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GET UP BOYS!!!

2020年はコロナのせいで色々なライブが中止になった。
特にショックだったのは日比谷野外音楽堂でのくるりのライブが中止になったことだった。
2021年は規制が緩和されいくつかのライブに行くことがきた。
声を出せなかったり着席だったりでまだまだコロナ前と同じようにはいかないけど、やっぱり大好きな曲を生で聞けるというのはすごく嬉しい。
このブログでは印象に残った曲の感想を書いていく。

THE BACK HORN

THE BACK HORN 『KYO-MEIストリングスツアー』feat.リヴスコール
5/12 Zepp DiverCity
“戦う君よ”

リヴスコールのフィーチャーリングツアーなので歌わないだろうなと思っていたのでイントロが流れた時に声が出そうになった。
バックホーンのことを知った“サニー”の発売が2001年、“戦う君よ”の発売が2010年で10年経っても20年経ってもバンドを続けてくれて好きでいさせてくれてありがたい。
同じ日に歌っていた“ジョーカー”と同じバンドが作ったとは思えないくらい前向きな曲で聞いてると心が奮い立つ。
“ジョーカー”
「自分より下の奴らを 傘で強く叩きました。 少し元気になりました。 そんな僕を叱りますか?」
“戦う君よ”
「何処までも行けよ 顔をあげて ありのまま何もかも輝くだろう」

コロナでなければラストの「さあ走り抜けよう この歌を胸に抱きしめ 今」のところはボーカルの山田さんが客席にマイクを向け大合唱していた。
声が出せないことをわかりながらもそれでも山田さんはマイクを向けてくれて、頭の中で大合唱が鳴り響いていた。

くるり

くるり 『くるりライブツアー2021』
6/10 Zepp Haneda
“三日月”

もう何回もくるりのライブには行ってるけど1回くらいしか生で聞いたことがない曲。
聞くと寄り添ってくれるような気がしてつらいときに聞きたくなる。
特に好きなのが次の歌詞。
「このため息が君に届けば きっと誰よりも悲しむのでしょう」
個人的にすごくつらいことがあり、この歌詞にハッとさせられた。
聞いていると見たこともない景色なのに歌われている景色が目に浮かび時間がゆっくりと流れていく。
これからもずっと聞いてるであろう曲。

MONO NO AWARE

MONO NO AWARE 『WWW presents dots』
10/3 渋谷WWW X

上のプレイリストで“そこにあったから”をたまたま聞いてハマったバンド。
とにかく歌詞が好きで、早口言葉だったり漢字だけの曲を歌ったりアプローチもおもしろい。
この日初めてライブを見て曲の印象から淡々と演奏する感じだと思っていたら、ライブアレンジされた曲がかっこよかった。
特によかったのが“東京”だった。
「ふるさとは帰る場所ではないんだよ」という歌詞が特徴的で耳に残り、どういうことだ?と思わされる。
ボーカルの玉置さんとギターの加藤さんは八丈島出身で大学進学で都心へと来た。
八丈島に帰ると自分がやりたいことや好きなものはもう都心の方にあって、都心が新たなふるさとになったことを表現した歌詞ということだった。
この曲始めの玉置さんの「せーの!」で一斉に音が鳴った時の高揚感がすごい。

eastern youth

eastern youth 『年末単独公演2021』
12/4 O-EAST
“Don Quijote”

この日はまさかの最前で表情も演奏もよく見えた。
アンコールで吉野さんが指ハートをしながら登場して笑った。
50過ぎたおっさんがニコニコしながら指ハートをしている。
100:0でかわいかった。
ダブルアンコールのときは腰に見えない刀を持ってステージに登場した。
思えばこれは最後に歌う曲のヒントだった。
「1.2.3.4! Don Quijote!」
中学生のときテレビから流れたこの曲のMVに釘付けになり、すぐにアルバムを買って何度も聞いた。
中学生ながらにこんなにかっこいい人たちがいるのかと衝撃を受けた。
いつか行ったeastern youthのライブで吉野さんが「自分のために歌っている」と言っていた。
自分をさらけ出しているからこそ、この人たちの歌はこんなにも心を打つのだろうか。

マキシマム ザ ホルモン

マキシマム ザ ホルモン『Reunion TOUR 2021 ~Eat music in the same LIVE HOUSE~』
12/1 新木場STUDIO COAST
”握れっっっっっっっっ!!”

最後にホルモンをライブハウスで見たのはいつだろうかと知らべたら『耳噛じる真打TOUR』で同じく新木場STUDIO COASTだった。
2017年で4年も前になる。
MCでダイスケはんとナヲちゃんが喋りすぎて、ついに亮君がつっこむという珍しい場面もあり会場のボルテージは最高潮だった。
”F”、”爪爪爪”だけでもお腹いっぱいなのに、聞きたかった”ロッキンポ殺し”、”ROLLING1000tOON”も聞けて大満足していた。
本編が終わりアンコールで再登場したダイスケはんが「お前ら拳を握れっ!」と煽る。
MCではふざけているのに曲振りがやたらかっこいい。
血が滾ってきて叫びたくなる。
新木場STUDIO COASTで聞いた最後の曲は最低で最高だった。
「ダメチ〇ポ握れ! GET UP BOYS!」

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