って、何でしょうか。友達と遊ぶ、何か食べに行く、とかだと思います。
普通なら自宅から1時間半かけて、選ぶような場所ではないと思います。
誤解のないようにさせていただきたいのが、今回行った場所が僕にとっては天国だったということです。
でもそれは写真をやってなければきっとここまで思わなかったと思う。
人は生きているうちに、周りのものに無関心になっていく気がします。それは僕も同じで、自分と関係ないところには首を突っ込まない、街に変な人が居ても無視しますよね。
子供のころは登校中に花の蜜吸ったり、かたつむりの数を数えたり、ダンゴムシをたくさん捕まえたり、セミの抜け殻を集めたり。些細なことに興味を持っていたのに。いつの間にかそれがただのつまらない景色になっているんです。
写真をやっている方ならわかってくれると思います。写真を始めてから、周りの景色がまったく違うものに見えてくることがあることを。
つまらないと思っていたことでさえ気になる、面白いと感じられる。花の名前が気になる。歴史に興味を持つ。光と影の方向を見る。人々の動き・特徴に気付く。建物の構造を細部まで見てしまう。モノの質感に気付く。
写真を始めてから、僕にとってはすべての場所が遊び場になりました。これってとんでもないことだと思います。
友達も増えたし。
どこに行っても楽しめる、新しい場所に行ってみたくなる。
なんて贅沢なことなんでしょうか。
大人が童心に帰れるって良くないですか?
そして、もっと素敵に撮れないか、自分が納得する撮り方はないか、色味はどういうのがいいのか。向上心が生まれてきます。成長する余地が有り余り、自分の成長も感じられる。
こういうことから、写真っていいな。って思うんですよね。
もちろん、写真ってある意味暴力的だし加害性もあると思ってます。そこは常にわかっておかなくちゃいけないところです。
それでも僕はたくさん写真を撮りたいです。
飽き性の自分にとって、こんなにのめり込むことって多くないので、なおさら嬉しいんです。写真を楽しくできることが。
更に、最近ツイッターなどで他の方の写真を見て、「うわぁ、こんな素敵に撮れるのか・・・」って思うことが本当に多かったです。
自分を知らない世界に連れて行ってくれる、素敵な写真を撮る方々には感謝です。逆に僕はそれを写真をやる人はもちろん、やらない人に感じてもらいたい。日本にはこんな素敵な場所があるのかとか、行ってみたいなとか。行かなくても雰囲気で楽しんでくれたらそれでいいのかも。
それって意外と難しくて、道のりは簡単ではないと思います。
自分が見た世界を、伝えるスキルを頑張って身に着けます。


これ、本題?ってくらい長いんですけど。引きましたよね。
溢れんばかりの思いを殴り書きしてしまいました。
こういう感情的な部分は残しておくと、黒歴史になるのか、残しておいてよかったと思うのかは謎です(笑)とにかく、そんな思いになった1日でした。これを踏まえてみてもらえると嬉しいです。

ま、ここから本題スタートです!!

3. 本編 塩屋編


住んでいるところから大阪駅で乗り換え、塩屋まで向かいます。

大阪駅 GR

GR片手に電車に乗るのがいつもの流れ。
大阪駅で撮った何気ない一枚。ほんとに意味なく写真を撮るのがGRの役割です。構内ででっかいカメラ持ってると盗撮しているみたいなのでGRが役に立ちます。

淀川こえて~

たまにてきとうに窓から撮ってると「お、なんかいいかも」
って写真が撮れることもあります。

ここで、さすがに塩屋の駅について調べてなさ過ぎたので、最初に北口か南口か、どっち方面行こうかとだけ考えるために、Googleマップを開きました。あまり下調べしすぎると、宝探しの楽しさが半減してしまうので、いつもほんのり調べます。
ほんのり調べたときに、塩屋→須磨ルートにしようと思いました。
そこでそのルートを見てたら、途中にめちゃくちゃわくわくするものを見つけて、絶対にそこに行こうと決心します。大丈夫ですあとで写真全部載せます。

