【基礎量子力学(猪木慶治/川合光)】うえこーの書評#77
有名な本、『量子力学Ⅰ・Ⅱ』（猪木/川合)のエッセンスを詰め込んだ本。
この本の内容は全て『Ⅰ・Ⅱ』で書かれているので、この2冊を読んだ後は読む必要はない。ただ、『Ⅰ・Ⅱ』が、600ページ程あるため、全て読もうとするのは骨が折れる。対して、『基礎』は300ページ程しかないので、まず、『基礎』を読んで概略をつかんでから『Ⅰ・Ⅱ』を読むのはありだろう。
章末問題はまえがきにある通り、難しかった。後半になるにつれ、どんどん手が付けられなくなり最終的に方針さえわからなかったので、解答を読んでそのあらましをつかむだけに留めた。
私が見つけた誤植集
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