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3rd Single BACKS LIVE!!を観て感じた事があり過ぎた

2021/01/08-09の2日間に行われた「3rd Single BACKS LIVE!!」を現地で観て、とにかく感じたことが多過ぎて自分の中で抱えきれなかったので記録しておく。

一年振りに号泣スタート

影ナレが終わり、期待通りAlec koffのくそかっこいい曲がSEで掛かる。

多分スタッフ会議で「この曲でいきましょう!」って感じで採用されたんだと思うけど、この曲を発掘してきた人は勿論、採用に賛同した他のスタッフが最高すぎるし、その会議混ぜてほしい!

とにかくもうこの時点でテンション爆上がり、ワクワクして仕方無かった。

ツアーの時の様にそのままovertureの流れかと思いきや、今回のライブに対するメンバー1人1人の思いをまとめた映像が流れる。

前回を踏まえた自分自身の事、これからの櫻坂に対する事などを話すメンバーが多い中で夏鈴ちゃんはとにかく曲を届けたいと言っていて、あの子にとってライブを行う上、もしかしたら櫻坂としての活動全体を行う上なのかもしれないけど信念みたいなものが見えた気がする。

そしてこの時点でもうかなり来ていたものがovertureが流れた瞬間に崩壊。
欅時代は毎回のようにovertureの時点で泣いていたけど、櫻になってからはDCDLで初めて櫻verのovertureを聴いた時以来だったので、今回が2度目だった。

藤吉夏鈴のポテンシャルの高さ

初日も勿論何度も目を奪われたけど、本当にヤバかったのは2日目。
初日のライブからの帰宅後に校長のこのツイートを見た影響で見方が変わったのもあると思う。

とにかくなぜ恋を踊ってる夏鈴ちゃんは生き生きとしていて、今この曲をパフォーマンスしている事が幸せなんだっていう事を体現していた。

初めて曲を聴いた時、MVを観た時から大好きな曲だけど、この一年で夏鈴ちゃんの成長によって曲が育ってきたんだなと感じた。今後ライブでなぜ恋が始まった瞬間、今までよりも更にテンションが上がるだろうなと思う。
あと赤いリップを使った大人っぽいメイクが凄く似合っていた!

そして何よりDead endでのセンター。

終わった後にまとめきんぐだむ見てたら、特設サイト上の企画で夏鈴ちゃんにセンターやってほしい曲のファン投票1位だったらしい。俺もライブ数日前か前日に見てたはずだけど、それのせいでライブに対して変なバイアス掛かっちゃうことが嫌だし、大してちゃんと見ていなかったので完全に忘れていた。

なので、Dead endが始まってセンターに夏鈴ちゃんが降臨した瞬間「夏鈴ちゃんじゃん!!」ってめっちゃ叫んでしまった。

https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740150

曲が始まってからはとにかく夏鈴ちゃんしか目に入らなかった。
明らかに気持ちが入りまくってる、身体全体を使い倒したパフォーマンスはずっと見ていたかったし、何よりラスサビ前の「ウォォォォォオオオオオ!!!!」っていう歌詞には無いであろう部分で咆哮みたいな感じで叫んでるのが見えた瞬間はテンション爆上がりした!

夏鈴ちゃんのあのDead endは恐らくもう二度と見れないと思うので、生で(しかもあんなに至近距離で)観ることが出来て本当に良かった!これだからライブは毎回観たい!!

https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740141

BACKSメンバーを牽引する小池美波

みいちゃんは欅時代に主要メンバーの脱退、卒業後からから変わったと思う。

セゾンでてちの代役センターを任されてもがいていた頃より遥かに視座が上がり、グループ全体の事を考えるような発言が増えて、その結果が櫻エイトのセンター裏ポジションだったと思う。

3rdではエイトではなくなった代わりに、BACKS曲であるソニアのセンターを誰かの代役じゃなく勤めたのは、更なる成長に繋がったと思う。

曲中もそれは凄く感じて、ソニアではセンターとして引っ張り、他の曲では後ろはセンターをしっかりと支えていた。

https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740168
https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740138

その結果、2日目本編ラストにやったあの流れ弾に繋がったと思う。(後述)

鈴本美愉の後継者、武元唯衣

ちゅけもんが気になり出したのは欅の2019年夏のアリーナツアー。「大人は信じてくれない」の2サビのヘドバンで髪の毛ブン回してる姿が凄くカッコ良かったのを覚えてる。

そこから櫻になり、ノバフォで表題曲に参加したり前回のBACKS LIVEでBANのセンターを勤めたりした経験が活かされたのか、流れ弾で3列目にも関わらず一際目立ったパフォーマンスをするようになった。

髪を上手く扱ったり、全身を使ったパワフルな表現が最高にかっこよくて、今回のライブでほぼ目で追っていたと思う!
あとから気付いたけど、自分が好きなLOSTAGEの岩城さんがドラムを叩いている時のパフォーマンスに共通点があると思った。

このパフォーマンスの系統は完全にもんちゃんと同じで、多分これからも常に目で追っちゃうと思う!書いてて思ったけど、けやかけ初登場時の自己紹介でパワフルガールのキャッチフレーズをもんちゃんに振った伏線回収これだ!

