見出し画像

無印の吊るせるケースがキャンプ道具のマルチケースにベストサイズ

マルチケース問題。
僕はULにこだわるあまり、マルチケースの存在を拒否していた。使わないものをごちゃごちゃと持っていく意味がわからず、都度都度最小限のベストなギアをチョイスして装備を少なくすることにやりがいを感じていた。

しかし、「バックアップの重要性」を痛感するできごとが起こる。

画像1

この超小型ライターとアルストとメスティンだけを持って表尾根から4時間かけて塔ノ岳山頂へと到着し、お腹ペコペコで炊飯をしようとしたのだが、火がつかない。何度試してもライターが着かない。親指の皮がめくれるかと思うほど擦ったが、まったく火がつかない。「電気ライターはダメだがフリント式なら山でも大丈夫」という根拠のない情報を信じきり、火のバックアップを一切持っていなかった。なぜ着かなかったのかはわからないが、とにかくまったく付かなかった。(帰宅後試したら着いたので、標高もしくは風の影響と思われる)

そして、最悪なことに極度のコミュ障であるため、他の登山者に「火を貸してください」が言えずにそのままご飯を諦めて下山。朝から何も食べていなかったため、猛烈に体力を消耗してヘトヘトになってしまった。

ということでマルチケースにバックアップツールを収納し常に持ち歩くことにした

画像2

カトラリーとマッチ・ファイアスターター・ガスライターなどの着火ツールを中心に、風防や浄水器も常備する。片付けの動線が近いので除菌シートとゴミ袋もこちらに入れることにした。

で、これを綺麗に収納できるマルチケースをいろいろ買ってみたのだが、今のところ意外にも無印の「吊して使えるケース」がベストサイズだった。

画像3

画像4

せっかくだが吊るす部分は邪魔になるし要らないのでライターで溶かして取り外す。

画像5

画像6

画像7

綺麗に入りました。お値段も1600円とお手頃。最高なことにAmazonでも買える。このまま防災ケースとしても使えるし、バックアップ大事。


この記事が参加している募集

みんなの防災ガイド

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?