見出し画像

犬と暮らすということ②

ハスキーmixの犬と出会い数年がたちました。

僕のところにもついに犬が来ることになったんです。


黒いふわふわのかたまり

きっかけは、知り合いの知り合い(もはや他人)の方のところに犬が数頭生まれたんですね。けどもらい手がいなくて、ゆずり受けることになったからです。(※細かいけど、犬を「〜匹」っていう表現が苦手。「〜頭」のほうがいいです。)

初対面の日、3頭の子犬、いや赤ちゃん犬がプラスチックのかごのようなものに入っていました。

これが犬たちと出会った時の状況でした。

クリーム、黒ぶち、黒の3頭が僕をみています。かわいいっていう表現に安っぽさを感じるくらい、かわいすぎるんですよ。

その中から自宅に来た子は、黒い子犬です。実際に来たのは初対面から数週間たってからでした。すぐに迎え入れると、母犬たちとの交流が途絶えるため、成長過程に影響が出るからです。

来た時は生後1ヶ月半くらいだったかな。

黒いふわふわのかたまりが家にいます。
家族が増えました。パピヨンとコーギーのmixです。

大きさはコーギーくらいで、スタイルや毛のツヤはパピヨンって感じ。
(犬と暮らすということ①で書いたのですが、昔は黒いラブラドールレトリバーに恐怖を感じていたのに。)

よく見ると、犬って黒いだけで愛嬌があるんですよね。


生活スタイルが大きく変わった

そこからは日々、犬に関して勉強です。
しつけ、ドッグフード、散歩、動物病院、、

子犬なので一日4-5回くらい、ごはんは与えていたはず。

トイレシートの交換をしてもすぐに引きちぎったり、う◯こを食べてしまったり、そこら中のモノをかんでボロボロにしたり。怒涛の日々がすぎていきます。

ワクチン接種が完了するまでは、抱っこをして近所を歩いたりもしました。免疫がしっかりするまでは、通常の散歩はさけたほうがいいですね。

犬との暮らしを始めるまでは、「理想の犬との暮らし」みたいなものがあったんですよ。
どんなものかっていうと、
車にのせてドッグランへ行く。そしてドッグカフェでのんびり。

しかし現実は、まず車がありません。しかも当時は免許すらありませんでした。そしてインドア人間。見事撃沈。

理想は理想であって、現実はそんなものなくても充分満足です。
愛犬が自宅にいてくれるだけで、それ以上のものは必要ありませんでした。
毎日普通に散歩に出れば、犬も満足。

犬がくるまでは自分目線で暮らしていました。起床時間、休日の過ごし方、外出時間などなど。
犬との暮らしが始まってからは、犬が起きる時間、散歩、排泄、ご飯の時間などなど、犬中心、犬目線の暮らしにシフトチェンジしましたね。

そういう意味では僕は犬との暮らしが合っていたのかもしれません。
もし僕が外交的で、友人もたくさんいたらそれどころではないでしょう。はじめは面倒みてても、だんだん距離がでてくると思います。


悲しい現実を目の当たりにする

これも新たなきづきでした。

犬と暮らすイコール

・ペットショップで買う。
・ブリーダーから買う。
・友人、知人からゆずり受ける。←僕のケースですね。

しか無いと思っていました。

当時は本当に全く知らなくて、はずかしい限りなのですが、

保護団体からゆずり受ける

という選択肢もあります。

ペットショップで買ったものの、身勝手な理由で捨てられてしまい、亡くなってしまう子たち。
運良く見つけられても、引き取り手が見つからず、保健所で安楽死させられてしまう子たち。
ペットショップに流通させるために「パピーミル」と呼ばれる劣悪な環境で繁殖をさせられ続ける子たち。

このような悲しい事態を防ぐために、保護活動をおこなっている方たちがいるんですね。(悪質な保護団体?もあるみたいですが。)

関連書籍を読んだりしたのですが、涙せずには読めませんでした。


犬と暮らすということ③につづく