ちょいとアゼルバイジャン語文法の話:受身と再帰
写真は、研修中に板書した内容の一部です。さて、何の話をしているのでしょうか。
さようでございます。いわゆる「態」(ヴォイス)の話。
アゼルバイジャン語でも、使役、受身、再帰、相互という「態」に関与するカテゴリーがありまして、この板書では再帰形の話が最初に用意していた教科書では今一つ伝わらなかった(+教科書で適切ではない例を出してしまっていた)ので、そのあたりを補足・修正したものというわけです。
この板書の意図は、時として受身形と再帰形が動詞だけを見ると同じ形式をしている場合があって、かつ受身と再帰自体、意味的な共通性もあるからややこしいのですよね、というところにあります。
もちろん、両者には意味的な区別があります。
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