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自衛隊による防災学習と自衛官募集チラシ配布を、中学校で行うことに反対-その3

『自由はある日突然なくなるものではない。それは目立たない形で徐々に蝕まれ、気がついたときにはすべてが失われている。』
宮澤喜一(新・護憲宣言)より

徐々に自由はむしばまれる・・防災学習、その次は?

すでに実例ができています。自衛隊に関する投稿を多くなさっている小西誠氏の記事から引用します。
【小西氏:軍事問題の研究の傍ら、出版社を経営しています。また、個人的には「自衛官人権ホットライン」(自衛隊で唯一の、常時、民間相談機関)の事務局も運営。】

●中学生への「職場体験学習」というのは、文字通り「体験入隊」だ。

――過日、石垣島で中学生の「職場体験学習」について問い合わせがあり、西東京市での「体験入隊」のケースをお知らせしたが、奄美大島で、中学生の「体験入隊」が始まっていることが明らかになった。

写真でみても分かるが、これは「職場体験学習」に名を借りた完全な「体験入隊」であり、ある種の軍事訓練だ。

このような、中学生にまで「軍事訓練」を行う自衛隊の在り方を許してはならない。

*自衛隊は、「児童兵士禁止条約」を批准し、「少年自衛官」(自衛隊生徒)制度を廃止したではないか。

https://www.cao.go.jp/.../resear.../atpkonow/article114.html
元記事は下記から

自衛隊の戦闘訓練は、災害救助にどれくらい転用できるのか?

【小西氏記事引用】
●自衛隊は、戦争態勢のための軍拡を直ちに止め、大災害に向け、全ての組織・装備・訓練を再編成し、大転換せよ!
――琉球列島のミサイル基地化=戦争の脅威を煽る、現在の自衛隊の組織も態勢も、日本にとっては「無用の長物」であることが、このの能登大震災で証明されつつある。以下は、Facebookの投稿から
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何度も書きますが、能登地震の場合、自衛隊には救出活動は無理です。倒壊した家の下から助け出すのは、相当の技術・経験・器具が必要ですが、自衛隊はどれもありません。下手に倒壊建物をいじると、せっかく生きながらえていた人が、建物が崩れて助かりません。実際、一部の隊員達が、現地でやっているのは、毛布や水を配る、山崎パンを配っているだけです。倒壊建物からの救出ができるのは、熟練し経験し、そのための器財を持つ消防・警察のレスキューだけですね。

つまり、戦闘を任務としてきた自衛隊は、この状況では、訓練も、経験も、器財もない、ということです。人海戦術で、瓦礫をかたづけるのが関の山でしょう。歴史的大災害期にある日本では、もはやこの大災害に対処ではない自衛隊は「無用の長物」になろうとしています。

危機を煽って戦争準備(琉球列島のミサイル基地化)をしている自衛隊は、根本的な大転換が必要な秋に来ています。

――それにしても、地震発生からほとんど分かっているのに、倒壊建物から救出すべき要員を動員するということへの、キシダ政権の危機感のなさ、対処力のなさが悔やまれます。

道路が寸断しているからこそ、自衛隊のヘリを大量動員して、消防・警察の部隊を空中から被災地に投下すべきです、でした。分かっているだけで、200件近い人達が今も救出を求めているのに、救援部隊が来ない、という状況。これでは、助かる命さえ助からないでしょう。
報道では「がんばって」と倒壊建物に向かって叫ぶ家族の悲しい声が響いています!
https://digital.asahi.com/articles/photo/AS20240116001393.html

元記事は下記から
https://www.facebook.com/groups/135517890608013/posts/1584247212401733


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