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B1第5節 GAME1 B.LEGUE 2023-24 | 名古屋D VS 宇都宮


10/28   ドルフィンズアリーナ


⭕️注目ポイント

開幕7連勝と好調の名古屋。今節の相手は強豪の宇都宮。
昨シーズンは不本意な結果に終わったが、ニュービルとギャビンという、とんでもない補強に成功。ここまで5勝2敗とまずまずの成績。
名古屋は相性もよくないので、気合いを入れて臨みたい。新加入の4人は苦手意識はないから彼らに期待。
まずは初戦を取ってさらなる勢いを生み出したい。
当然かなりのスカウティングもされているので、意表をついてソアレスの先制パンチをくらわしてほしい!

⭕️試合結果


68-90

22点差での負け。

差がついたポイント
フリースローの数
名古屋 4/8 宇都宮 16/21
リバウンド数
名古屋34- 宇都宮43
ターンオーバー数
名古屋 18 - 宇都宮 13

⭕️選手にフォーカス

・齋藤


やはりオフェンスのリズムをつくる素晴らしいPGだと再認識。特に今日の試合の4Qをみてしまうと、アウトサイドシュートが入ることの強みはでかい。

・中東


アウトサイドシュートが好調で、ディフェンスでもニュービルについていた身体能力はさすが。
気になるのは、昨シーズン無双していたカッティングからのリム周りの得点があまりない点。
課題はパス。

・中務


久々に出てきても、短時間でも結果を出すのがベテランシューター。
さすがのメンタルと準備。チームに1人こういう選手が必要。

・若野


最年少出場&最年少得点記録更新。
ドルフィンズはユースに力を入れていて素晴らしい。
最初のシュートを決める強心臓。

⭕️試合内容


1Q
ファウルが多い。
オフェンスでは、ターンオーバーが多い。苦しい展開。
宇都宮のディフェンスがやはりいい。
一方、名古屋のディフェンスは宇都宮に攻略されている。苦しい。
宇都宮のインサイドが強い。スミスがファウルトラブルで力を発揮できない状態では、インサイドを制圧されている。
名古屋はレイパークスジュニアがいる時間帯はやっぱり良い。シュートタッチ好調を継続。
何とか宇都宮についていっている。
21-25

2Q
スミスのファウルトラブルが深刻。
引き続きインサイドで宇都宮が優勢。
宇都宮のオフェンスリバウンドが強過ぎて、蹂躙されている。
名古屋はオフェンスの連携がうまくいかず。連携がまだまだよくない。
そしてディフェンスでも押されている。
2桁点差が付いたが、中東のハッスルで何とか押し戻した。
しかしその後も追い上げられない。宇都宮のコントロールの中にいる。
だんだんと攻守ともに宇都宮が優勢になってしまった
全てのポイントで宇都宮に綻びがない。
ギリギリ40得点まで乗せたが、50失点はやられすぎ。
40-50

3Q
立ち上がりは互角の進行。
メンバーチェンジで齋藤、レイパークスジュニア、スミスが入ってから流れが変わった。連続得点で5点差まで詰め寄る。
このまま行きたかったが、ジェレットのディープスリーなどで、すぐに返されて2桁点差に戻されてしまった。
ここからは互いに譲らず。ミスも少なくなり、締まった内容で見応えはあるが、
差が縮まらず我慢の展開。
終盤にフランクスが4つめのファウルをしてしまい、4Qに負担を残した。
57-66

4Q
強固な宇都宮のディフェンスの前にタフショットが続く名古屋。そこからディフェンスが戻り切る前に崩されて失点を重ねる。坂本と伊藤が完全にマークを離されてパスコースがなくなる苦しい展開。アウトサイドシュートがないPGの難しさ。
そして序盤にスミスが4つめのファウル。ビッグマン2人が4ファウルで名古屋は追い詰められた。
インサイドで厳しいディフェンスが出来ず、ヘルプが入るとアウトサイドにキックアウト。宇都宮のオフェンスが好循環になり、そのまま名古屋のオフェンスまでリズムが狂った。

5分間で20-0のランを喰らうとは。これで勝敗は決まった。
68-90。

⭕️総評

完敗

まずはビッグマンのファウルトラブル。
それにより、インサイドの攻防で劣勢になり、リム周りを制圧された。
元々インサイドが強い宇都宮に対抗できなくなったのが痛い。

そして宇都宮のディフェンスに圧倒された。ボールがスムーズに動かない。
人も動けなくなる。
ターンオーバーが多く、スペーシングが悪くなっていく。
要因としては、ビッグマンのファウルトラブルとPGのアウトサイドシュート。
ビッグマン2人が4ファウルまで行ってしまうと、オフェンスも重くなる。
4Q開始から5分間、その状況でPGは坂本、伊藤で繋いだが、得点0。
PGだけのせいではないが、インサイドが制圧された状況で、PGを完全にフリーに近いくらい離したディフェンスをされてはボールが動かないし、スペーシングも厳しい。
結果ウイング陣もタフショットを打たされる。全てが悪循環。
なんとこの間20-0のランを喰らった。

ここの対策が明日の課題。GAME2でやり返すことが絶対に必要。できなければ、苦手意識を植え付けられてCSを迎える事になる。

連勝していて忘れかけていたが、名古屋Dはまだ未完成で課題の多いチーム。
12月頃までには仕上げてほしいと、散々言っていたのに、連勝が続く中で、どこかでこのままいけるんじゃないかと期待してしまった。
11月にはエサトンが復帰して、12月までにチームを仕上げて、年明けから快進撃というのが、想定していたシナリオ。

⭕️余談


ぎょうざ祭りを開催していたが、こういう企画をどんどんやってほしい。
今シーズンは集客が重要なテーマ。
ビギナーとリピーターが大事。
今回は会場の中に入らなくても、餃子だけ楽しめるのもポイント。バスケ会場のそばに人が集まるだけでも意味があると思う。
物販コーナーが外にあってもいいし、トイレも仮設で置くとか。
ドルアリの前の広場、無駄に広いと感じていたので、キッチンカーだけでなく、毎回もっと何かやるべきでしょ。

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