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マネジメントスキルを判断する方法

専門的なスキルとマネジメントのスキルは違う。仕事が出来る人が管理者に向くとは限らない。名選手、名監督にあらず。↓は、ちょっとおもしろかったから紹介。

仕事が出来るだけでその人を管理者にすると不幸なことが良く起こる。
・管理の仕事がプラスされて自分のパフォーマンスが出せない。
・出来る自分基準なので、出来ない部下にフラストレーションがたまる。
・管理者のやり方を押し付けられて合わない部下が辞めていく
・管理者もきつくなって辞める(病める?)

マネジメントスキルはプレイングスキルとは別物なのでプレイングスキルはそこそこでマネジメントスキルの高い人を管理者にしたほうがよい。
それかマネジメントスキルを学んでもらってから管理者にしたほうがいい。

マネジメントは人を通して結果を出すこと。人を育成するスキル調整するスキルが大事

調整するスキル

人の目的や趣味、思考は多様だ。特に多様性を良しとする風潮になってきているので、組織には多様性があふれている。多様性を認めつつも結果を出していくためには各人のことを把握し、希望のベクトルを上手く調整してベターな行動を増やして結果を出していくしかない。自分のやり方(成功事例)を押しつけても結果がでるとは限らない。

調整スキルを見極める方法として僕は、よく飲み会の幹事を任せることにしている。新人が入ってきたらまずは新人歓迎会をするので、その歓迎会はひとつ前の新人にやってもらう。

日程調整
お店選び
予約
当日の行動

これが上手くできる人はマネジメントスキルの素養があると思っている。

日程調整

日程調整をしようとすると、全員が参加できる日がなかったりする。どの日にするか(つまりどの人が来ない日にするか)をどう判断するのか?この判断が重要。

不満の人が少ないし、わかりやすいので単純に多数決で参加者の多い日にする人が多い。ただ、そうしたときに新人が話せそうな人がいないとか、上手くフォローしてくれなさそうな人ばかりで結果的に新人が楽しめなかったりすることも発生する。
キーマン(新人さんの教育担当とか、フォローしてくれそうな人とか、今後、仲良くしてくれたら仕事やりやすくなる人とか)が必ず入っている日程にしたほうがいい。本来の目的「新人を歓迎する」をしっかり見極めた日程調整にできるかが大事。

最近は調整さん使って一気にみんなで日程入れたりするけど、それだと多数決になりがちなので、本当はキーマンの日程は先に押さえてから、それ以外の人の日程調整に調整さん使ったほうがいいと思う。仲のいい人達だけで調整するツールとしては、調整さんは超便利。良く使う。

お店選び

お店選びも大事。新人が嫌いな食べ物のお店を選んだり、会社から意外と遠くのお店だったり、飲み放題にビールが入ってなかったり(僕が不満なだけ)、飲む人そんなにいないのに飲み放題重視だったりして失敗する人が多い。何気に一番、よくあるミスとしては意外と遠い。必ず仕事で遅くなる人がいるので、遠いとさらに遅れて参加になる。基本的に会社と駅の間のお店がいいと思う。単純に予算だけで決めちゃうと意外な落とし穴がある。どこまでお店を使うイメージができてるか(当日の参加のイメージができてるか)が大事。

予約

予約も大事。基本的に会社の経費なので予算オーバーすることがないけども、予算以下で良かったパターンが多々ある。予定通りの人数が、予定通りスタートから参加する飲み会をほとんど見たことがない。
体調不良で欠勤、仕事が終わらなくて遅れて参加(もしくは結局来ない)ってことが必ず起きる。参加人数が多ければ多いほど、予定外の不参加者は増える。だいたい10%~20%は突然の不参加がでてくる。

当日の行動

たまにいるけど当日飲み会楽しくなっちゃって飲みすぎる人。仕切りまで考えてない人。そして領収書をもらい忘れて、経費精算のときに困る。自分が参加するときは必ず最後に領収書もらうようにフォローはすることにしてる。経理部に迷惑かかるので。フォローしなくてもできる人はお金の流れとか概念・大事さを理解できてる人が多い。

飲み会とか何かのイベントの幹事が出来る人は調整力があると思う。

人を育成するスキルは別途書きます。


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