見出し画像

chatGTPによる文章の校正と異なる文書スタイルの変換の実験

chatGTPで求めるアウトプットを得るときにには様々な方法があるが、最低ラインとして

「処理に必要な背景知識や文脈情報」
「目的や目標に関する情報」

を用意する必要がある。

今回は試しに過去にnoteに投稿した記事(処理に必要な背景知識や文脈情報)を元に、2つの目的を持った文章を生成したもらうことにする。
目的は以下の2つ

「校正」
「インプットをもとにした提案書」

過去のnote記事は「読書_マネジメントへの挑戦/一倉定」を採用

chatGTP3.5にて出力した。

出力1 校正

入力: 「以下の文章を校正してください「本書の初版~(以下noteの本文)」

本書の初版は1965年に発行されました。 著者の一倉定さんは、ドラッカーのマネジメント理論を多くの中小企業にもたらした経営コンサルタントのようです。 多くの中小企業の社長と向かい合い、マネジメントを理論だけでなく、実践にまで落とし込んでいました。 古い時代の本だからと言って、内容が古くないわけではありません。時代に合わないものは、枝葉の部分だけであり、枝や幹は今の時代にも十分通用する。むしろ、こういった教えがあったのにも関わらず、なぜ多くの日本企業は現在の姿になってしまったのでしょうか? 例えば、「報告主義の誤り」「朝令暮改は必要」「責任と権限は一致しない」など、当時より現在の日本企業が必要とする内容が書かれています。さらに、「知識に偏り過ぎた教育」の過ちと明確に言及しています。これは今、学校教育改革でも取り上げられていることです。日本は海外との競争に負け、圧力に負け、ようやく重い腰を上げましたが、1965年に企業経営の中心にいた人物がすでに唱えていたことなのです。
ユニクロの柳井正さんの書棚には、一倉定さんの著書がぎっしり並べられているとのことです。 簡素にまとまった言葉の数々は、読みやすく理解しやすいです。(ただし、ドラッカーは簡素とは言えないと思います。)
偶然手に取った本ですが、良いものを読んだと思います。
「有能な経営担当者への道」という章では、以下を説明しています。

・自分自身を管理せよ
・上を向け
・決断せよ
・目標を設定せよ
・結果に注目せよ
・時間を有効に利用せよ
・優先順位を決定せよ
・人の長所を利用せよ
・自己啓発を
簡素ながら、完璧な指南だと思います。自分自身を管理できなければ、他人を管理することはできません。上手くいかない日本企業の目標は上を見ておらず、決断もしていません。結果、時間、優先順位はもちろん、人の長所は部下だけでなく、取引先や上司の長所を利用することも説かれています。上司のマネジメントに関する考え方は、元Googleの人の本「ゼロから“イチ"を生み出せる! がんばらない働き方」でも言及されています。

「計画は本来机上論である」という章では、経営は「将来に関する現在の決定」というドラッカーの言葉を用いて、計画以上でも計画以下でもいけないと述べています。電車の時刻表が計画であり、早くても遅くてもいけないと説明し、高い目標を掲げそれに沿って行動するのが計画だと述べています。

また、曖昧な「できるだけ主義」ではなく、具体的な「これだけ主義」の計画を勇気をもって採用すべきであると主張しています。具体的な完成期日やコスト目標を定めることが必要であり、作業改善的な考え方は誤りだと指摘しています。高い目標が先にあって、それを実現するためには現状調査や新基準と目標のギャップを埋める必要があるとしています。予算についても、現状ベースではなく、目標から逆算して予算編成することが望ましいと述べています。

本書を読んで、嫌な気分になった人もいるかもしれません。実現不可能な目標のための無理な計画、無理な予算、苦しい活動といった話はよく聞かれます。しかし、形骸化した流れの本来の目的やあるべき姿を知ることが重要だと思います。特に、未来事業費を予算に入れるべきだということは、本書で特に良いと思った点です。

売上 - 現事業費 = 現事業利益 - 未来事業費 = 純利益

と述べています(財務会計上の話ではありません)。未来事業費を削ることはコストダウンの近道であるかもしれませんが、それを行うと未来を失うことになると述べています。例えば、子供の教育のためにも予算を削り過ぎてはならないという考え方です。バブル後の日本企業の多くは、この未来事業費を削ることでコストダウンを図った結果、今日の困難な状況に陥っているのかもしれません。

