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28回目のソロキャンプ★仁木町Mount NIKI

01.序

秋である。
あんなにもズルズルと暑さを引きづっていた夏が、あっさりと秋に手綱を引き渡したのである。

ちょっと前までは最高気温27度、最低気温18度とか言ってたのに、
9月の三連休では最高気温が17度、最低気温が9度とか、10月並みの気温まで下がっており、
まだ寒さに慣れていない上に冬物も出していなかったので、
寒い寒いと言いながら過ごした。

秋にしても寒すぎる。

それはさておき、キャンプの話をしよう。

9月下旬、どこに行こうかと考えた。
行ったことがないところに行こうかなと、
インスタのストーリーで情報を募る。
札幌から車で1~2時間圏内のおすすめキャンプ場はないかと。

いくつか教えてもらった。
赤井川村にあるAKAIGAWA TOMO PLAYPARK
同じく赤井川村にある赤井川“ciel”キャンプ場
仁木町のノチウアウトドアPARK

そんな中、インスタもフォローしていて気になったキャンプ場があった。
仁木町のMount NIKIである。

今年の6月にオープンして、まだ日は浅いけれど、
広い敷地にタイプの違う区画があり、
キャンプ仲間さんからも高評価。
よしここに行こうかと決めたのが8月上旬の事。

公式サイトから、予約はなっぷに飛ぶ仕様。

【料金】
入場料金 大人1000円
サイト料金
丘の上カーサイト 3000円
カーサイトA 2000円
フリーサイトA(車両乗り入れ不可) 1500円
フリーサイトB(車両乗り入れ可) 1500円
ソロ・ライダースサイト 1000円
アーリーチェックイン、チェックアウト(各サイトの半額)

【利用時間】
チェックイン 13:00~17:00
チェックアウト 10:00
アーリーチェックイン 10:00~
アーリーチェックアウト ~17:00

仁木町と言えば札幌から小樽をぬけた、果物が有名なあたりで、
夏はさくらんぼかな、
何年か前に手前の余市にさくらんぼ狩りに行ったけど楽しかった。

私の自宅付近からだと下道で2時間程度。
キャンプでここまで距離があるのは初めてかも?
いや、支笏湖の美笛はなんだか遠かった気がする。

遠出キャンプは特に帰りがきついので、帰りだけでも高速を使用しよかなとか計画を立てた。

02.準備

予約はアーリーチェックインにした。
一度早入りを体験してしまうと、時間をたっぷり使えるぞ!
という気持ちから
可能な限りアーリーをとるようになってしまったのだけど、
区画サイトを利用するならアーリーじゃなくてもいいのかもしれないな…
フリーサイトだといい場所取りたいなら有効だけど、
そうじゃないなら朝が眠すぎる。

朝早いから眠いし、
キャンプの時は星空観賞もしたいから夜更かしになり翌朝も眠いという(笑)

さて、移動に時間がかかるので、
前日夜から車を用意して、荷物をある程度積み込んでおく。
行きはワークマンに寄りたいので、7時半に出発予定にして、
飲料、食材以外を積み込みたいけど、
金曜の夜となると住民の出入りもあるので気を使う…

とりあえず23時には荷積みを終えて、翌日に備えることができた。
道中に飲む水や休憩時につまむおやつは用意できているので、
当日はワークマン以外の寄り道はしない予定で、下道で頑張ります。

6時半起床予定で23時半に就寝。
遠足前の子供みたいに、前日夜はなかなか寝付けないのが恒例になりつつある…

03.当日朝

予定通り6時半に起床。
あまりにも眠くてのそのそと起きた。
簡単な朝食をとり、前日用意しておいた食材類をまとめたバックを抱えて、いざ出発。

この飲料や食材をクーラーに入れるのが何気に時間がかかった。
結局出発は8時少し前。
カーナビを設定すると高速道路が表示された。
途中立ち寄り地として手稲のワークマンを設定。

