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みらいの積読シアター

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気になる本があふれる一方の当ご時世、積読までのハードルが高まるばかりのおサイフ事情を鑑み、密かに始めた、積読「候補本」からなる『みらいの積読シアター』。演目は、物理/写真/英文学…
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2024年3月の記事一覧

みらいの積読シアター〈世界文学編〉

図書館に行くと、 必ず立ち寄る書棚。 それは、 世界文学全集! 書店では、 とんと見かけなくなった 数十巻揃い踏みの、壮観な眺め。 手に取れば、 長年の歴史を身にまといながらも、まだ、おろしたてのような ページの手触り。 かつては「インテリア」としても 機能していたという文学全集… そういえば、我が家にも 一部ですが、ありました。 「風と共に去りぬ」デビューは、 本ではなく、映画でもなく、 その全集本の口絵写真 でありました。 『世界文学とは何か?』 『「世界文学」は

みらいの積読シアター〈書籍編〉

習慣とは恐ろしいもので、 その昔、 ブログをやっていたころから、 もはやスマホでなければ 筆?が乗らないといった状況で。 もちろん、このnoteもしかり。 一方、読書は、 いまでも圧倒的に書籍派。 などと思いながらも、 やはり忘れられぬ紙の手触り、 読みながらページを繰る心地よさ。 世界の大発明に、今日も感謝です。 『書物・印刷・本屋  日中韓をめぐる本の文化史』 『書物学 第24巻  100年くらい前の本づくり』 『訂正新版 図説 書誌学』 『昭和の出版が歩

みらいの積読シアター〈医療・カラダ編〉

私には、ある“悩み”があります。 それは… まあ、 今までの「乱暴運転」のつけが 回ってきたのかもしれません。 さあ、ここからは、乗り手次第。 丁寧に大事に乗れば、 まだまだ長距離だって 走れるはず!  「自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝」 「医療の外れで―看護師のわたしが考えたマイノリティと差別のこと」 「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」