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この1カ月を振り返ってみた話

noteへの投稿はもう半年振りでした。

2021年3月末で新卒から7年間勤めてきた会社を退職し、2021年4月1日から株式会社LITALICOへ転職しました!

この1カ月とても新鮮な気持ちで働くことが出来ました。一か月間で感じたことをnoteに投稿をしてみようと思います。


私が所属しているのは「仕事ナビ」という事業部です。先日プレスリリースされた記事がありました!

働くことに障害のある誰もが自分らしく働ける社会をつくる

を事業部のビジョンに掲げています。新規事業ということで、事業部のカラーはベンチャー色が強く、抵抗なく馴染むことが出来ました。(笑)


「理念浸透」

リタリコに入社をして強く感じることは、「ビジョン」「行動指針」が社員に浸透しているということです。会議の場、振り返りの場で共通言語としてこの言葉が出てきます。中途で入社した私も研修の社長講話で学ぶことがありインプットしていましたが、上司や先輩社員が口にして行動している姿が浸透には一番効果的だなと実感しました。

「障がいのない社会をつくる」
障害は人ではなく、社会の側にある
社会にある障害をなくしていくことを通して
多様な人が幸せになれる「人」が中心の社会をつくる

上記がリタリコのビジョンです。

私自身も太字にしている「障害は人ではなく、社会の側にある」という言葉に共感し、社会の側を変えたいと思いリタリコへの入社を決めました。考え方や性格、経験が違ったとしても目指しているものが一緒だとスピーディーな判断が出来ます。


「性善説」

経営に関しては「性善説」で経営がなされているのも印象的でした。

システム化されている部分もたくさんありますが、個々の働き方はとても柔軟です。社員の働きを信じていて自由が尊重されている、そんな感じです。「アルバイト」「パート」「インターン」「社員」と働き方は様々ありますが、全員が会議に出席し、全員が同じように目標設定をおこないます。そして、部長が「年上や年下、役職があるない、社員や学生、新卒中途、そんなことは関係なく人としてお互いを尊敬した行動を取ろう」と会議の場でみんなに向かって伝える。そんな「フラット」な会社だからこそ「性善説」でも成り立っているのだなと思います。


「ロマンとソロバン」

それでも、「数字」に関しては非常にシビアに見られています。先日の朝会でも「目標を掲げているからこそ、1円でも1件でも目標に達しなければそれは“未達”になる。それが会社の評価、事業部の評価、個人の評価に繋がる。最終日まで目標を追いかけましょう。」と言われました。当たり前ですけど「数字」に対しても日々向き合っている組織だからこそ、ロマンを実現出来るんだと思います。そして、そのことを全員が理解している。決して「ロマン」だけを口にするのではなく、そのために「数字」はどうなっているのかを全員が向き合っているのが刺激的です。

働き方は自由ですが、個々の役割が目標設定によって明確に決まっているからこそ「手を抜いたらそれが結果に繋がる」ことが明白です。目標設定がいかに大切なのかが良くわかります。


「社長が謝罪」

このタイミングで入社出来て本当に良かったと思うのが、4月26日に全社総会があったことです。YouTubeライブで全社員に生配信され、社長がプレゼンをおこなったり、行動指針による表彰がおこなわれたり、パネルディスカッションがおこなわれたり、とてもエキサイティングな時間でした。

社員がコメントしながら参加する社員総会になったのですが、生配信ということで様々な意見が飛び交っていました。前向きな意見もあれば、会社に対する愚痴や不信感といったネガティブな意見もたくさんありました。とても健全な状態だなというのが私の印象です。希望が大きい組織なので、会社に対してマイナスな印象を持っている人がいることは当たり前のことです。コメントは社長も見ることが出来るのでどういった反応をするのかと思っていましたが、この会社の強さを感じた瞬間でした。社長に対する批判を見て、その場で謝罪をしたのです。「確かに今の自分の言い方は良くなかった。コメントをくれてありがとう。」と。上場企業の社長が素直に自分に非があったこと認めるという、そういった姿に更に会社に対して愛着信を持つことが出来ました。決して社長のために働くわけではありませんが、そういった人が率いる会社にいることに自信を持つことが出来るエピソードでした。


「数字達成の目的」

この1か月間は本当に新鮮な時間でした。

業界も未経験だったからこそ、業界に対して一から勉強も始めて、先輩の商談にも同席をしたり、テレアポも実践したり、今までの経験や価値観に固執せずに取り組めたのがとても良かったと思います。同じ環境で同じ仕事をしていては気付くことが出来なかったことにも気付けました。

●自ら学ぶ姿勢を持たなければ人との差は開いていく
●出来なかったことも継続してやり続けることで出来るようになる
●自分の言葉で語れることは知識を凌駕する

5月からは個人目標値があります。まずは初月の目標達成が必達です。

会社の目指すビジョンを実現するためにも「成果」は必ず必要になってきます。特に私の「成果」はビジョンを実現するための「仲間集め」に近い感覚です。「障害のない社会つくる」には我々だけでは到底無理な話で、同じような想いを持った仲間を集めることが必要だからです。そのために私たちのサービスを利用してもらうことで業界を盛り上げることが出来ると考えています。

「なんのために数字を達成させるのか?」がとてもクリアになっている状態です。


「私が叶えたい未来」

リタリコに入社する前に運命的に出会った一冊の本があります。

この本の中に「弱さは社会の伸びしろ」という言葉が出てきます。

世の中には「弱さ・障害(マイノリティ)」から生まれたものがたくさんあります。そういった「弱さを生かせる社会をつくる」というのが「マイノリティデザイン」の考え方です。

前職の時、個性や性格、過去の出来事、環境によって働き続けることが出来ない人をたくさん見てきました。

それって本人にだけ問題があるのか?

顧客に問題はないのか?

我々に問題はないのか?

そんなことを考えていた時に、リタリコのビジョンにある「障害は人ではなく、社会の側にある」という言葉に出会いました。「これだ!」とまさに思いました。

この会社に入ることで働きたくても働けない人がいない未来を作りたいと思い、転職を決意しました。まずは「社会の側」に向き合ってみる。その先は「人(当事者)」にも向き合ってみる。

そして、「障害の有無に関わらず個性や性格、過去の出来事、環境によって未来の可能性が失われない社会にする」ことを実現していきたいと思っています。

それが私が叶えたい未来です。

そのためにも「マイノリティデザイン」にも出てきますが、世の中の考え方が「医学モデル」から「社会モデル」になることがまずは大切だなと思っています。「弱さ」から社会を変えていくことが出来れば、これからの社会はもっともっと明るくなるはずです。



入社前よりもこの1か月間で自分の目指すビジョンをより具体的に言葉にすることが出来るようになりました!

言葉にするとやっぱり考えが整理されていいですね。自分の為にも週一で更新できるように継続してみようかなと思えました。

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