あとは歌も良い!偶然の答えの2Aメロ「もし誰かに見られたら」の部分、大好きです!!
今後は表情の振り幅が広がれば更にレベルアップすると思う!

https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740159

上村莉菜 × 美しきNervous = 幸福

中盤の落ち着いた雰囲気が終わって、激し目のダンストラック開始。ダンストラックは基本次の曲への布石で、もちろんこの後は激し目の曲が来るのがスタンダード。
けど何の曲来るんだ?とか色々考えてる内に始まった美しきNervousの歌い出し。

そうだ!この神曲まだやってなかった!とか思ったのも束の間、センターにむーちゃん!

欅時代から可愛い曲が好きでいつかやりたいと公言していたむーちゃんがナーバスのセンター、もうこれ以外答え無いじゃんね!曲始まってから気付かされたわ!
曲中はとにかく楽しそうで、こういう曲出来る様になって良かったねってずっと思ってた。

https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740163

あとナーバスは本当にサビのメロディーが良い!しかも掛け声もあるもんだから、思わずメンバーと一緒にジャンプしたくなる!あと1サビの終わりの方で皆で列車みたいに繋がる計画の振りに似たやつ最高に可愛い!

ライブで客側が声出せるようになったらとんでもなく盛り上がる曲だと思う!!

Buddiesで尾関に泣かされた

Buddiesが始まった瞬間、あの壮大な曲調を最大限に表現する為のずっしりとした音圧が爆音で来た。

そしてそんな中、満面の笑みでセンターに立っていた尾関。

Aメロの歌い出し部分で、歌詞が実現した世界のことを想像したからなのか、昔からメンバー想いの尾関がBuddiesを歌っているからなのか自分でも全くわからないけど、とにかく泣いた。もうこれが全て。

https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740157

流れ弾の破壊力

本編ラストはやっぱり流れ弾。センターは初日は大沼、2日目はみいちゃん。

https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740152
https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740142

流れ弾は思いっきりパフォーマンスする大沼がハマるでしょと思っていたし、みいちゃんも立場的に来るでしょとは思っていた。

ただ、大好きな曲だからこそ自分の中の期待値を下回ってほしくないと思ってしまい、正直2人のセンターポジションはライブ中そんなに観れなかった。

特に今回に関しては、CDJの時に観た流れ弾が座席がかなり後ろの方で物理的に距離が遠く、音圧を感じることができずに不完全燃焼だったので、しっかりと自分を満足させたいって思ったからかもしれない。

初日はその気持ちが強かったので、流れ弾の好きなポイントの1つであるちゅけもんのキレがありつつ全身を使ったパフォーマンスを集中的に観ていた。もちろんめちゃくちゃカッコ良くて大満足だった。

あとは音に関しても大満足だった。シンプルに音がデカく、音圧もしっかり全身で感じることが出来たのでCDJでの不足分は完全に補われたというかむしろオーバーキル状態!

そんな音作りの中で特に印象的だったのがAメロ部分。
オリジナル音源では全体的にバランス良く作られているのでギターのカッティングが結構耳に入ってくるけど、今回のライブではバスドラのアタック感やパーカッションが前に出ている印象でかなりリズム押しな印象だった。

そこで気付いたのがSEでAlec Koffが使われていた理由だった。
あれは流れ弾のリズム感のイメージから辿り着いた結果だと思うし、更に欅時代にFlashlightが使われたのも不協和音のEDM感のイメージから来ていたんじゃないかと気付いた時は嬉しかった!