何気なく空を見ながら
雲が夏っぽい
神戸に行くときにいつも見る景色
坂が多い町がわくわくします

そういえば塩屋は神戸より西にあります。なので大阪からだと神戸を通り過ぎた先ですね。

着きました。ほう!!!なんか既に良い廃れ具合。(塩屋の人すいません。僕からしたら最高の表現です。)

日差しがあちいですが、わくわくする構造を見つけました。
シーホース。日本語でタツノオトシゴですね。
川が海へ流れるところ。
なんでもない写真を撮ってウォーミングアップします
もちろん僕的にはなんの筒だこれ?とか思って撮ってます。
筒と筒から生える草、岩の壁。
気の向くままにうろうろし始めます。あじさい。
人気そうなカフェもありました。
ブルーとオレンジを調整しながら夏っぽさを目指します。
たまらん路地。狭い路地は最高です。
そういえば途中からX-Pro2 + NOKTON 23mm F1.2ですよ。
塩屋駅こんなかんじ。南口から出ちゃったのでここ通ってません。
意外と人いますね。
ブルーの調整が意外と難しい。でも夏っぽさ出てる気もする。
とにかく路地と坂の感じが塩屋の特徴っぽい。
床屋と時計。
朝から行動してそうで、実は昼過ぎ。
家でのんびりだらだらしすぎました。
カラーバランスが好き。塩屋これだけでいいところ。
右と左どっちに行くかめちゃくちゃ迷いました。
直観で左。
お豆腐屋さん。
あー昭和を感じる・・・。緑もあって最高。
カフェが多くておしゃれな店もたくさんあります。
アンパンマン。
魔女の宅急便に出てきそう。
揚げ物屋さん。メニューにチューリップあるやん。
しかも90円・・・。ほんとのチューリップ?
赤が変ですが調整していきます。
どうやって干した。
ご当地消火栓。デザイン見るのが好きです。
裏側に来てわかった。あのTシャツ、塩屋ティーだ。
あっつい。坂。この錆感が海の町ってかんじ。
坂の町。
八百屋さん。
クラシックを流しながらおじいちゃんが昼寝してました。
蚊取り線香とスプレーで虫よけ万全。
戻ってきました。なんか好きだわこれ。
チューリップ屋さん戻ってきました。
お、ここはもしかして
最初の行くか迷った右の道でした。
お豆腐屋さん繁盛してた。
同じ町でもデザイン違うのが面白い。
神戸らしさ100%
塩屋駅に戻ってきました。
電車には乗らないけど。
ちょっと奥の道も行ってみました。
お寺と、洋風ハウス。
旧~邸 っていうのがたくさんある場所でした。
一個も入ってないけど。
有名なグッゲンハイム邸は、第三木曜日のみ無料公開しているらしいです。
週末写真家の僕には関係のない話。
寄れるのいいよね NOKTON 23mm
ツタに覆われた標識
動物供養っぽい。
光の差し込みが良いトンネルありました。
好きな1枚。
フィルム感ある夏って感じになってる気もする。曇りなのが残念。
私有地っぽくて行かなかったけど、オレンジの屋根のところ塩作ってるっぽいです。
これが塩屋か。
ちなみにやっと海見えましたね。意外と建物で見えない。
雲の感じと謎の煙突がマッチしてる気がします。
怪しい通路を見つけました。行くしかないっしょ。
廃墟なのか?だれも いない。
これはもう住んでないな。ヒトは。
定期的に寄りたくなる。
錆びまくりの扇風機。
錆びパイプ
ドアの隙間とか小窓から何か覗いてそう。
いやー良い道でした。
道を抜けたら海が見えましたよ!
例の旧グッゲンハイム邸だと思う。たぶん。
いいっすね。
海を見ながら走る電車。
奥に謎の、道の切れた灯台のようなものが。気になる。
瀬戸内海。けっこう綺麗な色してますね。
踏切と電車。
登りたい階段。だけどわたる場所無くて断念。
登りたい坂道。だけど渡る場所無くて断念。
おしゃれな別荘かな。
こんな感じでひたすら歩きます。あつい。
ビーチあるけどどこからも行けない。
捕われの世界や。
貨物車も僕は見るの珍しくて、圧巻でした。スピードやばいし。


