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論文マラソン32 塩川京子「逝った画家たちへの恋文抄」
さて、本日2本目は 塩川京子さんの「逝った画家たちへの恋文抄」(『美術京都』22号、1999年1月)です。読みやすいエッセイ調です。
構成:
はじめに
冨田溪仙様
福田平八郎様
土田麦僊様
福田平八郎が昭和17年に言った言葉を引いておられるのですが、
「そこに古典化された伝統がある。そうした伝統を最初に作った人は、いろいろ研究してあゝでもないこうでもないと苦心した末、結局一つの色や形を突きとめたのだと思う。それまでの経過が非常に貴重な経験なのだ。(略)どうしてそんな色や形に昔の人が辿りついたかを、今の人間も一応は辿って行くべきだと思う。」というのが、画家だけでなく、研究でも論文書きでもそうだなあとグッときました。
18分
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