こんな夜にお前に乗れないなんて

 時々、衝動的に思ったことを綴りたくなる時がある。そんな時にnoteという媒体があるのは僕にとって幸せ。勝手に何か思ったことを書いても、誰かに読んでもらえる可能性があるし、そうでなくても頭の整理に繋がるから。

 先週の雨で、なんか思い出したのは、忌野清志郎さんの「雨上がりの夜空に」。バイクだという解釈はまあ歌詞の上で、その実は好きな女の人に会えなくて、遊べない皮肉。下ネタも存分に織り交ぜた清志郎さんの世界。

 何にやられたのか分かんないけど、何か致命的なこととか喧嘩があったんだろうなあ。雨は比喩で、よくないこと。きっかけも内容も分かんないけど。すれ違いとか仲たがいとかそんなやつ。いつもと違う感じ。やらかしちゃったのかなあ。まあ人間やらかすこともありますわな。

 清志郎さんのどこまでも笑い飛ばす感じが好き。タイマーズは世代じゃない。でも、その歌詞には、音楽には、僕らを惹きつけるものがある。それだけ彼らの音楽がほかにないものなんだ。青春パンク。多くの少年と、そこまで多くない少女が通る道。

 ストレートな感情、性欲、戸惑い、そして笑い。生きていく上での全てですが、それを全部表すことが難しくて悩んで考えてもやもやする。清志郎さんは、僕らのそんな思いを隠さずに唄ってくれている。そんな人たちは多くない。甲本さんと峯田さんくらいかな?

 「雨上がりの夜空に」は、そんな気持ち。最近雨が多かった。雨が降るとジョギングも出来ないし、気持ちもそこまで上がらない。気圧で頭は痛くなる。ちょっと寒くて、久しぶりにパーカーなんか着た。上がったあとの空が早く見たいものです。

 

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