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今のうちにテュルク諸語に触れとこう

ここ最近、テュルク諸語と直接関係のないジャンルの文献を読んでおりまして、自分の専門ってなんでしたっけ状態になっておりました。が、40年以上も生きていればそういうことはよくあることなのでしょう(しらんけど)。トルコ語一つだけ、あるいはアゼルバイジャン語だけに時間を割くということはなかなかできなかったりします。

ただ、これは自然な流れなのだろうと思います。というのは、長く生きればその分だけ外界からの刺激を多く受けることになるわけで、トルコに多少でも長く滞在する手段になればと思って10年以上前に藁をもつかむ思いで始めた日本語教育の勉強が、後々役に立ったりするというのはその最たる例でしょうし、今年の初頭から受講しているペルシア語の継続もその一環なのでしょうし。

しかしペルシア語、壮大なる野望とはうらはらに…数詞に大苦戦中です。なんともいってもあの数字が…まあ勉強不足だからこそなのですが、たとえば"7"と"8"、どっちがどっちだったかまだ混乱してしまうありさまです。あと4と6あたりも混同してしまってるくらいにはセンスないなと自己嫌悪に陥ったりしておりますけどもね…

۷ … 7
۸ … 8

下に向いたら"haft" (7)…

هفت 

上を向いたら"hasht" (8)。

هشت

覚えろ覚えろ、自分…というノリでやっているところです。

とにかく手を動かすというか書いて書いて覚えていくという作業は考えれば小学校からずっとやっているわけで、その基本作業は何年たっても何歳になっても変わらないのだろうなと思います。一方で、こんなことやっててええんかな…とふと思ってしまう自分もおりまして、まあしかし心の余裕があるうちに語学は身に着けておいたほうがよいのだろうと自分を納得させようとしている昨今です。

懐かしいアンカラ、クズライ交差点あたりの風景です。

しつこいようですが、秋以降はかなり時間と気分に余裕がなくなることが予想されまして、ペルシア語のレッスンは受けられないだろうなと思います。だから、今のうちですよね…そして、あれだけ課金したテュルク諸語『星の王子さま』蒐集、とりわけ寄付までやったノガイ語版のテキストの電子化もまた、今のうちにやっておかないといけないな…と思って、今日は遅い起床ののちぽつぽつとそういったことをやっておりました。急に忙しくなるということもまた人生においては十分あり得ることで、また冷静に考えたら今週は東京遠征も控えているのでありました。

東京には何をしに行くって、それはもうもちろん「テュル活」に決まっているのです。ひとくちにテュル活といっても公的なものから私的なものまで、その活動内容は広範囲に及ぶということは界隈ではよく知られていることではあるのですが。

今週半ばからしばらくはnoteでも書くネタには困らないなとは思いつつ(それらについてはこうご期待ということで!)、今日はノガイ語テキストをひたすら取り込もうと思います。どうぞみなさまもよい週末を。

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