札幌から仁木町へは、いつも利用している張碓のソロ専用キャンプ場へ行くのと同じルートで、
国道5号線をただひたすらに走り進むという。
しかし私は自分一人で小樽より先に行ったことがないのでドキドキする。
いつか積丹とか一人でぶらっと行きたいね。

結局ワークマンにも寄るのはやめて、
ナビの指示を無視して5号線を走り続けていると、
ナビも途中であきらめたのか、指示が下道ルートに変わった。

さて9時ごろには小樽の塩谷を抜け、
余市から仁木方面へと向きを変えて進む。
さすがに疲れて目についたセイコーマートで休憩。
そういえば水を入れる容器を忘れたなと気づき、急遽2Lのペットボトルを購入。
あとXで話題になってた揚げパンがあったので買ってみた。
ホットシェフで揚げたてですこし温かい。
すぐ食べたい気持ちを押さえてハンドルを握った。

何とかキャンプ場に到着したのが10時5分前。
ほぼ2時間だった。

途中からわき道に入るのだけど、看板がしっかり設置されており、
そこから先も細かく小さい看板があるので、
はい右~、次ひだり~、と絶対迷わせない!という力強い意志を感じた。

受付は管理等の前に屋根テント?があり、
そこで場内利用時の諸注意など説明を受けてから、
LINEでチェックインするシステム。
設営終わったころにでも必要事項を返信してねと言われ、
チェックアウトもLINEで簡単に行えるのはいいなと思った。

キャンプ場のステッカーが100円で販売されているのでゲット。

それからサイトへの案内をプレートを見ながらしてもらい、
車は一方通行で、こうやって行ってここでぐるっと入って駐車してね、との事。
事前にインスタの場内マップを確認していたのでするっと入ってくる。

インスタから

というわけで予約していた、見晴らしの良い丘の上カーサイトへ。
一番奥まっており、全てが見通せるような9番を選んでいた。
車はサイトの内側はじっこに駐車する仕様で、サイト内の好きな場所に停めることはできない。
芝生が綺麗なので、これを維持するためなんだろうなと思う。

料金お高めの丘の上サイトだけあって、ひと区画がとても広い。
よほど変な場所に設営しなければ、隣と距離が近くなるというようなこともなさそう。
ただ車の駐車位置が決められているので、変な場所をセレクトすると荷物を運ぶのがちょっと大変だ。
車の真ん前とか、考える必要はある。

私は考え無しなので車から少し離れた位置に設営した(笑)

04.設営

今回、おニューのテントを持ってきました。
VASTLANDさんのトンネルテント デュオが再販するという事で気になっており、
ポールがアルミポールになり、初回販売分からかなり改善されたらしく、
更に20%オフキャンペーンでお得に購入できそうだったので、
意を決してポチってしまいました。
9/21の0時にぽちり9/23日は届くというスピード感。
当初のお届け予定が9/28(土)ともろキャンプにかぶっていたので唸ってたけど、
さすがゆうパックと言わざるを得ない。

という事でキャンプに間に合ったので意気揚々と持ってきた。
設営方法は事前に公式サイトの動画を見た入りして予習してたけど、
トンネルタイプは初めてだし、
まあ普通に時間かかるよね。
30分かかりました。
つかれたね!
予想していたより重くて、なんでこんなに重いのか?
そう、付属のペグだ。
もちろん付属のペグは使わず持参のペグで事足りたので、付属のペグはしまい込もう。

今回はインナーテントは使わないと決めていたので、設営自体は30分で済んだけど、
そこから再度のベンチレーターを開けるのにロープを伸ばしたりペグを打ったりでまあまあ時間がかかった。

テント以外の道具をじわじわと出していく。
イスは展開が一瞬の折りたたみアルミローテーブル。
PYKES PEAKので、色も座り心地もお気に入りです。
でも今はハイランダーのハイバックでリクライニング機能が付いたやつが気になってる。
なんかイスばっかり増えるな。

最初にコットを組み立てて、スリコで購入した座椅子クッションをのせて使ってみたかったんだけど、
コット上だと不安定な感じがした。
うーん。
実家で使おうともう一つ買ってます(笑)

