第八階層 テレビの衰弱と動画メディア

現代の若者はテレビを見ている時間とスマホを見ている時間どちらが長いのだろうか。私はスマホを持つようになってからテレビを見る時間が減った。Wi-Fiを繋いでからは朝のニュース以外でテレビを見ることはほとんどない。だいたいスマホでYouTubeなどの動画メディアを見て過ごしている。



テレビからYouTubeへ

スマホが普及するまでは通勤・通学の時にはガラケーでテレビを見て時間を潰す人が多かった。しかし、スマホが普及した2012年9月頃からは、通勤・通学の時にスマホでYouTubeを見る人が多くなった。

アメリカでは2013年、日本では2018年にデジタルの利用時間がテレビの利用時間を追い抜いた。



YouTube

【歴史】

2005年…2月14日に設立

2006年…10月9日にGoogleが16億円で買収

2010年…ずっと赤字だったこと経営が黒字化する(Googleアドワーズ広告)。7月30日に投稿できる動画の長さが10分から15分に延長された。12月11日にYouTubeのコミュニティガイドラインや著作権のルールを遵守する投稿者にのみ動画の15分というリミッターを外す。

2011年…4月に動画の収益化プログラムがが一般公開され、YouTuberが現れる。

2013年…3月20日にYouTubeの月間ユニークユーザー数が10億人を突破

2014年…7月にYouTubeか常時SSL化

2017年…4月7日に視聴回数1万回再生未満のチャンネルには広告がつかない、1万回再生以上のチャンネルには審査を行い問題がなければ収益化が有効になる。

2017年…6月23日に月間ユニークユーザー数が15億人を突破

2018年…6月21日に月間ユニークユーザー数が19億人を突破

【黒字化のシステム】

投稿者が動画を投稿→視聴者が動画にある広告をクリックする→広告主がGoogleに広告料を払う→Googleが投稿者に広告収入をだす。

広告料-支払う広告収入=利益

【日本で1番のYouTuber】

日本で1番チャンネル登録者数が多いYouTuberは「はじめしゃちょー」という人だ。チャンネル登録者数はなんと820万人以上もいる。

【違法ダウンロード】

2012年10月1日より、YouTubeのダウンロードが違法となった。

YouTubeに著作権侵害を繰り返すと、アカウントの削除と全ての投稿が削除される。

【YouTubeを使った商売】

社長自らが商品を紹介する企業は思っているより少ない、しかし、社長の顔が見える企業の方が株価は上昇傾向にある。そのため、最近ではYouTubeを使って商売を行う会社がでてきた。就活生のYouTubeは、企業名や社長名でヒットするようになってきた。


まとめ

YouTuberたちは、多くの人たちに見て貰えるように、日々いろいろな工夫をして動画をつくっている。ただしその中でも法やルールは守って「ユーチューバカ」にならないことが絶対である。