お弁当とポイ捨て+α



ポイ捨て。それは無くなる兆しが見えない行為。




お昼ご飯に近所のスーパーへお弁当を買いに行った。今日は天気が良くて暖かくしかも休日。絶好の行楽日和といった感じだった。



チーズハンバーグとカニクリームコロッケがおかずのお弁当を手に取りレジに向かった。僕はカニクリームコロッケが好きなので「あざっす!」という気分で買い物を終えスーパーを後にした。



スーパーに面している道を歩いてすぐにふと足元に落ちているものが気になった。



それは




メビウスライトのボックスがきれいに展開されたものだった。




そう。タバコだ。しかしなぜなのか。




なぜきれいに展開しておいてポイ捨てするのか。



全くもって謎だ。



ポイ捨てなんて一連の動作は『ポイ』の1しか存在しないし付け加える要素があるのなら家で捨てるだろう。




道に落ちていたことで歩行者や自転車のタイヤに踏まれて展開したのではないかとも考えたが、それにしてはきれいに展開されているのが不思議でしかない。




そう完璧な展開なのだ。数学の教科書に載っている直方体の展開図。あれだ。あれがメビウスライトという服を着て教科書から飛び出したものの、そのまま道に落ちてしまったためにメビウスライトのボックスのきれいな展開が道落ちているという状況になっていたのではないだろうか。




ここまで妄想で形作らなければあのきれいな展開はありえない。



※きれいな展開を連呼しているが本当にきれいな展開だったためにきれいな展開という言葉を使わざるをえないのだ。




メビウスライトのボックスのきれいな展開。




今日これがなぜこのような姿になっていたのか。その真実は誰にも分からない。賽の河原の主に会わない限りは。




しかし、僕には今日分かったこと2つある。




1つはポイ捨ては改めてダメだということ。





そしてもう1つは…






カニクリームコロッケ。






マカロニが入ってたほうが好きだということ。











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