一週間くらい前から雨かもの予報が出ていたので警戒してタープも持ってきてたけど、
直前で雨が消えて曇り~晴れだったので良かった。
でもチェックインの1時間くらいまでにまあまあの強い雨が降ったらしく芝生はべっしゃべしゃであった。

サンダルで行ってたので靴下は脱いでサンダル+裸足で設営した。
でも長ズボンが裾が膨らんだ丈の少し長いやつだったので、
気付いたら裾べしゃべしゃで…
途中からまくり上げてた。

そうこうしている内に昼が過ぎたので、アルミラックをテーブル代わりに
前日買ったサンドイッチとサラダをもぐもぐ。
朝出発前に入れてきたお茶を飲みながら一息。

天気が良くて気持ちがいい。

05.キャンプ開始

会ったことは1度しかないのだけど、
いつもインスタでやり取りし、YouTubeの動画にもよくコメントくださる方が、
このキャンプ場をお勧めしてくれた一人という事もあり、
同じ日に丘の上カーサイトを利用するという流れになり、
デュオってわけじゃないけど、
示し合わせて同じキャンプ場でキャンプをするという、
あまりない体験をさせてもらう事に。

別の方と過去2度ほどそういうキャンプをしたことはある。
お互いある程度の距離感を保ちつつ、
ちょっと雑談したり、
ちょっとお菓子食べたり、
ちょっとコーヒー飲んだり、
夜はどちらかの焚火で一緒にお酒飲んで少しお話しする
みたいな感じ?

実際はステッカーを貰ったり
(こちらからは以前火吹き棒をネット注文してもらった際に同封)
軽く雑談したりなど。

キャンプ場の散策をしたかったんだけど、敷地があまりにも広くて、
丘の上カーサイトから見渡せる
ソロ・ライダースサイト
フリーサイトB・デイキャンサイト
デッキサイトを遠めに見ただけで終わってしまった。

場内設備の写真も、管理棟と売店くらいしか撮ってなくて、
要所要所にある仮設トイレや炊事の写真を撮ってなかったと帰宅時に気づくという。
初めて行くキャンプ場で、オープンからまだ間もないので、しっかしサイト散策したかったな。
うっかり。

ちなみに管理等のトイレはピカピカの水洗トイレで土足禁止。
シャワールームもあり、
売店は無人だけど必要最低限の品ぞろえだがアイスがあるのがポイント高い。
薪、炭、たきつけ、ライター、網、軍手、
水、ジュース、お米、カップ麺、
虫よけ、塩コショウ
これだけあれば十分だよね。
アルコール飲料は売ってなかった気がする。

管理棟の中には生後5か月というプードルの女の子がおり、
トイじゃないからすでに成犬かな?ってくらいでかいけど、
ふわふわでもう少ししたらトリミングされるらしいけどかわいかった。

他の利用者さんにレトリバー2匹連れてる方がいて、
プードルの「まうちゃん」は犬が大好きみたいで興奮して、
子ヤギみたいに上にぴょんぴょん跳ねてて大層かわいかった。
あと管理棟では夏はかき氷の販売もしているそうだ。
受付時にこちらのキャンステをお渡ししたら、あとから若いお姉さんがジュースを持って挨拶に来てくれて、
スタッフさん4~5人いるようだったけどこのお姉さんが代表なのかな?
よくわからないけど皆さん雰囲気が良くてとても良かった。

トイレは管理棟から離れている丘の上カーサイトとデッキサイトの間くらいと、
フリーサイトA・カーサイトの所に仮設トイレがあり、
前者は便座タイプと和風タイプが置いてあった。
横に炊事場と炭捨て用の缶も置いてある。
炊事場のお水は飲用可の井戸水らしく、気になる方は売店にペットボトルのお水売ってますと掲示されていた。
飲んでおけばよかったな。
私は水を入れるものを忘れてセコマでお水買ったのです…

仁木町の新米の販売もされており、ゲットしたので夕飯に早速頂くことにした。

ツキネココーヒーのドリップパックでコーヒーを淹れて揚げパンを食べて、
寝床を作ったり。

コットの上にポップアップメッシュテントを置いてみたけど、蚊はもういなかったから無くても良かったかもしれない。
でもアーストリッパーよりやや広いので、傾斜が干渉せず、
コットを片サイドに置いて、
荷物を反対サイドに置いても中央が広々しているので、イスを中に置いたりできるしおこもりには良さそう?

