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なんでもお金をかければいいわけでもなかったね、という話

今回の話は、ちょっとニッチなテーマだとは思いつつ。

若かりし頃、文の構造を図で示すということをよくやっていました(今もまあやるんですけど)。それで、2000年ごろくらいまではワープロソフト(具体的には、Microsoft Wordですね)に内蔵されている図形描画機能を使っていたのですが、どうも書いていてベジエ曲線が美しくないなとか、あまり本質的ではないところながらやや不満を感じていた時期がありました。

それで、有料のソフトウェアでもいいから手ごろな価格帯で何かよいものはないかと探していたのですが、当時たまたまCorelDraw Essentialsというソフトに出会いまして、使い勝手がかなりよかったこともあり、ある時期まではかなり愛用していたことでした。

上記リンクがそれなのですが、どういうからくりだったかは忘れましたが当時購入した時にはもう少し安価で入手できた気がします。7000円台で購入できた記憶があるのですが、その後値上がりしての上記価格なのか、あるいはアカデミックディスカウントを適用してもらったのだったかどうだったか。

ただこのソフトウェア、MacOSのほうでは対応していなかったのですよね。奇しくも2015年あたり、トルコに行っていたころですがこの時の仕事用のメインPCがMacBook Airに代わったのです。そんなわけで、上記ソフトは当時愛用のPCでは使えず。

困ったねどうしよう、と思っていたところに、どなただったかは覚えていないのですが、教えていただいたのがLibreOfficeのドローソフトでありました。

いやもう、これで十分でした。自分の描きたい文の分析の「お絵描き」は、このソフトだけで十分実現できるな、と。CorelDrawとは細かいところで使い方が違ったりもしていた気がしますが、ともかく慣れればまったく問題なしでした。

もうちょっと早い時期にこのソフトのことを知っていればな、と一瞬考えたりはしますが、まあこればっかりは後付けで言っても仕方のないこと。CorelDrawのほうにもその節はずいぶんお世話になりましたしね。いっぽうで、コストがかからないにこしたことはないわけで、とりわけ仕事道具まわりのことは普段からいろいろとリサーチをかけておこうな、と改めて思う11月の初日でありました。

なお、この記事を書いていて、LibreOfficeさんに「タダ乗り」することを推奨するようなテイストの文章になってもいかんなと思いましたので、少額ながら寄付を先ほどいたしました。こちらが証拠画像キャプチャであります(我ながら、なんのアピールだか)

みなさんもご使用の際には、ぜひ寄付を検討しましょう!
ありがたいソフトウェアの提供元ですんでね…

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