着物勉強vol. 12 (衣装の歴史5)
きもの文化検定勉強vol. 12(衣装の歴史5)
今日も女性の衣装について補足していきたいです。5回に渡った衣装シリーズはこれで完結となります。
☆今日のポイント
今日は打掛、腰巻、搔取(かいとり)についてです。
打掛は室町頃から登場した武家女性の礼装。打掛の下に掛下帯を巻いて着用したことが重要です。
腰巻はその打掛の夏の時期の着用方法。普通は羽織るように着る打掛ですが、それを腰に巻いて着用しました。
搔取は公家女性による打掛の呼び名です。
腰巻も搔取も服の形自体は打掛と同じなので、セットで覚えるとともに何が違うのかもしっかりと把握していきたいところです。
それでは今日も勉強がんばっていきます!