RETURN UNKNOWN。遠路はるばるハガキ戻る。ブーメラン２号も戻るはず。

テーブルの上に置かれた「あて所に尋ねあたりません」のハガキ。
あるある。見覚えあるよ！！私が出したもん。
え？なぜ！？息子宛のハガキ。

住所、何度も見直して出したはず。
聞いていた住所、また見直してみたけど間違ってない。

最近、郵便物が戻ってきてしまうことが多い。
先日は友人宛の手紙が料金不足(10円不足)で投函の翌日に戻ってきた。
その同じ日に投函していた息子あてのハガキ。
はるばる数千㎞を旅して10日経って戻ってきしまった。

住所が変わるようなことは聞いてないけどねぇ。
少し前も年度の変わり目で仕事が忙しそうだった。

結局、息子にLINEしてみる。

こちらからのしょうもないLINEには既読スルーが当たり前。
たとえば彼がかわいがっていた猫の写真とか。
スルーされるのはごく当たり前のことなので、
私は全く気にせず送りたいときにじゃんじゃか送る。

今夜はめずらしく、すぐに返信がくる。
「え？住所は変わってないよ。」と。

彼に教えてもらっていた住所を送る。

「あー！それ前のアパートの部屋番号だった！」って。おいおーい！！

彼から聞いてた208号室には、会社の同僚の方が住んでらっしゃるそう。
だったら、208号室にそのまま届けてもらっても、向こうで笑い話になったんだけどねぇ(^_^;)

全然知らない方だったら、えらいな迷惑だもんねぇ。

郵便配達の方、ハガキを握りしめて悩んだかも。
「部屋番号が違うだけなんだけどなぁ…、配達するわけにはいかないんだよなぁ…」と。

なにが申し訳ないって！
部屋番号が違うなんて知らないから、私はまた一昨日も同じ住所に
ハガキ出してしまっちゃってるだよねぇ！
知らずに飛ばしてしまったブーメラン２号。

郵便配達の方、「またかよ！？」とうんざりするかなぁ。
切手を貼っているとは言え、ちょっと申し訳ないなぁ。

それにしても、このハガキを出すときにちょうど63円切手が手元になくて、
かわいくて使えずに持っていたブルーナさんの80円切手を使ったのに…。
届かず戻ってきちゃったよぉぉ。

息子の住む(たぶんここよりはずいぶんと都会な)街は、感染者数も増えている。
具体的にどんな街なのか、私にはまったくわからないけど、
近隣に買い物できる場所があるのか、よくわからない。
なので何か送る必要があるなら早めに知らせてねとハガキを出した。

まあ、別にハガキではなくてもLINEでもいいのだけど。
ときどき友人宛にハガキを出すので、息子にも出したのだった。

まあ、何かあれば連絡はくれるし、
どうやら元気でやってるらしいことはわかるのだけど。
世の中が経験したことのない状況だから。
母としてはやっぱりちょっと心配。

昨年秋に配属が変わって引っ越しをしたときも
「新しい住所はここ」ときちんと連絡をくれていた。
日頃からけっこう「きちんと」な人なので、あまり心配しなくていいのだけど
たまに抜けてる。今回みたいに。

戻ってきたハガキを見て、母はいろいろ妄想いたしました。

え？もしかして誰かと同棲でも始めて、自分のアパート引き払ったとか？？
それだったら母親には内緒にするかもねぇ。
でもそんな非現実的なことをするタイプでもないよねぇ。
逆に融通の効かない古き良き昭和的・保守的な性格というか…。(平成生まれです)

まあ、いろいろ妄想させてもらえて楽しめた夜。

部屋番号の間違いということで、わが家の台所には笑い声が響きました(๑'ᴗ'๑)
仕事が基本的に在宅ワークに変わったということも知れて少し安心。

次回は202号室アテに投函します。郵便配達の方、よろしくお願いします。

「あ、これ、例の見覚えある字じゃん！」と笑ってもらってかまいません(๑'ᴗ'๑)

そして、現在旅の途中。
たぶん一週間後くらいには壮大な旅から戻るはずのブーメラン２号。
帰還したらまた笑おう。