シンガポールから本帰国:金海(キメ)国際空港でトランジット
2024年5月、シンガポールから本帰国することになりました。
シンガポールの労働ビザのSpassの基準が、2023年9月に変更になりました。
以前と一番大きな違いが、SpassもEPと同じように年齢毎の最低給与と経歴などのポイント制に変更された点です。その変更により、残念ながら、年齢と最低給与の基準がクリア出来ず、本帰国となりました。
帰国便は、会社との契約で会社負担ですが、バジェットエアラインしか選べないので、福岡への帰国はシンガポールエアラインの福岡直行便ではなく、チェジュ航空の釜山経由便となりました。
シンガポールから釜山経由福岡行きのレポートします。
シンガポール発釜山行き
チェックインの前に
チェジュ航空の出発ターミナルは、チャンギ国際空港のLCC専用のターミナル4です。
出発が0時35分なのでなので、チェックインする前に、まずはチャンギ国際空港のショッピングモールJEWEL CHANGIで、腹ごしらえします。
夜10時まで開いているお店や、フードコートなど24時間営業のお店も多く、深夜出発便の場合、出発前にしっかりしたご飯が食べられます。
シンガポール最後の食事は、SHAKE SHACKでチーズバーガー。
こちらは10時30分まで開いています。
10時過ぎでも、かなり混んでいます。
ターミナル4は、LCC専用のターミナルなので、買い物できるお店の数がかなり少ないです。もし、お土産などで買い忘れた品があれば、ここで購入をお勧めします。
チャンギ国際空港ターミナル4は、メインのターミナル1、2、3からは、かなり離れています。
JEWEL CHANGIのバスターミナルから、ターミナル4まで無料バスで、およそ5分ほどで到着します。
空港到着後、ターミナル4とメインのターミナル1、2、3間を移動する場合も、空港内を無料バスで移動になります。
シンガポール出国
チェジュ航空のカウンターでチェックインと、手荷物を預けます。
チェジュ航空のFLYBAGは、受託手荷物は15kgまで無料で預けいれられます。
今回、勤務先の契約の旅行会社経由で航空券を手配したため、チェジュ航空のアプリで予約コードが確認出来ず、追加の付加サービスが購入できませんでした。
旅行会社にも付加サービスの購入を依頼しましたが、こちらでも出来なかったので、チェックインカウンターで超過分をカードで支払うつもりでした。3kgほど超えていましたが、超過分の請求はありませんでした。
チェックインが終わったら、出国ゲートへ移動します。
チャンギ国際空港のターミナル4は、メインターミナルの1、2、3と異なり、出国ゲートのパスポートチェックの前に、手荷物検査があります。
飲み物などはここで廃棄します。
ちなみにターミナル1、2、3は、出国ゲートの後、各出発ゲートで手荷物検査があって、飲み物の機内への持ち込みが出来ません。
出発ロビーで
出国ゲートを通過すると、すぐ出発ロビーです
24時間のLCC専用のターミナルだけあって、出発ロビーはかなり広く、電源タップが用意されたソファなど、休憩スペースがかなり充実しています。
ターミナルの2階には、24時間のフードコートもありますが、この時間(シンガポール23時)では、ほぼ食事できるお店は閉まっています。
24時間オープンは、バーガーキングなどのファストフードのお店です。
今回、釜山まで5時間の飛行で、LCCなので機内サービスも無さそうなので、事前に2階のセブンイレブンで飲み物を購入しておきます。
こちらのセブンイレブンは、飲み物や食べ物などかなり充実しています。
チャンギ国際空港のターミナル4だけ、出国ゲートの前に手荷物検査があるのは、LCC専用ターミナルなので、搭乗前に機内での飲み物や軽食を購入する必要があるからかもしれません。
飛行機へ搭乗
機内の座席は、こんな感じです。
エマージェンシードアの席なので、足元が他の席よりかなり広いです。