そんなこんなで初日は完全にやられてしまって既に満腹状態だったので(凄く嬉しい)、アンコールはいらないと思っていた。なので櫻坂の詩で綺麗に終わってくれて本当に良かった。
ちなみに、気持ちは満腹状態だったけどエネルギーは使いまくって腹ペコだったので終わってすぐ松屋に駆け込んだ。

ただ2日目に関しては気になる点が出てきてしまった。

主な理由の1つが桜吹雪の演出。あれがある事によってメンバーのパフォーマンスが見えづらくなってしまうので、流れ弾においては完全に不要だと思った。ただBuddiesの様な曲とかには最適だと思う。

もう1つはどうしてもみいちゃんのパフォーマンスを保乃と比較してしまって、頭の振る時のキレとかが足りないなと感じてしまった。

2日目は満足はしていたけど(夏鈴ちゃんのDead endもあったし)、まだ若干エネルギーが残っていたので見逃し配信を買うことにした。そしてこの選択が結果的に大正解だった。

配信で一番良かった点は1サビ前の台詞回し。

まずみいちゃんはあんな声の出し方、今まで絶対出来なかった。高音でありながらも力強いあの表現は凄く刺さった。

続くふーちゃんも前後の台詞を繋げる為の架け橋となって凄く安定感があり良かった。

そして井上。
少し笑って狂気染みたあの感じは、井上なりの「さぁね」に対する素晴らしい解釈と表現だと思った!

3人ともオリジナルの3人(保乃、るんちゃん、天ちゃん)とは全く違う表現だったことによって比較対象にならず、何度でも観たくなる気持ちにさせられるしその度に痺れる。

また、2サビ前の台詞回しも良かった。

みいちゃんパートを葵が演じていたけど、凄く辛そうで今にも泣きそうな表現は歌詞を凄く素直に表わしていると思ったし、その後の夏鈴ちゃんもそれに引っ張られたかのような同様の表現をしていたのが印象的だった。

あとその後の2サビに移る直前のちゅけもんドアップの映し方、あれ最高。

改めて生で観ても凄く感動したし、配信映像も何度も観てしまいたくなるぐらい今回の流れ弾は良かった。
大沼の流れ弾も改めてしっかり観たいので、今回のBACKS LIVEもまたシングルの特典として是非円盤化してほしい!!

そしてこれらを踏まえて、オリジナルメンバーの流れ弾をまたライブで観たいと思う。

https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740153
https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740145


その他に感じた事

- 増本は仲間の象徴だと感じた、思ったよりも寂しくない
- 20代中盤で井上のビジュアルは更に化けそう
- 最近の遠藤の顔から緊張や遠慮が無くなった
- 洗濯物での葵と尾関の可愛さ
- 有美子会長や遠藤、幸坂が開花する日がいつか見れることを期待してる

総評

去年の1st TOURを観終わった後に感じた、今年の櫻坂への期待が正に実現されたライブだった。

明らかに1人1人が力を付けているのがわかったので、ここに櫻エイトのメンバー加わったらどんな化学反応が起きるんだろうって想像するだけで楽しみで仕方が無い。欅の2ndアニラを観た後の感覚に凄く似ているし、今回はそれ以上な気さえする。

欅の影を追う様な意識は無くなったなっていうのはツアーの時にも感じたけど、今回のライブでそれがより一層確信に変わった、それぐらい今後の櫻坂への期待が高まった素晴らしいライブだった。

https://natalie.mu/music/gallery/news/461025/1740146

改名して1年、気付かされた櫻坂46を好きな理由

欅が大好きだった分、櫻に対してそこまでの情熱を持つことが出来るかどうか不安だったけど、今回のライブの中で夏鈴ちゃんが言っていた「楽曲を届けたい」という言葉によって救われた。

それは欅時代からてちを初めとするメンバー、欅に携わる周囲の人たちがずっと大事にしていたであろうことだし、改名後も受け継がれていて本質的な部分は変わっていない。

その為にTAKAHIRO先生がいるし、あのOvertureがあるし、ライブの音もデカいし、照明やステージングもかっこいい。

俺が好きになった欅の本質部分が今でも変わらない、だから改名後も好きでいられるんだと気が付いた。

セットリスト

※括弧内はセンター

<本編>
1. OVERTURE
2. ソニア(小池)
3. BAN(松田 / 遠藤)
4. 半信半疑(齋藤)
5. なぜ 恋をして来なかったんだろう?(藤吉)
6. 最終の地下鉄に乗って(井上)
7. 君と僕と洗濯物(原田)
8. Microscope(大園)
9. 偶然の答え(守屋)
10. 思ったよりも寂しくない(増本)
11. 美しきNervous(上村)
12. 無言の宇宙(関)
13. Buddies(尾関)
14. Nobody's fault(武元)
15. Dead end(幸坂 / 藤吉)
16. 流れ弾(大沼 / 小池)

<アンコール>
17. 櫻坂の詩(小池)


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