2016年に購入したリモワのスーツケースを、リモワ直営店で修理してみた。
2024年5月に、韓国のLCCチェジュ航空で、韓国の釜山経由でシンガポールから、日本に本帰国しました。
シンガポールから釜山経由福岡への帰国については、こちらの記事で。
今回、本帰国で使用したリモワのクラッシックフライト(品番:971.70.00.4)、サイズは、75cm x 51cm x 26cm(76L)。
2016年3月に1,320シンガポールドル、当時の為替レートで日本円約11万円、マリーナベイサンズのリモワ直営店で購入したものです。
現在のリモワのスーツケースのオリジナルやクラシックのラインナップに、このサイズが無く、個人的にはこのサイズが使い勝手が良いので、きちんと修理したいところです。
ネットでリモワのスーツケースのキャスターとハウジングの修理費を調べたところ、
リモワは、現在スーツケースなど生涯保証ですが、購入時の2016年は5年保証でした。保証書はあるので、リモワの直営店で修理をお願いする事にします。
福岡国際空港で受託手荷物の受取
福岡国際空港の受託手荷物受取所で受け取ったところ、スーツケースが破損していました。
破損箇所は
キャスターとハウジングの破損
数カ所、凹んだ
角のプロテクターやハンドル部分の擦り傷
ということで、福岡国際空港手荷物受付所のインフォメーションカウンターで、補償について確認しました。
航空会社の受託手荷物補償は、スーツケースの傷や凹み、キャスターの破損は免責対象で、補償できないそうです。
今回、シンガポールからの本帰国の航空券は、会社が用意したもので、旅行保険に入っていませんでした。カード会社とも交渉しましたが、クレジットカードの付帯保険の対象外で、自腹となりました。
チェジュ航空からは、お詫びとして1,000円を受け取りました。
リモワの会員登録と製品登録
リモワの直営店に修理を依頼する前に、2016年に購入した時に忘れていた製品登録を行います。
リモワの会員登録と製品登録は、こちらのリモワのサイトのチュートリアルに従って、登録します。
製品番号は、トランクのサイドに記載されている17桁の番号です。
製品を登録すると、自分のアカウントに、登録したスーツケースの情報が、次のように表示されます。
2016年の購入した時に製品登録を忘れていたので、[保証期日]が、2018年12月31日になっています。どちらにしても、購入から5年以上経っているので、保証期間の対象外です。
RIMOWA Store福岡で修理
修理をお願いする店舗は、福岡の繁華街天神西通りの路面店RIMOWA Store福岡。
博多駅の百貨店阪急博多にもありますが、今回はこちらで修理をお願いします。
修理の依頼
まずは、店内でスタッフが、スーツケースの破損箇所を確認します。
修理箇所を確認すると、修理金額と修理期間の見積もりが出ます。
このスーツケースはすでに廃盤商品で、店頭での修理対応ができず、修理工場での対応となり、約1ヵ月かかるそうです。
また同じグレーのキャスターの修理部品の在庫は無いので、互換性のある現行品クラシックと同じ、黒いキャスターとの交換になるそうです。今回はサービスで残りの3脚のキャスターも、交換するキャスターにあわせて、現行品の黒のキャスターに無償交換してくれることになりました。
修理費用は、工場から自宅への配送料を含めて
修理代 7,000円
配送料 2,000円
消費税 900円
合計 税込9,900円
修理が終わった後、配送業者に代引きで支払います。
次に製品登録を確認してもらいます。先日、ネットでユーザー登録と製品登録しましたが、店舗のシステムには登録されていませんでした。
改めて店頭でユーザー登録と製品登録、修理依頼を登録してもらいます。また保証書も確認します。
保証書は、内張の中に仕舞っていましたが、内張を開けてみると、中の接着剤が粉状に劣化して、すごいことになっています。
5年の保証期間は過ぎているので、保証書の確認は念のためだそうです。
納期は大体1ヵ月、修理完了後に修理工場から直接配送されます。
自宅への配送
5月30日に修理を依頼して、6月4日に修理の完了と発送の連絡が、メールで届きました。
6月5日、佐川急便でスーツケースが届きました。修理費用の9,900円を代引きで支払います。
スーツケースは、きちんと段ボールで梱包されています。段ボールの中のスーツケースも、傷がつかないようにエアパッキンで包んでありました。
壊れたハウジングとキャスターはもちろん、壊れていない6本スポークタイプの旧型のキャスターも、現行品のロゴマークの入ったディッシュタイプのキャスターに交換されています。
色も、現行品のクラシックのキャスターは黒ですが、オリジナルと同じグレーのキャスターで交換されていました。
リモワ直営店で修理した感想
リモワの修理が即日でできるスーツケース修理業者より、時間はかかりますが、半額以下で修理出来ます。修理工場から自宅への発送までしてもらえるので、修理完了後、取りに行く必要もありません。
また、今回は廃盤商品でオリジナルの部品が無かったため、現行品の互換品で全てのキャスターを新しくしてもらえました。
修理の依頼の際に、改めてきちんとユーザー登録や製品登録、保証期間の確認なども行えます。
そのとき、今後の保証や、国外で破損した時の修理対応などについても、スタッフからきちんと説明してもらえます。
個人的な感想ですが、修理業者に依頼するより、正規のリモワ直営店で修理をお願いした方が、安くてきちんと修理してもらえると思います。
シンガポールを拠点に東南アジアの最新情報をインスタグラムで発信中です。
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