挑戦を応援する勇気

挑戦したいという人を支援したいな、と思います。

最近は特に強く感じています。

歳を取ったせいもあるかもしれませんね。

今までもそうだったはずですが、過去の言動を振り返ってみると、サポーティブじゃなかったところがあった気がします。

つまり、挑戦したいという学生に対して、見通しが甘い、といったり、これでは駄目だと言ったり、ということですね。

大人は子供に失敗させないよう指導にしがちです。

だから、先回りして言っちゃうわけですよ。

予想される失敗を。

でもそれは必要なんでしょうか?

もちろん、見通しを立てることは大切です。

軽はずみな気持ちではなく、しっかり考えてから行動することも大事でしょう。

ですが、まずは挑戦しようとする心意気を応援する気持ちを伝えることが必要ではないでしょうか?

私自身にそれがあったかと問われれば、なかったかもしれません。

サポーティブなふりをして足を引っ張っていたときもあったかもしれません。

大人はすぐに「無理」「現実をみろ」と言ってしまいがちです。

私もその一人だったような気がします。

もちろん、こうした苦言、アドバイスは必要でもあります。

挑戦しようとすることを成功に近づけるためには、アドバイスを取り入れることが必要です。

無謀なことをすれば多くの場合は失敗しますからね。

でも、失敗させないように持っていくのではなく、むしろ失敗することが必要なこともあるのではないでしょうか?

失敗する経験をすることで、次の挑戦に繋げていけるのではないでしょうか?

最近、失敗、間違いを恐れている学生さんたちを見るたびに思います。

教育の現場において、間違えを指摘して、直すことばかり習慣づけていたことが、挑戦する勇気を挫いているのではないか、と。

それがどんなことであったとしても、犯罪行為に手を染めるようなことでなければ、全ての挑戦を受け入れられるサポーティブなマインドで、あらゆる人に接したいなと思います。

自戒を込めて。


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