これから日本に帰国される方へ

2021年5月13日に、無事日本に帰国しました。
海外に在住の方は、ご存知の通り、日本入国の際の手続きが煩雑になっています。
必要書類等について、事前にしっかりと確認が必要です。

実際に経験した内容をまとめていますので、参考になれば幸いです。

まず、基本的な流れについては、ほとんど以下のツイート内容通りでしたので、
リンク先で内容を確認していただければと思います。


次に、私が帰国した際の条件は、以下の通りです。
必要書類やルール等は、実際のフライトの際には、更新されている可能性があるので、厚生労働省のホームページを確認してください。

日本入国日:2021年5月13日 (木)
出国地:アメリカ(アトランタ)
入国地:東京都(羽田空港)
航空会社:デルタ航空

事前準備について

以下、必要な書類です。

・陰性証明書 (証明書原本 & 日本政府が指定するフォーマットで、出国前72時間以内のサンプルを用いた結果のみ)
・健康カード
・誓約書
・スマホアプリ3つ (OEL, COCOA, Skype もしくは what’s app)
・ウェブでの質問表提出 & QRコードのスクショ

詳細については、以下の厚生労働省のサイトを確認してください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

上記ページでも確認可能ですが、個人的は、厚生労働省 検疫所のページが内容を把握しやすかったです。書類のテンプレ等のダウンロードも可能です。

特に、健康カードについては、検疫所のサイトでしかテンプレが見つからなかったので、注意してください。

https://www.forth.go.jp/news/20201101.html


デルタ航空の場合は、必要書類のうち、機内で記入可能なものの配布があり、機内で書類を揃えることも可能でした。

私の場合は、事前に準備していたので追加で書類を作成する必要はなかったのですが、不足書類がないかどうかの確認ができたので、助かりました。

個人的には、事前に準備していたほうが、スムーズだと思いますが、書類の準備を忘れていた場合は、機内での準備でも問題ないと思います。

ただ、陰性証明書については、事前準備が必須です。
また、入国までの一連の流れを考慮すると、少なくともスマホアプリとウェブでの質問表については、事前準備を済ませておいたほうが、いいと思います。

フライト当日について(デルタ航空の場合)

預け用の荷物と、チェックインを済ませるために、カウンターに向かいました。
ここで、パスポートなどと合わせて、陰性証明書の内容を確認されました。
必要事項を確認され、問題なければ、あとは普段通りのチェックイン手続きを済ませて、保安検査場に向かいました。

保安検査場での手続きについては、これまでと変わらない手続きでした。

飛行機搭乗の時間になると、搭乗ゲートのところで、必要書類の確認をされました。

「パスポート・チケット・陰性証明書・健康カード・誓約書・ウェブ質問表のQRコード」

アプリのインストールについても確認があったような気がしますが、はっきり覚えていないです。。

日本入国直後にも同じ書類の確認があり、ここではアプリのインストールについても確認されるので、事前インストールがスムーズです。

ウェブ質問表のQRコードについては、当日の座席番号を記載する必要があり、機内で作成する予定でした。

そのため、搭乗ゲートで確認された時は、QR コードを持っていなかったのですが、機内で作成予定であることを伝えると、問題なく搭乗できました。

機内の様子については、搭乗客自体が少ないので、フライト自体は快適でした。

食事のタイミング以外は、マスクの着用が必須となっており、普段はサージカルマスクを利用していましたが、今回はフライト用に購入していたN95マスクを使用しました。

どの程度効果があったかは、不明ですが、少なくとも精神的に安心感はありました。


入国時の手続きについて(羽田空港)

着陸して、15分程度は、機内で待機しました(空港側の受け入れ準備のためだと思います)。
上述のように、飛行機を降りてすぐに、必要書類の確認がありました。
ここでアプリのインストールをした場合は、時間がかかるので、避けた方がいいと思います。

以降の流れは、ツイートの内容と同様でした。
ツイートに記載通りに、かなりの距離を歩くことになります。
私の手荷物は、バックパックとショルダーバックだったので、そこまでしんどくはありませんでしたが、それでも通常の流れとは大きく違うので、注意が必要です。

今回の入国したタイミングでは、そこまで入国者が多くない印象で、着陸〜預け荷物の受け取りまでで、2時間30分程度でした。

隔離期間中について

私の場合、空港での検査も陰性だったので、事前に予約しておいた隔離期間中の滞在先へ、レンタカーで移動しました。

この記事を書いている時点で、残りの隔離期間は、1週間です。
そろそろ部屋の中にいるのも退屈してきましたが。隔離期間中の様子や注意点については、後日紹介できればと思います。

実際に帰国して感じたこと

今回は無事に入国できたので、良かったのですが、アメリカでの陰性証明書の取得時が一番緊張しました。
もし、陽性だった場合、飛行機に搭乗することすらできないからです。
政府の指定で、出国前の 72 時間前の検査が必須となっていますが、このタイミングでは、アパートの契約を切っていたので、滞在先がないのです。

ホテルへの滞在や、住んでいたアパートに連絡して、部屋を借りるといったことが必要だったかもしれません。今思い出しても、なかなか緊張しました。


気にしすぎかもしれませんが、空港での感染のリスクが気になりました。
私の場合は、報告されている重症化のリスク因子を持っていないこと、ワクチンを接種していることを考慮すると、そこまで神経質になる必要はないと思っていましたが、私自身がウイルスのキャリアになる可能性があるため、可能な限り、感染対策を実施していました(空港でのトイレの利用は避けて、機内で済ませておくなど)。

ニュースを見ている限りだと、空港で変異株が多く検出されているようですし、日本国内でも変異株が報告されているので、帰国者が持ち込んでいる可能性が高いのかなぁと思っています。
出国した場所にかかわらず(変異株が報告されている地域であっても)、同じルートを通っているようだったので(注意が必要な地域からの帰国者は、緑のプレート?のようなものを持っていました。)、その辺りのシステムが確立すると、より確実な水際対策になるような印象でした。

同じような視点ですが、空港のスタッフの方の人数に驚きました。
感染のリスクがある中で、空港での勤務を引き受けていただいているので、感謝しかないのですが、そういった方達を守るためにも、過剰なスタッフの方の配置は避けた方がいいのではないかと。あくまで個人的な意見ですし、必要な人数の配置だったのかもしれませんが。


いつまでこのような状況が続くか分かりませんが、今後帰国する方の参考になれば幸いです。


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