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ベルセルクと僕

最近、YouTubeのおすすめ欄によく

岡田斗司夫さんの切り抜きが出てきて

ついつい見ちゃうのですが(見ようとしてる)

本当の感動についてのお話が印象的でした。

涙を流すことだけが感動ではない。                  心を強く打ち、いままで体験したことがない              何と表現したらいいのかわからないものが感動なんだ

そんな記事に出会いました

必要なもの

人間はみんな

現状を捨てることを

変わることを嫌う生き物です。

それは、「習慣」という人間が持つとても強力な武器が

使えなくなることを本能が嫌がるからだと、僕は思います。


ゆうなれば後ろ髪を引かれることに耐えられないのです。


ですが、場合によっては耐えなければならない時、

耐えるしか選択肢がないことがあります。

そんな時を経験することが出来た

不幸な人、別の言い方だと幸運な人のみが見つけられるものが

本当に自分に「必要なもの」です。

人の影響を受けやすい僕

かくいう僕も、そんな体験が出来た「幸運な人」だと自負しています。

人によって、そんな時に出会う「必要なもの」というのは

きっと多種多様なのでしょう。

僕にとっての「必要なもの」は物語でした。


登場人物の生きざま

あえて名前は出さないことにしますが

とてつもなく有名な漫画にその時僕は出会いました。

長編にもかかわらず、次へ次へと進んでいくうちに

2日目で最終巻にたどり着いたほどでした。


ある死闘の中、主人公は言いました。

祈るんじゃねぇ。手がふさがる。お前の持ってるそれはなんだ。        三浦健太郎 ベルセルク

死闘のさなかに放った言葉ですが、僕に言っているようにしか

見えませんでした。

そうだまだ生きているんだ。

長い間忘れていたかのように、生きていることを認識しました。


あるお姫様の問いに団長は答えます

生きてしまったから仕方なくただ生きる、そんな生き方俺には耐えられない     三浦健太郎 ベルセルク 

姫様とパーティーを抜け出し、噴水の前で二人きりという

シチュエーションの中、放った言葉です。


そうだ、僕も想像が出来てしまう未来が嫌で新しいこと、        経験したことがないことを夢見て走ってきたんだった。

これらの言葉を、名シーンの数々を残してくださり、

本当にありがとうございました。

遅くなりましたが、ご冥福をお祈り申し上げます。

ベルセルクのおかげで生き抜くことを

心に決められました。







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