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大国主命様<オオクニヌシノミコト>を考察する

はじめに

いつもご訪問いただきまして、ありがとうございます。

この記事は神話に出て来る神様について管理人なりの考察や思いを
記事とさせていただいております。
こんなふうに考えているひともいるんあだなぁ、、、と。
面白がって読んでいただければと思います。

今回は「オオクニヌシノミコト」を取り上げてみました。


オオクニヌシノミコトの神話プロフィール

大穴牟遅神(おおあなむぢ)、
大己貴命・大汝命(おおなむち)
於褒婀娜武智(おほあなむち)、大穴持命(おおあなもち)
大名持神(おおなもち)、国作大己貴命(くにつくりおおなむち)
八千矛神(やちほこ)
葦原色許男・葦原醜男・葦原志許乎/葦原志挙乎命(あしはらのしこを)
三諸神(みもろ の かみ)、大物主神(おおものぬし)
八戸挂須御諸命/大物主葦原志許(やとかけすみもろ の みこと/おおものぬしあしはらのしこ)、宇都志国玉神・顕国玉神(うつしくにたま)
大国魂神(おおくにたま)、伊和大神(いわ の おおかみ)
国堅大神(くにかためましし おおかみ)、占国之神(くにしめましし かみ)、所造天下大神(あめのしたつくらしし おおかみ)
地津主大己貴神(くにつぬしおおなむち の かみ)、国作大己貴神(くにつくりおおなむちのかみ)、幽世大神(かくりよ の おおかみ)
幽冥主宰大神 (かくりごとしろしめすおおかみ)、杵築大神(きづきのおおかみ)

実にたくさんのお名前があります
各地での呼称が様々であり、幽世に落ちてからの名や
同一とされる神名もあります

大国主命にまつわる神話は実にたくさんあります

因幡の白うさぎ、スセリビメやヌナカワヒメとの婚姻談
兄たちとの確執や少彦名命との全国行脚などをはじめ
出雲の国譲りに関する神話や三輪山のお話など
神話においてこの神様のお話がいちばん多いのでは
ないでしょうか?

出雲大社をはじめ祀られている神社も
全国にたくさんありますね

日本で一番多く祀られている神様は
八幡神(八幡宮)だそうですが
神話の多さでは大国主様でしょう(個人的に)

どう考察してもひとりとは思えない

ひとつひとつのお話を見ていくと
とても大国主命がひとりだったとは
思えないのですよね

それぞれの話の中の大国主命の
印象が違いすぎるのです
もちろん気が弱そうなところは
見え隠れするのですが

一般的な考察でも大国主命とは
役職名と言われることが多いですが
私もそうではないかと思います

お兄さんたちとのお話を読んでいると
大国主命さんだけ外国人のような
印象を受けますが
皆さまはどう感じますか?

さまざまな難を逃れて生きていく
様子を見ていると
頼もしさも感じつつも
出雲の王になった経緯も
素盞鳴尊のお嬢様と結婚したからですし

結局のところ
「世渡り上手」という言葉しか
浮かんできませんね(^'^)

各地の豪族とは戦いではなく
婚姻政策でつながりをもったことからも
争わずに調和することを常に考えた
平和主義の優しい神だったのでしょう

最終的には地底に沈んでしまうのですが
国を譲ることで「民を守った」
のではないかと考えております

民にとって主君が誰かよりも
同じ日常が送れるかどうかが
いちばん大切ですからね

さいごに

大国主命を祀られている神社は
たくさんありますが
少彦名命とセットで祀られている
神社も全国に分布しています

お近くにもきっと1社くらいは
大国主命を御祭神とする神社が
在るかと思いますので
是非、探してみてください

最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひまたご訪問くださいませ。





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