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「ナニワ金融道」の「青木雄二物語」は最高の漫画家マンガだった!

「ナニワ金融道」は1,000万部のベストセラーです。

ドラマにも映画にもなり、

金融漫画の圧倒的な金字塔となりました。

著者の青木雄二さんが亡くなったあとも、

青木雄二プロダクションが続編を出しています。

青木雄二さんは「ナニワ金融道」の連載を

終わらせてからは、講演や活字の執筆に

軸足を移しました。

漫画は原作を提供するぐらいで、

描くことを辞めたのです。

「ナニワ金融道」を読むと、

異様な迫力の絵柄に驚きます。

なじめない人もいるでしょう。

この「ナニワ金融道」の表紙も、

とにかくごちゃごちゃしています。

スーツの柄もこのように描く

漫画家はいません。

目次

執筆の狂気
結婚後の生活と癌
まとめ

執筆の狂気

試し読みをしてみてください。

とにかくごちゃごちゃしています。

スクリーントーンをまったく

使っていないのです。

すべて手描きです。

狂気です。

執筆しながら髪の毛をかきむしり、

燃やしてしまうシーンも出てきます。

結婚を迫っていた女性がいます。

北新地のクラブの女性で、

過酷な週刊誌連載をしながら、

毎日通うほどでした。

40代後半の、体力も落ちている時です。

結婚を申し込みますが、

相手にされません。

その女性が突然、青木雄二さんの

仕事場に差し入れを持ってきてくれます。

普通なら喜ぶところですが、

追い返します。

締め切り前の来訪に怒るのです。

そこでのセリフに感動します。

「ワシ 漫画家なんやで」

結婚後の生活と癌

無事、奥様になられる若代さんと

結婚しますが、

苦難は続きます。

エッセイや小説の執筆のネタにと、

出会った人間に騙されてしまいます。

2億円近い額を取られてしまうのです。

事件はすぱっと弁護士にまかせて、

この体験を執筆に取り込んでしまうのです。

ただ、無理がたたったのでしょう。

2003年に58歳で亡くなられてしまいます。

奥様と小さな息子を残してです。

まとめ

45歳のデビューまでの苦難も、

最終巻の3巻に描かれています。

デザイン会社を経営して倒産し、

漫画を描きながら日雇いをする姿です。

紙のコミックスはすでに絶版です。

Kindle Unlimitedで無料で読めます。

全3巻はあっというまに読めてしまいます!

ぜひ、読んでみてください!

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