見出し画像

夏の大会運営どうあるべき?

少し朝晩が涼しくなり、夏の終わりが近づいてきた気がしますが、猛暑の中の野球は練習の時も試合の時も子供が倒れないか心配です。

8月8日〜14日に開催された「高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント」は、開会式は16:30から、試合は12:00〜16:00の猛暑になる時間帯を避けて日程が組まれました。夏の大会運営として、全国大会でこのような配慮がなされたことに素直に喜びたい。
このような大会運営が実現できた背景には、1試合6イニング、または1時間30分の新ルールを導入したことも大きく影響しているだろう。
地球温暖化の影響で年々夏の暑さは厳しくなっていると感じるし、夏のスポーツの在り方は、野球に限らず、これから益々問われてくる気がする。
全国大会の流れが地方大会にまで拡がることを期待したいが、グラウンドの利用時間やナイター設備などの環境面であったり、日中3~4時間も間を空けることで、1日の試合数が減るので大会日程が増えることに運営側は難色を示しそうで、そんな簡単にはいかないんだろうなと思う、、、
とはいえ、子供たちの熱中症リスクを低減するためにできる工夫をチーム側だけに委ねず、大会運営側もしっかり対策を考えるべき。
この夏、残念だった実例は、準決勝2試合と決勝で1日3試合行われる日程の時に、第2試合のチームが午前中に学校参観があり、午後からに変更された際、第2試合を遅らせた時間と同じだけ第1試合も遅く開始すればよかったはずなのに、第1試合はあまり遅らせず、勝ったチームの待ち時間が長くなるような日程に変更されてしまった。待ち時間が短くなるように要望したものの受けつけてもらえなかったのは悲しかった。
猛暑の中、休憩する場所が用意されているわけでもなく、日陰がある場所も限られる状況で、長時間待つことも熱中症リスクが高くなることを運営側も認識してほしい。
毎年猛暑が続くことを考えると、年間の大会数を減らして、夏は大会を避けるとか、会場に涼しい休憩場所を確保するとか、思い切った対策が必要な気がします。子供たちの安全面を考えると、今の夏の大会はもう現実的ではないのかもしれない、、、



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?