ただアーストリッパーよりやや天井が低く感じた。
屈むことが多くて腰が痛いのだが(笑)


06.薪割り

8月のキャンプでFMで購入した薪がほぼ一束あったの持ってきていた。
クナイさんで薪割りをしていると、
この日は、日が差し込むと焦げそうなほど暑いのに、
日が陰るとうすら寒いという。
これは夜寒いのでは?
たき火はかどるのでは?
薪足りるかな?

暗くなる前に焚火を始めると割とあっという間なので、
足りなそうと思い売店で一束1000円のの薪を購入。

それも薪割りしたけど、全くクナイさんが入って行かない薪があったので、
それは諦めて焚火台の下に置いたりした。

焚き火台と言えば、
丘の上カーサイトは全面芝生なので、
芝生を守るため、
各区画のフダの所にあらかじめ石ブロックが二つ置いてあり、
受付時に、それを使ってください~と説明を受けた。
置いといてくれるのありがたいね。

私の安物の焚火台はブロックひとつで事足りるので、
説明を受けた通り、
焚火シートの上にブロックを置いてその上に焚火台を設置した。
少し高さが出るけどあまり気にならない程度。

焚火シートは大きめなので、
端の方に焚火台を置いて、横の空いてるところに薪を置いた。

そういえば過ごしている間、2~3度、パラパラと小雨が降った。
秋の空である。
ドキドキしてタープ張る?どうする?と自問自答したけど、天気予報を見ると雨には全く触れてないので、
張らない決断をして過ごすことに。
風はそこまで強くないものの、雲の流れ早く感じた。

とりあえずゲットした仁木町産の新米を研いで浸水させる。
無洗米ではないので、3回くらい箸でぐるぐるして水を変えた。

07.焚火開始

まだ明るいけど焚火開始。
ランタンも灯して一息付けて、

シェラカップ炊飯は水を多めに、タイマー12分くらいで炊きます。
0.5合よりちょい少ないくらいで、固形燃料だと加熱しすぎてしまうからタイマー必須。

重しになるちょうど良い石がなかったので、重めのペグをのせておく。

その間に焚火を見ながらお酒1本目。
8月のみ過ぎたので、アルコール度数の低い缶チューハイを持ってきた。
3パーセント。
ただし無糖じゃないので血糖値はあがる。
甘くなくて度数の低いチューハイをもっと出してほしい。

飲みながら、12分後にはご飯が炊けるんだなと思い出し、
夕飯調理を開始することに。

今夜は鮭の切り身とラムロースステーキをそれぞれ一切れラップに包んで持ってきていたので、
それをマルチグリドルにのせ、
しめじをばらしてのせて、
家で刻んできたキャベツものせる。

味付けに「ほりにし赤・辛口」を持ってきてたんだけど、
舐めてみると想像以上に辛くてむせたので使うのはやめた。
代わりにいつもの黒瀬のスパイスと、
オリーブオイルをかけたらアルミホイルでグリドルごと丸っと包んで、
焚き火台の上に。
ちょっと火が強いかなと思いつつ…

タイマーが鳴ってご飯が炊けたので火からおろして布巾で包んでその辺に置かれるシェラカップ。
そのすきに血糖値をチェックしてインスリン注射。
やっぱり甘いお酒のせいで高め。

ジュウジュウとグリドルの方からいい音が聞こえてきて、
ジュッ、とかシュシュシューとか、ジジジッとか、
色んな音も。
火が強いから焦げてなければいいなあと、
いよいよ不安になったタイミングで火からおろしてアルミを巻いたまましばし置く。