本書で取り上げられたマネジメント理論は、現在でも有効であり、時代に合わない部分はごく一部だけであると考えられます。本書は、経営者だけでなく、社員や学生、一般の人々にも有益な知見を提供しています。簡素でわかりやすい言葉で書かれているため、初めてマネジメントに触れる人でも容易に理解できるでしょう。

最後に、本書の価値は、その内容だけでなく、出版された当時の社会背景や、日本の企業経営に関する歴史的な事実を知ることにもあると思います。本書を通じて、日本の企業経営における課題や解決策を理解することができるかもしれません。

chatGTP3.5による校正

(おわり)

文体が統一され、誤字脱字や分かりにくい表現が修正されている。修正不可能なくらいわかりにくい文章はそのままのようだ。
そして、文末にまとめのような文章が追加されている(太字部分)。このあたりは私の意見ではないのでそのままのせていいか判断が必要だと思った。

出力2:提案書


これまでの文脈を元に提案書の形式で出力してみた。
それっぽいことを言っているけど、前情報が少ないためか具体的な提案とは言えない。また正確なことを言っているか分からない。
もし仕事で採用するなら文脈が結果を導くためのプロセスを研究しないといけないだろう。また、出力したものは自分が出力したものとして責任を持つ必要がある。

入力

命令: 『マネジメントへの挑戦 復刻版』を基にした経営提案を行う
文脈: 戦略コンサルタントが話すような内容
入力データ: これまでの文章 出力指示: 提案書形式 3つのプラン 文字数 1000文字前後

以下の内容を含む
・これだけ主義に基づく目標設定
・未来事業費を含む予実管理
・現場主義マネジメントの計画と実行

結果

経営提案書:『マネジメントへの挑戦 復刻版』を基にしたプラン
はじめに この度は、弊社の経営改善に関する提案書をお届けいたします。弊社は、従来の経営手法にとらわれることなく、現代に求められる新しい経営手法に基づいた経営改善を目指してまいりました。本提案書では、一倉定氏の『マネジメントへの挑戦 復刻版』を基に、以下の3つのプランをご提案いたします。

プラン1:これだけ主義に基づく目標設定
弊社は、これまで「やるべきことをやる」という従来の目標設定方法にとらわれていました。しかし、一倉氏の『マネジメントへの挑戦 復刻版』に示される「これだけ主義」を取り入れることで、より明確で具体的な目標設定が可能となります。弊社では、部門ごとに明確な目標を設定し、その目標を達成するための具体的な行動計画を策定することで、より効果的な経営が実現できると考えています。

プラン2:未来事業費を含む予実管理
一倉氏は、「未来事業費」の重要性を指摘しています。弊社も、現状維持だけでなく、未来の事業拡大や技術革新などに必要な予算を計画的に確保することで、持続的な発展を実現したいと考えています。また、予算編成の際には、現状ベースではなく、目標から逆算することで、より効率的な予算配分を実現することができます。弊社では、一定の割合を「未来事業費」に充てることで、持続的な発展を実現するための予算管理を行うことを提案いたします。

プラン3:現場主義マネジメントの計画と実行
一倉氏の『マネジメントへの挑戦 復刻版』では、現場に近い人間が問題を発見し、解決に向けた具体的なアクションを起こすことを重視するアプローチが提唱されています。
弊社でも、現場主義マネジメントの重要性を認識し、部門ごとに現場の課題や改善点を洗い出し、具体的なアクションプランを策定することで、問題解決に取り組んでいます。また、定期的なミーティングや報告会を実施することで、全社的な視野を持ちながら問題解決に取り組んでいます。弊社では、現場主義マネジメントを推進することで、よりスピーディかつ効果的な改善が実現できると考えております。

まとめ 以上、3つのプランをご提案いたしました。これらのプランを実行することで、弊社は持続的な発展を実現し、競争力を強化することができると考えております。弊社では、従来の経営手法にとらわれず、新しい経営手法を取り入れることで、より高度な経営改善を目指してまいります。

chatGTP3.5による出力

入力: プラン1:これだけ主義に基づく目標設定の詳細

プラン1:これだけ主義に基づく目標設定

当社では、現在の目標設定において、より具体的かつ明確な指標を設定することで、より効果的な目標達成を目指しています。
具体的には、以下の3つのステップを踏んだ目標設定を行います。

