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「歳を取るのと引き換えに」


誰でも、黙っていても、騒いでいても必ず一年に一歳歳を取る。

嫌でも、喜んでいても、一歳づつ自分の歳が増えていく。

実際には、歳を取ることを喜んでいる人はほとんどいない。
特に20歳を超えると、人は歳を取ることを嫌がる。

その理由は、歳を取る=老化で、あまり良いイメージがないからだと思う。


私は40歳ごろから、その毎年強制的に歳を取らされることに対して、

仕返しをしたいと思ってきた。


一歳必ず歳を取るのであれば、一年分自分が成長するか、新しい自分になっていれば、少し仕返しができると考えた。


一年かけて自分で成長を感じられたら、まあ、一歳歳を取ることも仕方がないかな、と思えるからだ。

そこで毎年の抱負を

「毎年一つ新しいことに挑戦する」

と決めた。


つまり昨年はやっていないことを、一つでいいから今年は挑戦する、という抱負だ。
新しいことに挑戦するのには、準備もいるし、失敗もするだろうし、でも新しい経験が得られて、きっと成長するに違いない、と思ったからだ。


そして今までこの抱負は守られ続けている。

40歳の頃の自分からすれば、確かに大人になったと思う。

さらに、行動範囲は広くなった。

不安材料が減った。

自分にも周りにも少し優しくなった。


自分で勝手に評価しているだけだから、周りはどう思っているのかわからない。

でも、人の細胞は常々分裂し再生しているらしいから、一年前の自分と今の自分が同じだったら逆におかしいし、気持ち悪いし、ただ歳を取るだけなのはもったいない。

肌も体も老化はするだろうが、ある程度の努力でそれを先延ばしにはできる。
そうして毎年新しいことに挑戦し続けるのだ。


昨年はYouTubeを始め、初めての場所に旅をし続けたし、
今年は仕事で新しいコースを始めた。
まだまだ今年初挑戦のものを増やしていきたいと思っている。


そんな「仕返し」なんて考えないで、ただ、歳を重ねていくのも良いと思う。
だけど私は、歳だけ重ねるのはなんだか悔しいので、一年分成長したな、と大晦日に思えるように行動しているだけだ。


どこまで負けず嫌いなんだろう、と思うこともあるけどね。


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