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ふたりのなれそめ 完結編

まさみが茅ヶ崎に引っ越してから、定期的にともみの店に遊びに行くようになり、まさみのオープンなキャラクターのお陰ですぐに打ち解けた。仲良くなりたいな~とお互いに心の中で思いながらも、いわゆるお客と店主として良い関係を続けていた。

2022年の秋。
ともみが行った映画上映会のマーケットにまさみのうさぎぼうしんぶんを出展したり、うさぎぼう×フードベースのコラボしんぶんの話を始めたりと仕事の話をする為に、少しずつ会う機会も増えていた。

そして運命の2023年春。
ひょんなきっかけからまさみが店を手伝うようになる。
色々と話をする関係になっていたとはいえ、全く予想もしない出来事だった。だけど、お互いのパズルのピースがパチッとはまったような感覚がしてありきたりな表現だけど本当にその通りだった。
当時、二人ともに色々な事情があったので、それぞれがお互いの存在に本当に助けられたし、一緒に仕事を始めたことで良い方向に向かっていくような、ワクワクする感覚が二人ともにあった。

店を手伝ってもらうだけでなくて二人で何かしたいね。という話が出たのも割とすぐで、試飲や試食も絡めて空間を作り、店で提供できたら楽しい!という話が出たものの、飲食店ではないので別の場所を間借りしてやるのはどうか?という話で盛り上がった。だけど行動にはうつさずに時間が過ぎていったから、お互いの潜在意識でしっくりきていなかったのだと思う。

そんな時。突然神のお告げが降りてきて、これしかない!という形で活動がまとまった。
ちなみに、うふふという名前については、上に書いた間借りして行う活動について話していたときに「私たちのうふふな計画どうしよう〜?」とたまたま言った言葉に対してうふふって言葉、いいね!屋号はBarうふふだ!という感じでキャーキャーと盛り上がって決まったもの。

そしてそこからは猪突猛進。なんの迷いもなく春のうふふ公開まで突き進んだ。元々はバラバラの二人。 公開までは山あり谷あり大変だったけど、二人とも諦めるということは全く考えられなかったし、とにかくやろう!という強い気持ちで導かれるように進んでいった。

そんなことで二人はうふふという形で一緒に活動している。これからどんなことが起きていくだろう。と楽しみだし、そんな二人のワクワクを誰かに共有できると嬉しいな。

うふふ

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