祖父の定吉と僕の始まり①

自分には定吉という
祖父がいた。
僕が生まれながらして
存在して父、母、兄、祖母と
一緒に暮らし平凡な一家である。

定吉は祖母のミツの再婚相手で、
定吉とミツにはには子供は7人ほどいて
長女であった僕の母親は前夫との子で
他の6人の兄弟とは1人だけ
血はつながっていなく
小学生ぐらいの頃に
定吉は本当の自分のおじいさんで
ないことを告げられ、

"なんで一緒に住んでいるんのだろう”
と少し違和感を幼いながらに
感じでいた事を覚えている。

定吉はいわゆる昔の人で規律に厳しく
見た目は『サ○エさん』の波平に
そっくりだった。
食事はもやしが大好きだったらしく
いつもバクバクもやしを食べていて
不思議だったが、のちに母から聞くと
癌を患っていて
それしか食べられなかったらしい。

そんな昔から真面目な定吉は
とても僕に優しくしてくれた、
僕は小さい頃から飽きっぽい性格で
習い事などは続かず
家にいる事が多かった
父も母も働いてくれていたからか
定吉はそんな僕と
よく遊んでくれていた、、、

メンコ、将棋、お手玉など
昔ながらの遊びを教えてくれて
面倒見の良い人であったが
考え方や言動などとても
変わっていたので
エピソード的な定吉との思い出を
少しづつ紹介していけたらと思う、、、

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