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19年間続けた教員を辞めた直後には人はどうなるのか

1.小学校教員時代の1日

自転車操業的な毎日を送っていた小学校教員時代

学校に行く⤵️

授業スタート⤵️

ノンストップで働き、児童が下校⤵️
この時点で16時近く

会議 or 学年会 or その日集めたノート、プリントなどに目を通してその日の授業のフィードバック⤵️

そして、やっと次の日以降の授業準備

自分の希望退勤時間に応じて

学校でしかできない仕事を優先して働く

トイレに行くのも面倒くさい…とか思いながら。

さて、帰るぞーと職員室に行くと、

校務分掌の件で誰かしらに声をかけられる。

全然急いでないよ…という涼しい顔で

笑顔で対応する。

最後に、メールチェック。

パソコンで共有されている資料に目を通す。

そこで、提出しなければならない資料があれば

そこで作業。

ここから学年会が始まることも、しばしば。

ここで、希望退勤時間を1時間〜2時間くらい

オーバーしていることが日常。

2. 教員を辞めてからの1日

そんな慌ただしい自転車操業な日々から、

無職になるとどうなるか…。

①笑顔で子どもを学校に送り出してあげられる

朝起きて、時間に追われず過ごし、

『いってらっしゃい』

と見送る朝。

新鮮すぎる‼️

子ども達は、

『おかえりー』

と言ってもらえることが

嬉しくてたまらない様子。

②夕飯が早く食べられる

とんかつ揚げて、お味噌汁作って、

おかず作って、

それなのに

7時半に『いただきます』ができた❗️❗️

娘と息子の嬉しそうな顔を見たら

あー、仕事辞めてよかったな

と心から思いました。

③子どもの学校行事に出られる

娘が中学生になったので、入学式に参加。

補教の予定を組む必要もなく

他の先生に迷惑をかけるからと心苦しく思うこともなく

あー、明日早く仕事に行かなきゃ

とか、

まる付けが溜まってるわー

とか考えなくてよくて、

ただ純粋に入学式の喜びを味わえる…

かなり新鮮な感覚でした。

そして、一度も出たことがなかった

保護者会

にもデビュー‼️

大体、保護者会の日にちは被る…

または、学期初めのクソ忙しい時に

兄弟2人で下手したら2日も年休取れない

そんな事情から

一度も出たことがなかった保護者会。

一度も出たことがなかったので、

緊張のあまり家をなかなか出られなかった。

そんな私を見かねて、5年生の息子が

『新しいことに挑戦するのもいいんじゃない』

と送り出してくれた。

娘も息子も、保護者会には

参加して欲しいと思ってたんだよね…

と、初めて心の内を教えてくれた。

口には出さないけれど、

子ども達にはずいぶん我慢させてたんだなぁ。

④家の掃除ができる

子ども達を送り出した後は、

掃除タイム。

トイレ掃除

掃除機

床の水拭きロボットを稼働

鏡をピカピカに拭く

水回りをきれいにする

キッチンもコンロ周りも拭きまくる

家の中のいらないものを

捨てまくり❗️

家がキレイになっていく喜びを感じました。

今まで封印していた押し入れなども

掃除をして

粗大ゴミも出しまくった‼️

家の中がきれいだと心晴れやか

⑤ジャギングを始める

一日中立って授業をして、

休み時間には、全力鬼ごっこ

放課後もフルで頭を働かせて

動き回っていたところから

ほぼ家の中にいる生活に…

エネルギーが余るんです

余りすぎて

夜に眠くならない…

というのが悩みに。

教員時代は寝る時は

泥のようになっていた

溶けてたよ、完全に

疲れ切ってベッドに倒れ込む感覚

ジョギングしてるとか、

仕事終わりにジムに行ってる

というママ友の話をきいて仰天していた

そんなエネルギーないない

ジョギングして使うエネルギーがもったいない

しかし、

教員を辞めたら、

エネルギーが有り余ってしまい

そこに焦る❗️

エネルギーを使い切る生活って大事

いや、精一杯生きてるんだけど…

教員時代にいかにパワーを使っていたか…

ということですな。

3. 結論 人は急には止まれない

こんな生活を送りつつ、

一方で

止まり方が分からなくて、

予定を入れまくる

それが退職して2ヶ月くらいの生活。


ずっと働いていた人が、退職してボケる…

あると思います‼️

生活がこんなにも変わってしまうと

心もゆれる揺れる…

車も人も

急には止まれない…

急に止まると心がザワザワよ…

だから、何かしら

エネルギーを使い切ろうと必死になる

というのが、身をもって分かったことです。

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