「なおす」仕事に、校正の極意を見たり!
私は、一時期、
「なおす」仕事を、
3つ掛け持ちしていました。
まずは、洋服のリフォーム。
それから、整体マッサージ。
そして、今の仕事、校正。
整体や校正は、「なおす」というと語弊があるかもしれませんが、
ともかく、偶然とはいえ、
「修理・メンテナンス・なおし」にまつわる仕事が重なったのです。
そこで気づいたことがひとつ!
これらの仕事の「なおす」基本には共通性があるということ。
たとえば、
洋服のリフォームの場合。
ズボンのポケットが破れてしまったので「なおして」ほしいという依頼があれば、受付の際に、
何かに引っかけたのか、
あるいは長財布などポケットの サイズ以上のものを入れている ためなのか、
ただの劣化なのか、などなど
わかる範囲で
破れた原因を尋ねると思います。
それは、
それによって修理の仕方が
まったく異なるから。
修理後も
長財布を入れるのであれば、
なおすだけでなく、あて布をして
補強したりすることも
あるでしょう。
劣化であれば、まず服全体の
コンディションをチェックします。万が一、劣化が全体に及んでいれば
ポケットだけを新しい生地に交換
したり、返しミシンで強くかたく
補強したりすると、他の弱っている生地が引っぱられて破れてしまう
可能性があります。
そういうときは、
その事情を説明し、
修理を見送ることもあります。
整体でも、どこかに不調があれば、まず問診しますよね。
やはり、場合によって対応が異なるからでしょう。
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