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ビジネスノウハウ・ビジネススキル

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ビジネススキルまとめ
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#業務改善

原因と結果のフレームワーク

原因と結果をシンプルに考えるためにフレームワークを整理してみました。 直接と間接 直接は原因が結果に直接作用する。一番単純なフレームワーク。誰でもすぐに理解できる。 間接は原因が連鎖して結果が出るフレームワーク。間にある原因②がボトルネックになっていることに気がつかないで、原因①を改善しようとすると徒労に終わる。 CV(フォームからのお問い合わせ)を増やそうとしてセッション・PVを増やしたけど、フォームが複雑すぎてCVが増えないみたいなことがある。その場合はセッション

目標達成できないときは、毎日見やすいところに目標を掲示するだけで、驚くほど改善する(はず)

仕事で目標が達成できてないことは多々あります。能力が足りずに目標が達成できていないというよりは、ほとんどの場合が進捗を把握していないことで達成できていないことが多いです。 地図を見ないと目的地にはたどり着かない初めて行く場所は事前に地図で場所を確認してから出発します。電車で行くのであれば、何線にどこで乗り換えて…と確認するはず。 なんとなくあっちの方向っぽいんだよなーって何も確認せずに出発して、たどり着くことはほとんどない。たどり着いたとしても、だいぶ時間がかかってしまう

課題整理に使えるロジカルシンキング

業務改善やお客様のサイト改善には必ずロジカルシンキングを使っています。自分が課題整理・課題発見に使っているロジカルシンキングをまとめておきます。 ロジカルシンキング(logical thinking)とは、一貫していて筋が通っている考え方、あるいは説明の仕方のことである。日本語訳として論理思考あるいは論理的思考と置き換えられることが多い。 Wikipediaより引用 ロジカルシンキングとは課題解決:課題の原因をつきとめることができる。 説得力が上がる:説明がわかりやすくな

行動は気合いと根性ではなく科学的に改善したい

色々なツールが発達したおかげでスタッフの稼働について数字で表せるようになってきた。昔はエクセルに記載してもらっていましたが、記載精度が悪かったり、エクセルの数字を統合するのが面倒だったりしましたが、今はすぐに数字が出せます。 理系出身のせいなのか、行動改善について感覚だけで話すのが好きではなかったです。気合とか根性とかは大事ですが、成果が出せていないのを気合でどうにかするとかいうのは非科学的であまり納得感がありませんでした。 自分が話すときは、できるだけ、スタッフの稼働改

課題解決のためには結果の総和で判断しない

ちょっと前にあるお客様の運用サービスが解約になってしまった。 解約になってしまった経緯を担当に確認したところ 弊社への不満は特になく今までの対応には満足している。うちには不満はないが、今後の社内方針で費用削減がきまったため(お客様都合で)運用サービスは解約になってしまった。 とのことだった。 担当としては自社への不満がなく、お客様の都合で解約なので仕方がないということだったが、自分はその判断が怖いと思った。 ・解約(マイナス) ・今までの対応には満足(プラス) 結

「ザ・ゴール」と制約理論を実践して制作課で生産性を上げた話

生産が間に合わない制作課Webサイト制作をする制作課の管理者をし始めたとき、当時はデザインとコーティングは同じ人が行うのが基本でした。そのときの工数(作業時間)がデザイン1日、コーティング2~3日でした。つまり1サイトできあがるのに4日かかります。 実際は、お客様の確認に数日かかりますしライティングの原稿待ちもあるので実際にサイトが出来上がるのは2ヶ月くらいかかります。 お客様の待ち時間などを無視したとしてサイト制作には4日かかるので1人で作れる量は1カ月に5サイトが限界

ミスを減らす

コップに水が一滴ずつ入っていくといつかこぼれます。 最後の一滴だけがこぼれた原因だと思って、最後の一滴を検証して最後の一滴用の対策考えたりする。 もしくは、表面張力でギリギリ保った状態のときにぶつかって揺れて水がこぼれたら、ぶつかったことがこぼれた原因だと思って、ぶつからない対策を練ったりする。 どちらもこぼれた原因ではあるけども、原因はそれだけでなく、その状態になってしまったことが一番の原因。 仕事でも同じようなことがある。たまたま最後のスイッチを入れた人や仕事がミスの