見出し画像

いっぱい絵とマンガ買った

コミティアという自主制作マンガの即売会に初めて行きました。コミティアはTwitterでフォローしている好きな作家さんたちが告知をするたびに、いつか行ってみたいな~と思っていました。
ただ小規模なものも含めてこういうオタク系即売会に1度も行ったことがない身としてはなかなかハードルが高く、気づけばコミティアへの興味を抱えたまま何年も経過していました。

東京ビッグサイトは忌まわしき就活イベント以来

今回は友人が数名出店するということと、うち1つのブースで僕の非公式グッズを販売すること、丸1日予定を開けられること、など精神的に行きやすい条件がそろったため足を運べました。お会いしたい作家さんがいるとか、買いたい新刊があるとかの動機だけでも本来は十分な筈なのですが、僕は何年もそれだけでは動くことができていません。

ハードルの高さの1つが、混雑です。コミケのせいでオタクイベントはとんでもなく混雑するというイメージがあって、人混みがイヤな僕はそれだけで行く気力がちょっと削がれます(コミケも行ったことないから実態を知らんけど)。
慣れない入場システムも行きづらさの要因だったかもしれません。コミティアに入場するにはティアズマガジンというカタログを購入しなければなりませんが、特定の書店で事前購入するのはほんのちょっと面倒くさい。というより僕の場合は、作家さんたちの「明日のコミティア出店します~」みたいなツイートを前日に見てから「明日あるんだ~行ってみようかな」と思う程度のめちゃくちゃ弱い熱意なので、たぶん事前販売では間に合いません。そのため当日販売で買うことになりますが、飛び込みでどの程度混雑するのか全く予想がつかなかったので、会場に行ったは良いものの入れない、なんてこともあるのかな?と不安になったりして、結局行かないというパターンを繰り返してきました。

今回は事前にコミティア経験のある友人から、飛び込みでも余裕で入れるという情報を得ていたので非常に気が楽でした。そもそも今までこういうイベントに参加するようなオタク達のコミュニティに属したことがなく、仲間や情報が不足していたことも腰が重い一因だったと思います。

当日会場で買いました

今回は友人のお使いも頼まれているし、人気な作家さんの作品はすぐに売り切れると聞いていたので、11時の開場に合わせてビッグサイトに乗り込みました。並ぶ人の多さと、慣れた動きのオタクが醸し出す独特の雰囲気に怯みながらも、丁寧な会場案内にしたがってスムーズにカタログの当日購入を済ましました。その際、念のため1万円を崩して1000円札を追加しておきました。作家さんたちは十分なおつりを持ち合わせていない場合があり、大きいお札は嫌われる傾向にあると聞いていたため、小銭と1000円札は多めに持っていきました。たぶんイベント慣れしてる人からすると常識中の常識なんでしょう。

早速、会場地図とにらめっこしながら、まずは早い売り切れが予想される赤井さしみさんのA01aブースに向かいました。会場は思ったよりも広く、目星をつけていた作家さんを回るだけでも苦戦しそうだなと思いました。コミティアってこんなにデカいイベントだったんだと驚きました。カタログを事前購入していれば会場地図に行きたい作家さんをマークできたし巡るルートも予習できたなーと気づいて、事前購入の大きなメリットを思い知らされました。初心者らしいミスをちゃんと経験しました。
しかしとりあえずLINE Keepに最低限行きたい作家さんのリストをメモっていただけでも偉いと思います。これにより素早く巡回でき、欲しい作品の売り切れはそこまで経験せずに済みました(それでも手に入れられなかったのはある)。

事前に準備しててえらい

作家さん本人から直接購入するのは初めての経験で、めちゃくちゃ緊張しました。目の前のこの人はすごい人だ、という畏敬の気持ちがあるからかも知れません。あとTwitterでの絡みがあればあるほど「新刊1つ下さい」と声をかけるときに手汗が半端じゃなかったです。相互フォローの方でブースに人が並んでいない場合は、勇気を出して名前を打ち明けてみました。自分から声を掛けたくせに、それはもう死ぬほど緊張しました。何を口走ったか覚えてないくらい緊張しました。
でも皆さん意外と認知してくださっていたし優しく対応してくれたし、作品が好きなことや感想や応援しています、を直接伝えられたのが嬉しかったし、声を掛けてよかったなと思えました(邪魔になっていなければ…)。サインをくださった作家さんたちも本当にありがとうございました。

背川昇さん
根田啓史さん

僕の非公式グッズ?のステッカーを売ってくれてた友だちのしゃふくんも頑張ってました。彼はデザイナーとして精力的に活動されていて本当に尊敬してますが、ステッカーは全く売れてないようでした。おい。

ステッカー売れてなかったよ?

知らない人の作品もゆっくり見て回りたかったですが、人の密度も流動性も高く、会場はバカ広く、のんびり見るには向いてなさそうだったので、最低限行きたいブースを回ったら帰ることにしました。

買ったものの一部

イベントじゃないとこんなに買うことは無いので、良い機会でした。帰ってから作品に浸る時間が良すぎました。一つひとつ紹介と感想を書きたいところですが、長くなりすぎて途中で諦めそうなのでやめておきます。総じて、初めての参加にしてはうまく楽しめたんじゃないかと思ってます。次は小規模なじっくり見て回れる即売会に参加してみたいです。

Fin.

この記事が参加している募集

個別にメッセージをお返しします。