なんとここで海に出れるところ発見。
立ち入り禁止じゃなかった。

フナムシやらごみやらを越えた先に、テトラポッド大量。
右ではポートレートをやってるひともいましたが、
治安が悪かった。
ヌーディストビーチみたいになってて、カメラ持ってる僕は気まずさしかなく、横を通り抜けて海沿い歩こうとしたら、岩場続きすぎて断念しました。
結局ヌーディストたちの横を2回も通る羽目に。さんざんだ。
怖いおっちゃんたちには目を合わせませんでした。

4. 須磨浦公園

目的地に到着!!
須磨浦公園!
駅もなんかレトロ。
僕の目的はこれです。
ロープウェイ!
しかもめちゃくちゃレトロ。
何人か乗り込んで出発。神戸が見えます。
気持ちよかった。
奥に見えるタワーが気になる。
到着!
レトロ感やばい。
更に上があります。
これも楽しみだった。
ここからレトロに合わせてレトロなレタッチもあります。
なんだこのゴーカートみたいなの。
えぐいほど揺れる。まじで揺れて落ちそう。
揺れて落ちそうなカーレーターなるものに乗りながら、
一人で吹き出しそうになってました。
めちゃくちゃ揺れるんで。
景色は良い感じ。
なんかカラーリングもバブル。
着きます。着くときもめちゃ揺れた。
とても好きですカーレーター。
無くならないで。
カフェの裏側。
このレトロ感たまらん。
回転展望台っていうところがありました。外観撮ってないのミス・・・。
実際に使用されていたロープウェイの操作盤らしいです。
なつかしいゲーセン。
回転展望台&カフェ。
故障で回転してなかった。
それもレトロ。
屋上へ。
扉さえレトロ。
100円入れたら見れるやつ。
レトロ感のために粒子ありですが
写るんです感ありますかね?
実際にはこういう景色です。
かすみが多かったんでノイズ除去とかすみの除去してますが。
瀬戸内!
神戸も見えますよ。
レタッチ変えてみます。
海~ ちっさいけど船が連なってるのなんか可愛い。
なつかしのホッケー。
昭和だなぁ
まわってるとこみたかった。
6月なんでアジサイです。
どうでも良いこういう裏側が好き。
学校みたい。
まだ先があります。
色合いチェック。いい感じな気がする。
リフト乗ります!!わくわく
カラーリングがレトロ。
まさかの安全バーなし(笑)ちょっと怖い椅子の浅さです。
風が気持ちよかったな。鳥のさえずり、風を感じながら。
目をつむってリラックスすると森林浴できました。
山の上だからか風が涼しかった。
山上遊園に着きました。右へ。
たまに寄って撮りたくなりますねやっぱり。
けっこう長いリフト。
ひとやすみしました。
人が少なくてゆっくりできます。
鉄柵とお花
昔は使われていたであろう荷物用のリフト。
錆びがたまらんすね。
ラピュタっぽさある。
昔はもっと人が居たんだろうと思います。カフェとかも全部やってなかったですね。
でもそれが良いんです。
一通り散歩したのでもどります。
この日一番落ち着いた時間だった。
よく見たら謎のオブジェが。
お世話になっておりますFUJIさま!!
あじさい。
帰りのカーレーター。
ひとつだけピンクがあります。
ピンクに乗れたカップルは末永く幸せになるとかならないとか。
相変わらず揺れるし、帰りのほうが前のめり感あって怖いです(笑)
でもそれがいい。
カーレーター降りたところからの景色もなかなか好き。
下界へ。
駅も素敵でした。駅と直結でロープウェイがあるのが良い。
カフェで休憩しました。

