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回顧録:雨で蘇るのは記憶



昨日スーパーの前にあったダイヤモンド💎


君 永遠

慕う



匂い

少しの陽光に あなたが 現れて
昨日の 僕を 抱きしめた

淋しさで硬まった 
見えない薄曇り
空はもう 
友達で無いと
僕に 知らないふりをする


今日の降り始めはいつか 知らないけれど

雨が降ると
空気が 凛として
地面が 光り 
植物は 水を弾いて 艶やかになる

こんな素敵な 始まりに
誰に向かって言うか 知らないけど
心から ありがとう


僕の心の中 あなたは
こんな日も 微笑んで
好きだと言った




一人
いや 二人
歩いて
息をしよう
濡れるのに
嬉しそうなんだ


今日も寒いから
コートを着て


午後になったら
街まで行くから



もう一回
会いたいな


太陽にまだ木々の枝が届かない
時間が経てば日が沈む。枝は熱を帯びるだろう




まだ
自分の気持ちに 気付かない頃
向かい合って 話しもできた
あどけなく 子供みたいに 笑い
歌い 絡んで遊んだ

そう
何でもなかったのに
楽しかっただけの なんでもない日々は



どんどん
離れられなくなった


君の
全てが 磁力みたいに

目を閉じても 現れる




だから

忘れることが 辛過ぎて

いなくなったことが 痛すぎて



世界が一変した時も

僕が
消えてしまう方が 良かったのに




目覚めると 自分を憎み
責め 壊そうとした


長く耐えた日々
でも
でも だからこそ そんな時間の全てが
僕を保護し 愛おしんでいてくれた事
死なずに また ちゃんと希望をもたらし
再び会えるからと 教えてくれた天使たち



消えたはずの 影

全部 過去というフィルターで
隠しておこうとしただけで 消えはしないし
忘れはしない


二人とも 大人になって

今度はね
あなたの 真実の美しさを 綴る友人として
そばに いてもいいかな




慕う

永遠


好きは
変わらない



また会おう




20240425  teo









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