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カメムシ事変


1.前置き

数日前の話、「カメムシは自分の匂いで死ぬ」というYahooニュースのトップ画面がでていた。

ささ〜っとスクロールしながら、(わたしには何の関係もないよなあ)と呑気にかんがえていた。

しかし、その頃既にうちのマンションはカメムシに侵略されてしまっていたのである。

2.侵略

家に帰ると母親が「カメムシが大量発生しているで!」と叫んでいる。

うちの横にある街灯に30体ほど
びっちり緑で埋め尽くされているらしい。

「そんなバカな、、」

3.予兆

しかし、冷静に思い返してみればその予兆は
数日前からあった。

朝、廊下を歩いていると緑のものが落ちていたので
避けて通ったのだった。


あの頃からマンションはじわじわと侵略されて
いたのだろう。

結婚して、別宅に住む妹の家にも奴等は入ってきたし、父が通う温泉の壁にも奴等はいたという。


管理人さんが一度駆除してくれたようで
一時は減っていたが、またじわじわと増えてきた。

4.耐久戦

ニュース曰く、「寒くなると奴等は山に帰るので急激に減るという。」

「なるほど、、持久戦か」

5.昨晩の悲劇

しかし、何故奴等は何故あんなに堂々としているのだろうか。

昨晩、妹と呑んできてふらふらほろ酔いで帰っていた。

家の中に入ろうとすると、足にクシャッとした
感覚があった。

「ああ!」
足元にカメムシがいた。

夜で真っ暗なので何も見えないが踏みつけて殺してしまったようだ。

無駄な殺生は避けていたというのに、、、

朝になったら、奴を供養して端にどけねばならない。

ナミアブダブツ

しかし、人の家の前に堂々と居座っている
カメムシさんサイドにも問題はあるんやで。

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