思い出のゲーム #18『RPGツクールフェス』


アマゾンに載っていたパッケージ画像↑

2016年のクリスマスに『スーパーマリオメーカーfor3DS』と一緒にこのゲームを買ってもらいました。
本作を知ったきっかけは、2016年の3DSとWiiUのソフトラインナップが書かれたパンフレット。当時RPGツクールシリーズの存在すら知らなかった自分は、「RPGが作れるなんて神じゃん!」と心を惹かれました。

時は少し遡り2016年11月末、ニンテンドーeショップの無料ソフト欄に『RPGツクールフェスプレイヤー』が。早速ダウンロードし、ユーザーが作るゲームの面白さにどっぷり浸かりました。しかし、保存できるゲームはソフト1本につき16個までだったので、どのゲームを消すかでよく悩んでいたなあ。遊び終わったゲームのデータを消して新しいゲームをダウンロードする流れに、なんだか「ニンテンドウパワー」みを感じる…当時生まれてないけど。

しかし、いざ始めてみると、なかなか思ったようにRPGを作ることができませんでした(クリエイトゲームあるある)。「ドナルドゲームズ」というタイトルで制作するも、本作の機能を全然使いこなせず、それからは遊ぶメインでやってました。とはいえ、DLCは有料のもの含めチマチマ購入していました。
そんな中、『本作のスイッチや変数などの機能について分かりやすく解説するゲーム』に出会い、解説をしっかり身に付けて自作ゲームを改良することに成功しました。当時の評価は3.5/5.0。あの時の承認欲求の満たされ具合は最高だった。
 

その後も自作ゲームをいくつか作ったんですが、2018年頃に『ポケモンっぽいゲーム(コンテスト入賞作品ではない)』に出会い、それに影響を受けて自分もポケモン風ゲームを作り始めます。





2021年に本作の自主コンテストが開催されました。有志の催しではありましたが、公式サイトも自主コンのホームページ(?)を掲載していたりして、末期すら過ぎた3DSのゲームにしてはまあまあ盛り上がったのではと思います。
Twitterを初めて1年も経ってない自分もこの盛り上がりに便乗し、応募されたゲームを(少しだけ)プレイしたり、ツクラーさんと(ちょっとだけ)交流したり、ポケモン風ゲームを応募したり(しようとしたが時間が掛かり過ぎて応募が間に合わなかった)…全然便乗できてねえじゃねえか

ポケモン風ゲーム、マップはほぼ全て作り終えたんですが、データベース制作の途中で完全に力尽きてしまい、ストーリーに関するイベントを全く作らずに※1エターなりました。

※1 エターなる : 永遠に未完成のままであることを表す動詞。

そんなこんなで本作はサービス終了の日を迎えてしまいます。

余談ですが、本作の利用規約には「サービス終了時期は、遅くても1ヶ月前には告知する(意訳)」と掲載されていたので、余裕を持って告知してくださった運営の方々には感謝したいです。
話を戻して、2023年3月31日は作品の取捨選択に追われました。2019年にプレイした思い入れの深い作品や、公式コンテストと最後の自主コンテストの入賞作品を全て手持ちの3DSにダウンロードできたのでよかったです。(が、自主コンテストのデータが入った3DSのSDカードが不調なので、どなたか相談に乗っていただけると幸いです。)

こうして本作は終末を迎えた…と思いきや、告知されたサービス終了時刻を1時間ほど過ぎてもサーバーにアクセスできる状況になり、心のダム決壊の後からなんともいえない気分に…さすがに翌日確認したら終わってたけど。1日早いエイプリルフールだったのかもしれない

こうして振り返ると、本当に濃い6年間だったなあ…またジュピターさんのRPGツクール(RPG Maker)が見てみたいです。


ちなみに本作、海外の有志によって代替サーバーが作られたそう。マリオカート7とRPGツクールフェス以外で知らないけど、この2作品が同列に語られるのってシュールだなーと思った。

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