sioさんの無限パスタ(きのこ)の余白に悩んだ話
このところ、#sioさんの無限パスタ(Version1:きのこ)を、5回、作っていました。
5回目にして、やっといい感じにできました。
レシピの余白に悩んで試行錯誤して、最終的に『やさしいレシピのおすそわけ #おうちでsio 』の詳細なレシピで、美味しくできた次第です。
レシピの「余白」とは、たとえば↓この太字のところです。
▶材料(1人分)
パスタ 100g
キノコ(エノキ、シメジ、舞茸等) お好みの量
塩 少々
胡椒 少々
バター 10g
麺つゆ 小さじ1
塩昆布 1.5つまみ
まず「1.5つまみ」のつまみってなに!?と焦りましたが、写真の量を参考にすることにしました。(比較対象はバター)
次にキノコの「お好みの量」を、思いっきり間違えました。好物なのと、写真にたくさん写っていたので、素直に盛ってしまいました。
食材
これは3回目のときに撮りました
左下が、塩昆布1.5つかみ、バター10g、めんつゆ小さじ1。
右下は、ブナしめじ1株です。
真ん中上は塩です。2リットルのお湯に対して1%の塩って、20gですよね……? こんなに使うのか……と毎回思っていました。
でもこれ、きのこが多すぎました。
「お好みの量」と書かれ、写真にたくさん写っていたので、そのまま受け止めて、最初は「ブナしめじ1株」と「えのき1株」入れました。
結果、美味しさは感じられるけどなんだか薄い……という味になりました;
仕上がりの写真のキノコの量がぜんぜん違う……うちはキノコとパスタが半々に見える……!
よくよく考えれば、バターも麺つゆもふじっ子も入れ物ごと写っているから、キノコの量も写真通りのはずがないのですが、なぜかキノコだけ勘違いをし続けてました……。
『やさしいレシピのおすそわけ #おうちでsio 』によれば、キノコは100gでした……! しかも2人分でこの量……!
あと麺つゆも、ストレート換算してました。家にあったのはレシピの写真同様の濃縮タイプでしたが、わざわざ薄めていたのです。
この勘違いも、『やさしいレシピのおすそわけ #おうちでsio 』の食材にはっきりと濃縮したままの記載があって、気が付けました。
調理
つくるのはとても簡単です。
パスタを茹でる。きのこを炒める。
両方できたら調味料とあえる。
上で述べたように、最初に作ったときはキノコが多すぎで味が物足りませんでした。(上の写真がそうです……同じ料理じゃないですね……)
2回目は、キノコの量は変えずに、塩少々/こしょう少々/塩昆布1.5つまみあたりを増やしたところ、今度は濃すぎました;
3回目はキノコの量を半分にしてみましたが、それでも物足りず。
4回目は、少しずつ塩昆布を追加して、味見しながら調整したことで、ちょっとしょっぱさが目立つものの、落としどころを見つけた気がしていました。
そして『やさしいレシピのおすそわけ #おうちでsio 』を読んで、余白の答えを知ることができました。(塩昆布だけは「つまみ」でしたが)
5回目の写真。キノコは多めにしてます。美味しかった!
余白について思ったこと
「少々」や「つまみ」のイメージ、いくら「お好みの量」とあっても、その程度感がさっぱりな自分にとっては、余白を読み取る力がないのだと知りました。
料理の勘所とでも言うものでしょうか。
なので自分にとっては、詳細まで載ったレシピの方が作りやすいと知りました。
でも、あの簡潔なレシピだからこそ、やってみる気になったのだと思います。これは間違いないです。あと調理が簡単だったせいか、試行錯誤は楽しいものでした。
4回目でそれなりに出来たのですが、ふに落ちてなかったので、答えを知れたのは本当に良かったです。どこがズレていたのか、はっきりしたので。
もし、このような需要を見越しての出版だったとしたら……すごいことですね。途方もないです。
パスタの茹でかたは、1%の塩だけでなく、表示時間の1分短く茹でることが、アルデンテのコツ、だそうです!by『やさしいレシピのおすそわけ #おうちでsio 』
作成したばかりで右も左もわかっていない、半ば迷い人のノートなのです。