だいぶ薄暗くなってきたのでゴールゼロも点灯。
リールタイプのライトもテントに沿わすけど長い長い(笑)
タープ立てるならタープに沿わすけど、
テントだけならなくても良かったかな。

でも今回のテントは両サイドのベンチレーションを開けるのに合計6か所ペグ打ちしてるので、
気を付ける必要もあるなと感じた。
備え付けのロープが黒なので、夜は完全に見えない。

さておき、粗熱をとったグリドルからアルミホイルを剥がして、
夕食のお時間だ。
仁木町産の新米はめっちゃ美味しかった!
いい感じに炊けててばっちりだった。
グリドル調理は最後にトロチというチーズをかけて混ぜて食べたんだけど、
鮭もラムロースも美味しかった。
ラムロースはスパイス強めにふった方が美味しかったな。

あっという間にお腹いっぱいになり、
つまみを作ろうかと持ってきていた物にはさわる気も起きず…


08.座談会

05の冒頭でふれた人は、向かいのサイト(しかし広いのでかなり離れている)だったので、
じゃあ夜に飲みましょうかと話してて、
頂いたビールを開けますね~と連絡するとイスを持ってきてくれたので、
たき火を眺めながらアレコレと話し込んだ。

グレープフルーツ果汁の入ったビールを頂いたので、
私の愛飲してるゆずのきもづを進呈して乾杯。

元々はツキネコから保護猫を譲受けた関係でインスタをフォローしてくれていた方で、
私の投稿きっかけでキャンプを始めたと話していたけど、
頻度ではとっくに越されていました(笑)

猫や仕事やキャンプの話をして夜は更けていった…

21時を過ぎる頃には、空にちらちらあった雲はなくなって星もきれいだったので、星空撮影もしたし、
なかなか楽しい夜だった。

22時にはクワイエットタイムという事で解散し、
私はひたすら星空の撮影に勤しんだ。
月の出も遅いのでずっと満天の星空で、
楽しかったけど、

9月下旬にもなると夜間は16度とか結構下がるので少し肌寒く、
薄手のヒートテックにインナーダウンを着て長袖の服を着て更にパーカーを着て、
下は薄手のズボンの下にレギンスだけだったので、
足が少し寒かった。
油断した。
日中暑すぎておかしくなる。

09.寝床

化粧を落とし、スキンケアをして、歯を磨いてトイレを済ませて、
寝る前にすることが多いよなー

夜は寒いだろうな、とかろうじて寝床はフュージョンダウンの1200。
フリースのインナーシュラフと、
結露対策にVASTLANDのシュラフカバーを買ったので持ってきてた。
軽くてペラペラで場所も取らないのでよい。
1200ダウンのシュラフを入れてもゆとりがあり、内側がアルミコーティング?なので保温力も高くなるはず。

フリースのインナーシュラフはとりあえず枕元に置いて、寒くなったら出そうかなって感じ。
湯たんぽは直前まで迷って置いてきた。

テントの入り口はずっと開けていたけど、すでに結露で湿ってた。

焚き火台とアルミラック以外の物はテントにしまう事が出来て、
椅子に座る事も出来るくらい広い。
ほんと広い。

結局いつもどおり遅い時間に寝袋にもぐりこんだ。
体格的な問題なのかもしれないけど、
なかなか寝袋の中が温まらないから、湯たんぽか電気マットを持ってきてたらいいのかもなー

思ったより寒い、と連呼しながら眠りにつきましたとさ。

ようやくぬくぬく気持ちよく寝ていると、
スマホのリブレアプリから、低血糖だよ!とアラートが鳴り起こされた。
結構低くて仕方なくおやつをつまむ。
あとトイレに行きたくなり、仕方なく外に出た。

