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創作空間カフェアトリエに行ってきたよって話



1.青春時代

中学は美術部、高校はグラフィックデザイン専攻、
芸術大学の短期大学部と8年間絵を描いてきたのに
全く違うジャンルの仕事をしてからというものめっきり絵を描かなくなってしまった。

もちろん時間が無くなってしまったからという理由も
おおいにある。

しかしそれよりも孤独感があったからだ。

2.青春の終わり

プロからすれば、「何を余ったれた事を言っているんだ?」と思うかもしれない。

しかし、私のそばにはいつも同じように戦うクラスメイトがいて、厳しく指導をしてくれる先生がいて
その中で一番素晴らしい絵を描くという目標があった。

あの暖かな雰囲気が私はとても好きだった。

社会人になってからも様々な習い事や、ジムに通ったりしては辞めてを繰り返していた。

心のどこかであの理想郷を探していたのかも知れなかった。

でも、私はコミュ障だった、、ので、、
せっかく習い事をしてもあまり人と仲良くなんて
なれなかった。

もちろん、画塾にも行った。
久しぶりに絵を描くのは楽しかった。
でも、あくまで私は社会人。
「好きに描きなさい」と厳しく指導される事などなかった。もちろん交流もなかった。

横目で頑張る受験生の皆さんを見る私。
(貴方達の未来はまだ夢や希望で満ち溢れている)

私の青春は終わりを迎えたはず、、だった。


3.新たな青春の始まり

最近になって、私のように孤独感を抱える社会人がいる事を知った。

様々な社会人サークルがある事を知った。

しかし、絵を描くサークルはなかなかない。
たまにはあるが、交流会メインで会議室で行われる為、なかなか絵の具を使えるような場所がない。

そんな中、「創作空間カフェアトリエ」さんで
行われている「創作する人交流会」に参加した。

そこで出会った方に言われたのだ。
「絵の具使えるよ〜」


4.創作空間カフェアトリエ とは

「創作空間カフェアトリエ」さんは
絵を描く場所で調べていた時に偶然見つけた。

御堂筋線「本町駅」から徒歩12分の所にある。

以下、創作空間カフェアトリエさんのサイトを
参照して文章を作成してます。

「プロもアマチュアもOK!
ワクワク創作できる空間を実現」をモットーに。

①作業空間を提供
②交流会の定期開催
③初心者作家でも出展しやすい展示会の定期的な開催
④手作りの美味しい料理の提供

などをしているカフェである。

時間制になっており、1時間500円という
驚きの安さ!
(画塾に通っていた時は、月3回2時間で7000円
くらいだったのだ。ちなみにこれでも安い方である)

ドリンクは有料もあるが基本的に飲み放題

50種類以上の画材・紙使い放題(紙は一部有料のものもある)

創作に関係する技能書・漫画 などの500冊以上の本読み放題

電源・フリーWi-Fi完備など
楽しく活動できる場所の完備が整っている。


5.実際行ってみた。
(懐かしいあの光景)

緊張するので妹を誘い、二人で行ってきた。

「はじめての使用である」ということと「使用時間」をカウンターで伝えると
スタッフさんが丁寧に説明してくれる。

現在は展示会の為に壁にステキな作品がたくさん
飾られている。

私は自前の絵の具を用いて絵をモリモリと描いた。

店内は賑わっており、皆様お話ししながら
和やかに絵を描いていた。

机や椅子や床が中学校にあったものに似ていて
私は当時の美術部を思い出していた。

うちの中学の美術部はかなり緩くて
文化祭や展示会以外はこんなふうに

机をくっつけて友人と駄弁りながら
黙々と落書きをしたものだ。

その時間は私にとってとても大切だった。

そんなノスタルジーに浸りながらも作業はどんどん進み、私も頑張れば描けるやん!と達成感で心と
美味しい料理でお腹もほくほくと満たされた。

また行ってみたい。



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