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キャンプ・登山ギア

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買ってよかったキャンプ・登山ギアのまとめ
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#山道具

97g ULフレームパッド兼イス noicoyamaico isupad

めちゃくちゃニッチな製品を生み出してしまった。 noicoyamaico isupad。 ULバックパックは軽い分フレームレスなのでキレイにパッキングしないとボコボコになってしまう。もしくは荷物が少ないとペラペラになってしまう。これを解決するために、ウレタンマットをフレームがわりに巻いているハイカーも多い。 僕もそうしてたのだが、ウレタンマットはフニャフニャなので形を整えにくく、取りにくく入れづらい。 また、薄いウレタンマットは椅子としては物足りないので結局チェアやマット

【ULギア沼】RSRと風火蔵の組み合わせにたどり着いてしまった

ULギア沼というものがある。「もっと軽く、もっと小さく、もっと速く」を突き詰めるあまりにどんどんギアが高額化していき、最終的に金銭感覚がバグり沼にハマる。 その結果、この度無事たどり着いた場所について話そうと思う。それは、RSRと風火蔵によるアルストシステムだ。 デザインと性能が素晴らしいアルストと、そのアルストのために生み出された生粋のアルスト専用風防ゴトク。2つでひとつの完成品。RSRが9,320円、風火蔵は7,700円。お値段合わせて17,020円。 何をやってる

軽量でコンパクトな耐熱テーブルnoicoyamaico半耐熱ULトレックテーブル

ふと山に行きたくなった時にバックパックのサイドポケットに入って、袋が要らなくて、広げるとA4サイズ大で、組み立てと撤収が素早くできて、100gちょいの軽量で、かつアルストや熱したクッカーを置ける耐熱性があるようなULテーブルが欲しく、いろいろ買って試していた。 カスケードワイルドだと軽い分耐久性が弱く、クッカーやアルストは使えない。フィールドホッパーは組み立てが素早いけど重すぎる。今のところベターな選択肢はVERNEだけど、それでも少し重く(実測250g)て組み立ても少し手

noicoyamaico 半耐熱ULトレックテーブル 開発の道のり③ 完成!

試作を繰り返し、強度と形状と構造と具材とフォルムをブラッシュアップしてひとまず完成と呼べる状態にまでたどり着けました。 余暇を利用していくつか手作りしてとりあえずメルカリに出品しましたので、よろしければご覧ください。値付けに迷いましたが2,800円+送料としました。 「え!?素人のハンドメイドでカスケードワイルドより高いのはどうなん?」と我ながら思いましたが、マグネットを固定したりアルミを削ったり、作ってるうちにこだわりが増えてしまい加工の工程と材料費が予想以上にかかったの

noicoyamaico ノイコヤマイコ 持って野山に出かけたくなる

僕は山道具やキャンプギアが大好きだ。ギア愛好家と言ってもいいかもしれない。山が好きなのか、ギアを使いたくて山に行ってるのか、ときどきわからなくなる。 Niantic社がポケモンGoを作ったのは「人を外に連れ出すため」という目的だったのは有名な話だが、思わず山に行って使いたくなるギアも、人を心身ともに健康にしていて素晴らしいと思う。山が好きなのか、ギアが好きなのか、きっかけはこの際どちらでもいい。自然もギアも素晴らしいのだから。 ということで、ギア愛好家に大変ありがちなこと

山で使えるミニマルなコーヒーセット

山で愛用しているおすすめのコーヒーセット。 LIXADA チタンアルコールストーブ スノーピーク チタンマグ220スノーピーク チタンマグ450ミュニーク X-meshダイソー 調味料ボトル30ml

【ギアレビュー】山と道threeにフレーム「背中蒸れんぞ」をインストールする

リロ氏がツイッターでおすすめしていた後づけバックパックフレーム「背中蒸れんゾ」を、山と道threeにインストールしてテストハイクしてみた。 フレームが左右2本入っており、背中にスペースを作れるので蒸れを軽減できる。 しかしご覧の通りかなり山と道threeには丈が足りず、「大丈夫か??」という見た目なのだが、これがびっくりするほど快適だった。 まだ紅葉がギリ楽しめる丹沢。蓑毛からヤビツ峠を越えて三ノ塔まで、テント泊装備(13kgもあった)を背負って登山してみた。 蓑毛〜

