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キャリアを作れない人は年収が上がらない
数年くらい前までのキャリアの作り方
年功序列、有名大学に入って有名企業に入れば生活が安泰と言われていた時代が数年前。その時のキャリア形成でのサポート体制は以下です。
基本的には、生まれてからは親がキャリアをサポートしてくれます。だいたい社会人くらいまで面倒を見てくれることが多いです。
小学校に上がるまではピアノならったりプールに通ったり子供の将来のために親が何かを用意してくれます(子供にとってありがたいかどうかは別ですが…)。
小学校に入学すると、ひらがなを覚えたり、算数覚えたり順番に成長できるように学校が学ぶべきものを用意してくれます。そんな感じで大学くらいまでは学校が用意してくれているカリキュラムを自動的に処理していくことでスキルアップが効率よくできるようになっています。
会社に入ると年功序列で60歳まで働く前提なので研修や仕事など会社が用意してくれました。そして、仕事の結果は多少影響するけど、基本的に勤続年数に比例しての年収も増えていく仕組みになっていた。
つまり、とりあえず、いい大学・いい会社に入ればOK!という時代が昔はありました。
だから、いろいろな仕組やルールが「とりあえず、いい大学・いい会社に入ればOK!」を基準としてつくられている。住宅ローンが35年が普通なのは、25~30歳くらいからローン組むと60~65歳の定年で完済する計算だから。他にも年金とか、健康保険とかも昔の前提で仕組がつくってある。
会社がキャリアをつくってくれる時代は終わりました
上記の記事のように、大企業でのリストラなどの話題が増えてきました。年功序列・安定的かつ長期的雇用・ずっと同じ会社で定年まで働くという今までの働き方の前提が崩れてきてしまっています。
今は、多くの企業で20代中盤からの会社が用意してくれてたキャリア形成の仕組がなくなってしまった。会社がキャリアを作ってくれなくなった(作れなくなった)。
※多少業種・業界によって差はあります。大丈夫な企業もまだまだ、たくさんある。
親も学校も困っている
親や学校は会社もキャリアを考える昔の仕組みのままを想定している。でも実際は、社会人になると、急にサポートがなくなっている。当人がどうしていいかわからずに困ることになるけども、実は、親も学校も実は困ってる。自分たちが経験したことないので。
社会人になったら、誰もキャリア形成をサポートしてくれない(誰も教えてくれない)なら自分自身で作るしかない。
キャリアは自分で作るしかない
時代が変わって、今は、社会人からのキャリアは自分で作るしかない時代になってしまった…
その結果、自分でキャリアを作れる人と作れない人の年収の差は広がっていると実感しています。
急にキャリアは自分で考えてと言われても作り方を教わってきていないので、え?でも、どうやって作るの?誰か教えて-!って人が多いように思います。
そして、そもそもキャリアって何!??
って人も多いかもしれません。
ということで、キャリアについてまた別途まとめたのがこちら
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