ここで意見が分かれそうな議題。
酢豚にパイナップル、スイカに塩、思いつかないけど
世の中には甘い×しょっぱいの組み合わせが存在します。
マックのパイナップルバーガーとか。
僕は断然アリ派です。
今回頼んだのはベーコンエッグフレンチトースト。
フレンチトーストはしっかり甘い。
上に乗ってるベーコンとたまご、ソースの相性が抜群でした。
甘い×しょっぱいが好きじゃない人、すみません(笑)

食べ物の写真はむずい。汚くてすいません!
ごちでした。
カフェ裏にねこちゃん。

腹ごしらえ(16時)も済んで、また須磨駅へ歩いて向かいます。
もうすぐ着きます。
そういえば写真の日はよく16時頃に食べてるな。
きっと疲れて休憩のタイミングなんでしょうね。

5. 須磨へ

面白そうな階段を発見。
薄暗いトンネル。
ピントはシンデマス。
日曜日なのに休園日。まさかここは。
どうやら昔は釣りができる場所だったようです。

奥に見えるタワーが廃墟と化しててたまらんですね。
台風の影響で橋が流されてしまったようです。
自然の中に残るバブルの痕跡。
いつからやってないのかは謎ですが、昔の光景を想像してしまいます。

船のカラーも海とマッチしてて最高。
誰もいない空間が落ち着く。
奥のほうで釣りしてるひとも。
レトロ風。
楽しかった。
こういうトンネルも行ってみたかった。
奥に何があるんだろう。
道は無限にあって楽しい。
なんか海の町感あるんですよね。
海と川が交わるところが好きです。

僕の地元は田舎なんですが、さらに田舎出身の友達と飲んだ時に、
海と川が交わるところで遊ぶとき、浮かんで、川で浮かんだあと、
寒くなったら海に浮かんで、あつくなってきたら川に浮かぶんですって。
やったよね?って言われたけどやったことない。
シティーガールになってる二人がそんなことを言ってて、なんか面白かったです。
でも僕も小学生の時片道12キロちゃりんこ漕いで釣り行ってたり、川エビ採ったりしたな。田舎って良いですよ。

建物がなんか面白かったので。
割とお気に入り。
面白そうな横道発見。
線路と黒板の線つなげてみた
細い路地って良いですよね。
踏切わたりやす。
わんこも渡りやす。
やっと来たビーチ!!
釣りしてる人多いです。
遊びに夢中でおいていっちゃったのかな。
飛行機と釣り。
地元でもこういうとこでイカ釣りしたことあるな。
釣り帰り。
いいっすね。
駅のすぐ真横がビーチ。
須磨駅です。
青色と黄色。白いボートが海っぽい。
思い思いの時間を過ごすビーチ。
ごみは持ち帰りましょう。
釣り帰り。
さっき見た釣りタワーが遠くに。
花火してた。良いな!!
今年は花火したい。
じゃれてるカップルがほほえましい。
夕日の時間だけど曇りなのが残念。
夏色ってこんな感じでしょうか。
かすんだ雲の先には月が。換算35mmだから小さいけど、
これはこれで個人的に好きです。
夕方って感じだな。
粒子加えてません。
良い感じのノイズが乗りますね。
二階建てのハンバーガー屋さん。
おいしそうだった。
ラストは駅の階段から。

6. おわりに

以上で今回の塩屋~須磨の旅、終了でございます。
いやーながくなりすぎました。
大丈夫ですか?これ。
2回に分けようとも考えたんですけど、なんか1回にぶち込んじゃいましたね。
こうやっててきとうにスナップしながら旅できるのが、X-Pro2の良さかなと。マニュアルレンズと組み合わせて、使ったことないはずなのになつかしさを感じる組み合わせ。
もちろん綺麗に撮ることもできますし。
シャッターフィーリング最高ですよ。
夏色研究と課して旅した海沿いと山。いかがでしたでしょうか。
夏色はまだまだ探していくつもりです。
実は7月は、島の旅が待っています。
楽しみでしょうがないです。また夏色研究は、海で。

長い長い記事でしたがありがとうございました!!
皆様も体調にはお気をつけて、夏をお過ごしください!!

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