オンライン講義はどうであったか?:終えてみての感想
リスクマネジメント論と財務会計論は完全オンデマンド講義で行いました。
今日、財務会計論の収録を終えて、ようやくひと段落したところです。
ちゃんとした振り返りはやりたいますが、終えてみての感想を(本当は学生のの学びはどうなの?という話もしたいと思うのですが、今日のところは私個人の話だけ)。
オンライン講義のやり方は、3つありますね。
①LMS(Learning Management System:学習管理システム)を利用して課題などを配信する。
②双方向(ZOOM、MEET、Teamsなど)を利用して通常の授業と同じ時間帯に行う。
③オンデマンド講義:配信用の動画を流して、それを視聴してもらう。
なお、いずれの講義にも出欠を確認するための小レポートなどが必要になりますので、組み合わせで行うケースもあります。
講義によってはLMS、いわゆる講義資料を配って対応という人もいたと思います。
さて、私は担当している講義(前期4つ、ゼミ系は除く)のうち、3つをオンデマンド、1つを双方向で行いました。
3つのうちコーディネートをしている講義が1つ、講義の半分ほどを外部の講師に依頼している講義が1つでしたので、フルで講義準備したのは1つだけになります(正確には、1.5ですね)。
とはいえ、この1.5とはいえ・・・相当大変でした。
オンデマンド講義の授業資料の難しいところは、『誤魔化しがきかない』ことですね。
スライドは相当工夫しないといけないので、資料作りに時間かかります。これはよく言われていることで、講義担当者が一番やりやすいのは双方向を選択することでしょう。
授業準備についてもそれほど考えずに行えます。ただし、パワポで資料を作成していた人は対応は簡単だったと思いますが、板書でやっていた人は大変ですね。
本当は双方向でやるのが一番楽でよかったと思いますが、それはしませんでした。オンデマンド講義を選択しました。
ちゃんと言っていることを言語化する、ことをしたかったのです。
今までの講義の流れは、最初、私がしゃべる⇒その後、学生によるグループワーク⇒内容に応じて私がコメント、
という形でした。この方法の一番良いところは、学生同士の学びが促進される点にあります。
私は学生同士のコメントで多くのものを得ることが出来るので、楽しかったですが・・・この方式の一番の弱点は、成果の書籍化には向いていない、ということです。
そろそろ、ちゃんとまとまったものを書きたい!書籍化も考えてやりたい!
というころで敢行したのがオンデマンド講義でした。
いや・・・途中くじけそうになりましたが。何とかやり遂げました。
こちら、オンデマンド講義の初期
こちらが最後のとき。
大分すっきりして見やすくなりましたね。
最初、何をいいたいのか全然分かりませんね笑
成長を感じられました。
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