カップヌードルポーチをキャンプのマルチケースにできないか模索してみる

カップヌードル50周年な企画品として、カップヌードルをそのままポーチにしてしまったアイテムが発売された。 キャンパーならこれを見た瞬間に「クッカー系のマルチケースに使えるのでは?」と思うはずだ。僕は思った。 で、勢いでBIGとノーマルを3つも買ってしまった。BIGはAmazon、ノーマルはコンビニで買える。 早速いろいろ入れてみる。 まずはノーマルサイズ。スノピチタンマグ220、コーヒーポーション×3、LIXADAチタンアルスト、ミュニーク風防、evernewチタンゴ

ダイソーの220円バーナーライターが優秀すぎる

YouTuberがこぞって紹介したダイソーのバーナーライター。最大のポイントはガスを充填して再利用できることだ。これで220円とは! 火力も調整できる。ガスはおしりから充電するタイプ。 ボディがマットブラックなのだが実は半透明なので、光に透かすとガスの残量を確認できる。 火力も十分だ。しかし、めちゃ小さい!と思い込んでたのだが、sotoのマイクロトーチと比べてみると実はほとんど変わらなかった笑 くの字の火口を普通にストレートにして短くしてくれたらもっとよかったのだが。

ついに理想の山テーブルに出会ってしまったかもしれん【BERNE trekking pad】

軽く、薄く、設営・撤収が速い。これが山テーブルの鉄則なのだが、今までこの3つを完璧に満たすギアに出会えてなかった。スノーピークのオゼンライトは軽く薄いが設営にかなり手間がかかる。sotoのフィールドホッパーは設営・撤収の速さで右に出るものはないが、分厚く重い。BERKLOOTのマジックテーブルは軽く広いが、そこそこ分厚く、設営に手間がかかる。 軽く・薄く・速い。ついにこの三拍子を満たすテーブルに出会ってしまった。その名もBERNE trekking pad。まずはこのスピー

ついに理想のアルコールストーブに出会ってしまったかもしれん【LIXADA】

理想のアルコールストーブを探し求める旅に終止符が打たれようとしている。LIXADAチタンアルコールストーブだ。手にすっぽり収まるサイズ感、シンプルな形状、軽さ、そしてチタンのマットな質感。プロダクト的にもうたまらない。 めちゃくちゃシンプルな円筒形で、軽く、スタッキングしやすい。フチに8個の孔があるのみ。他のアルコールストーブと比べてみた。 LIXADAはアルコールストーブの中では重い方だが、その差はせいぜい10g。しかも1番軽いバーゴのトライアドは扱いが難しすぎて正直今

無印の吊るせるケースがキャンプ道具のマルチケースにベストサイズ

マルチケース問題。 僕はULにこだわるあまり、マルチケースの存在を拒否していた。使わないものをごちゃごちゃと持っていく意味がわからず、都度都度最小限のベストなギアをチョイスして装備を少なくすることにやりがいを感じていた。 しかし、「バックアップの重要性」を痛感するできごとが起こる。 この超小型ライターとアルストとメスティンだけを持って表尾根から4時間かけて塔ノ岳山頂へと到着し、お腹ペコペコで炊飯をしようとしたのだが、火がつかない。何度試してもライターが着かない。親指の皮が

最強の折りたたみ椅子「BTRスツール」

山のぼりなら誰しも、「椅子をどうするか問題」にぶち当たると思う。「どんな地形でも地面に座る派」というワイルドかつULを極めた人は別。山頂に必ずしもイスとテーブルがあるわけではなく、あっても先客がいると座れない。登山の際にはテーブルとイスは持参するしかない。 で、いろいろ試した結果行き着いた現在の最強の回答がこの「BTRスツール」だ。軽さと大きさと座り心地のベストバランスを極めたスツール。値段はそれなりにする。 元の値段は9000円ぐらいだったと思うが、品薄のためかAmaz

BELKROOTマジックテーブルにモールを巻いて裸で持ち歩く

軽くて大きくて組み立てが簡単なのでお気に入りの山テーブルとなっているbelkrootのマジックテーブル。 何度も使っていると味が出てきてより好きになっていくのだが、同時に「袋が邪魔だな」と思うようになった。袋から取り出し、袋をなくさないようにどこかに置き、また袋にしまう。このちょっとした動作が煩わしく感じた。 しかしマジックテーブルのフチにはこぼれどめがあり、これがなかなかエッジが立っている。このまま裸でザックに放り込むと、隣り合うギアを傷つけてしまうかもしれない。 そ