夜露でびっしゃびしゃに濡れた芝生の上を歩いてトイレに。
9番サイトだと距離あるなあ
戻るときオリオン座が見えたので、
カメラと三脚を手にして再び外に出て撮影。

三日月も見えてた。
時刻は4時半。
あと1時間もすれば夜明け。
月が明るいのか、夜明け前だからか、星はそんなに見えなかったけど、オリオン座が見えただけでもよし。

寝袋に戻ると体が冷えてしまってて寒い。
うーん、フリースのインナーシュラフ入れとけばよかったな。


10.夜明け

早ければ5時半、遅くても6時に起きようと思ってたけど、
4時半からの二度寝がはかどらず、ようやく寝袋の中が温まってきたぞというタイミングで5時半のアラーム。

夜明けとともに鳥の鳴き声も聞こえてきて、
ここから無駄に30分寝られるかと言えば寝られない。

起きるかーとなり起床。
速攻化粧して着替えた。

外に出るとガスで真っ白。
吐く息が白い。
テント内は12度くらいだったけど、外は一桁だったかも?

毎度のことながら、いろんなものが乱雑に収納されているので、
朝食の支度に手間取るのだ。
キャンプへたくそか(笑)
食パン、バターナイフ、バター、牛乳、
ホットサンドメーカーとお皿、ガスバーナー。

今回の朝食は秋の味覚、甘栗を使ったホットサンド。
シェアカップにごろごろっと出したら、
バターサンドで粗く潰して、バターたっぷりと混ぜる。
それを食パンにのせて、サンド。

シンプルで美味しい。

この作業の合間にお湯を沸かして保温ボトルに入れておくのも忘れない。
なんなら豆も挽いちゃう。
牛乳飲みながらホットサンドを食べたら、そのまま流れるようにコーヒーをドリップして一息入れるのだ。

11.撤収作業

7時前に朝食もコーヒータイムも終えたので、
早々に片づけを開始する。
いかんせんこまごましたものが多い。

トラッシュボックスにはゴミ袋をセットしてるが、さらに小さい袋をINしてそこにゴミを入れてるのだけど、
食パンを入れてきた袋に洗い物をまとめて入れて、
ゴミの小さい袋の横に入れておく。
空いたスペースに空き缶、空き瓶だ。
まとめて持ち運べるので良い。

トラッシュボックスは持ってくるときはポップアップメッシュテントの収納袋に一緒に入れてしまう。
かさばらない(笑)

ペグの汚れを取るのにゴミは最後まで出る。
キッチンペーパーとウェットティッシュもまたしかり。
それを置いておくミニローテーブルもそう。

朝食に使ったこまごましたものから片づけていき、
寝床も順次片付けていく。
寝袋、マット、メッシュテント(これは今回本当いらなかったな)、コット。

テントの横に敷いたシートと、キャリーワゴンにドンドン置いていく。
テント内も結露でびっしゃびしゃ、頭があたるとべちゃっとなる。
朝日の方角に木々があるので、いつまでたっても朝日が当たらない。

これはこれで考え物だな。
コット下に敷いていたパラフィン帆布シートも裏面は濡れているので、
なぜか持ってきてたサブチェアにかぶせて日の当たるところに放置。

気付いたら9時過ぎていて、もう1時間もないのかと焦る。
焦れば焦るほど、半端に屈むので腰が痛くなる。
テントについた水分を車用の給水タオルでガンガン拭いていく。
外側も内側も、スカートも。結構大変。
9時半くらいにやっとテントのペグを抜いてたたみ始める。
せっかく内側拭いたのに、テント内の芝生もべ社べしゃだったのでもう何もかも諦め、
濡れたまま畳んでいく。

キャンプの前にネットで設営、かたづけの動画を見ていたけど、
うろ覚えなので取説を開いたら畳み方が掲載されていない。
もうあかん、ネット見てる暇ないわーと適当にたたんだ。
そもそもAUの電波がほぼない。
濡れてるせいか重い。
しかも適当にたたんだからなのか、収納袋に入りはしたけどファスナーが閉まらない。
天気が良くて照り付ける陽射しがキツい。
唸りながらなんとかファスナーを閉めて、
残りの道具をせっせと車に運んで、
気付いた時にはチェックアウトの10時を少し過ぎていた。