フライト中に、飲み物などの無料サービスはありませんでした。事前にセブンイレブンで、ミネラルウォーターを購入しておいて正解でした。
金海(キメ)国際空港でトランジット
金海国際空港には、定刻より15分ほど早く到着しました。
飛行機を降りて通路を歩くと、こんな看板がありました。
地上スタッフにパスポートと次の福岡便のチケットを確認してもらいます。
地上スタッフと一緒にトランジットゲートに向かいます。
手荷物検査
トランジットゲートの手荷物検査場に到着です。
先ほどのチェジュ航空の地上スタッフが連絡すると、5分ほどで検査員がやってきました。
自分一人のために、手荷物検査をお願いします。
チャンギ国際空港で買ったドリンクは、まだ飲みきっていませんでしたが、ここで廃棄します。
出発ロビーで時間潰し
手荷物検査場から2階に上がると、出発ロビーです。
ここで、付き添ってくださったチェジュ航空の地上スタッフとお別れです。
これから搭乗時間まで約4時間のトランジットです。
まずは、空港内の無料WiFiにアクセスします。
次にイートインスペースが充実しているDELI CAFEで、カフェラテとサンドウィッチで朝ご飯です。
WISEのデビットカードのUSドル口座から支払います。こちらのタッチパネルのオーダーマシンは、韓国語しか対応していません。画面の写真から、飲み物を想像して、オーダーします。
席に座って分かりました、中のカウンターでもオーダー出来ます。
金海空港の国際線出国ロビーにあるカフェやレストラン、コンビニは
カフェでご飯を食べた後に、SKY HUB LOUNGEで試しに聞いてみたら、ANAのゴールドカードで無料で利用できました。
ANAのサイトの[ANAラウンジサービス(国際線)]には、こちらのラウンジは記載されていません。
ただし、ここのラウンジは無茶苦茶混んでいます。
空いている席を探すのも、ビュッフェで食事を取るのも一苦労です。
金海空港には、三つラウンジがありますが、KALラウンジとエアプサンラウンジは、KALかエアプサン、もしくは提携の航空会社のエアチケットを持っている方しか利用できません。
実際、プライオリティパス所有者が利用できるラウンジはここだけのようです。
正直、金海国際空港で約5時間のトランジットはかなり大変でした。
理由は
休憩スペースが椅子のみで、数が少ない。
スマホやPCを充電出来るコンセントが、ソファの近くにない。
充電ステーションで使用できるコンセントが、韓国のCタイプで、AタイプのACアダプターだと、変換プラグが必要になる。
もしくは、USB Aタイプか、無線充電で充電する。空港内のWiFiが遅い。チェジュ航空の出発ゲート、12番、13番ゲートのエリアでは、WiFiが繋がらない。
プライオリティパスのラウンジが狭くて、混んでいる。
チェジュ航空の福岡行きの出発ゲートの12番ゲートは新設のビルのようで、シンナーの匂いで気分が悪くなる。
釜山に詳しい方なら、一回韓国に入国して、時間を有効活用した方が良いと思います。
釜山発福岡行き
釜山から福岡への機内は、こんな感じです。
福岡までの飛行時間は、約1時間。あっという間に到着します。
福岡国際空港の入国カウンターで、帰国の住民票の登録の際に必要な入国スタンプを押してもらいます。
手荷物受取所で、預けた荷物を受け取ります。
預けた荷物が、シンガポールから釜山を経由して、福岡まで無事に届くか心配でしたが、やっぱり、事件が起きました。
リモワのスーツケースのキャスターが、一つ壊れていました。
空港のインフォメーションカウンターでは、キャスターの破損は、航空会社の免責対象で、航空会社からの補償がないそうです。
旅行保険に入っている場合は、旅行保険会社に破損の申請書を提出すれば、補償してもらえるそうですが
今回の旅行は、会社の旅行会社の手配で、旅行保険に入っていないので、自腹で修理となります。チェジュ航空からは、お詫びとして1,000円頂きました。
やっと日本に帰国しました。
シンガポールを拠点に東南アジアの最新情報をインスタグラムで発信中です