あちゃーと、とりあえず忘れ物がないか、ごみは落ちてないかを確認してから、管理棟へと向かった。

チェックアウトはLINEで済ませた。

管理棟にはこれから帰る人達がいて、スタッフさんたちみんなでお見送りをしてくれてた。
10時過ぎてしまった謝罪と、わんこにも挨拶をしてキャンプ場を後にした。
スタッフさん、みんないい人たちだった。
来年になるけど絶対また来よう、さくらんぼが出回る時期に。


12.近くのキャンプ場へ

マウントニキさんを勧めてくれて夜一緒にお酒を飲んだ人が、近くの別のキャンプ場でボランティアしているという事で、見学の案内を頼んでいた。

もちろん直接連絡をして見学許可も取った。
そこにもわんこがいて撫でたり抱えたりさせてもらったけど犬もかわいいな~
全然吠えない、ちゃんと躾けられてるなあ。

ノチウアウトドアパーク、というキャンプ場で、管理棟でお茶をごちそうになった。
こちらは古民家を手ずから改装したようで、壁も自分で塗ったとか、
めちゃきれいなミントグリーンだった(内装)
トイレやシャワールームが自慢らしく、案内してくれたけどめちゃオシャレで素敵だった。

それからボランティアしてる人が各サイトを案内してくれたけど、めちゃめちゃ広くて見ごたえ抜群であった…
多分11時前くらいについてから1時間くらい見て回ったと思う。
途中2回蛇に、1回カナヘビに遭遇した。
あとわんこがずっと付いてきててかわいかった。
ノーリードだけど、オーナーさん?が指笛を拭くと飛んでいくのだ。
えらすぎるな。


13.帰路へ

色々案内してもらい、11時50分くらいにわんことスタッフさんにお礼を言って、仁木町を後にすることに。

時間も時間なので、どこかでお昼を食べようかと。
余市の高速入り口付近のお店も教えてもらってたけど、
とりあえず一度車を停めてナビを確認したいなーと
きのこ王国も考えたけど混んでいたのでスルーして、
少し進むと「ハンバーグ」ののぼりが見えて、吸い込まれるようにログハウス風の建物の駐車場に車を停めた。

入ると、お店の方が一人忙しそうにしている。
店内は3組ほど。
お好きな席へ~と言われて奥の方のテーブルに座った。
ハンバーグ、カレー、ドリア、そしてアップルパイなどのメニュー。
アップルパイ食べたいなと思いつつ、ハンバーグを注文した。
やんのか状態の猫のイラストのTシャツだったのだけど、
近くの咳の小さいお子さんが「猫ちゃん!」と言い出してかわいかった。
その子、自分の服を見て、猫ちゃんいない…と呟いててさらにかわいかったし、
お店の壁に飾られていたシカの頭のはく製?に対して帰りにバイバイしててどこまでもかわいかった。

ハンバーグランチは美味しかった!


アップルパイはちょっとお腹に余裕がなかった。
お腹いっぱいになったので、あとは帰るだけ~と言う事で
余市から高速道路に入った。

1時間と少しくらいで札幌西インターまで行けるそうだ。
しかし一車線なので、後ろの車が来るとドキドキする。
もっとか?もっと出せってか?とアクセルを踏んだ。

かと思えば、突然車の流れが悪くなり、見たら60km…
高速なのに…
そうなってくると満腹と相成り眠気に襲われる。
ぐぐぐ、っと唸りながら、カーステレオの音量を上げて気合入れた。

小樽インターを過ぎると左に青い青い海が少し見える。
綺麗だった。
小樽で降りても良かったな、高速。

1時間後くらいに札幌西インターで降りて、まっすぐ自宅へ。
2~30分くらい。
荷物を部屋に運んだら洗車と給油をして車を返却。
高速道路走行中に虫が2回くらいフロントガラスにぶつかってなかなかきもかった…


帰宅したらくたくた~
この後は動画の編集に取り掛かります!


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