ステップ1:目標設定において重視すべき指標を特定する 当社では、売上高、利益、顧客満足度など、目標達成に直結する重要な指標を特定します。

ステップ2:目標設定において明確なターゲットを設定する 目標達成に必要な数値目標を設定し、それに向かって効果的に取り組むことで、よりスピーディかつ効率的な改善が可能となります。

ステップ3:目標達成に向けたアクションプランの策定と実行 目標達成に向けた具体的なアクションプランを策定し、定期的に進捗状況を確認し、必要に応じて修正を行います。

プラン1のメリット
これだけ主義に基づく目標設定は、目標達成に向けた明確な指標とターゲットを設定することで、経営者と従業員が共有する目標意識を高め、結果として全社員のやる気を高めることができます。また、目標達成に向けた具体的なアクションプランを策定することで、改善の方向性を明確にし、より効果的に改善に取り組むことができます。

chatGTP3.5による出力

入力: プラン2:未来事業費を含む予実管理の詳細

プラン2:未来事業費を含む予実管理
当社では、未来事業費を含む予実管理により、長期的な事業展開に向けた戦略を策定し、将来にわたる事業の発展を図っています。
具体的には、以下の3つのステップを踏んだ予実管理を行います。

ステップ1:将来の事業展開に向けた未来事業費の設定 当社では、将来の事業展開に向けた未来事業費を設定し、長期的な事業計画に反映させます。未来事業費は、将来的に必要な開発や研究、人材育成などに充てられます。

ステップ2:予算の策定と実績の監視 予算と実績を比較し、予算の達成度合いを確認することで、将来の事業展開に向けた投資に必要な資金を計画的に確保することができます。

ステップ3:戦略的な資金の配分 将来の事業展開に向けた投資に必要な資金を確保するために、未来事業費を含む資金配分を見直し、戦略的に資金を配分します。将来の事業展開に向けた投資に必要な資金を計画的に配分することで、将来的な事業の発展を促進します。

プラン2のメリット
未来事業費を含む予実管理は、将来的な事業展開に向けた戦略的な投資を促進することができます。また、未来事業費を計画的に投資することで、将来的な事業の発展を促進することができます。さらに、予算の達成度合いを確認することで、将来的な事業展開に必要な資金を計画的に確保することができます。

入力: プラン3:現場主義マネジメントの計画と実行の詳細

プラン3:現場主義マネジメントの計画と実行
当社では、現場主義マネジメントを導入し、現場の問題解決能力を高め、組織全体の生産性向上を図っています。以下に、現場主義マネジメントの計画と実行について説明します。

ステップ1:現場の問題把握と解決 現場主義マネジメントでは、現場の問題解決能力を高めることを目的として、現場の問題を把握し、解決策を見つけることを重視します。現場の従業員が直面する問題に対し、上層部が迅速かつ適切に対応することが必要です。

ステップ2:現場の意見を反映した計画策定 現場の問題解決能力を高めるために、現場の意見を反映した計画策定を行います。現場の意見を積極的に取り入れ、現場に最適化された計画を策定することが必要です。

ステップ3:マネジメントによるサポートと指導 現場主義マネジメントでは、マネジメントが現場の問題解決に積極的に関与し、現場の従業員をサポートすることが必要です。また、現場の従業員に対し、適切な指導を行い、現場の問題解決能力を高めることが重要です。

ステップ4:結果のフィードバックと改善 現場主義マネジメントでは、現場の問題解決結果に対し、結果をフィードバックし、改善を行うことが必要です。現場の問題解決能力を高めるために、問題解決の過程で得られた知見をフィードバックし、改善を継続的に行っていくことが重要です。

プラン3のメリット
現場主義マネジメントを導入することで、現場の問題解決能力を高め、組織全体の生産性向上を図ることができます。現場の従業員が直面する問題に対し、上層部が迅速かつ適切に対応することで、現場の従業員が仕事に取り組むことに対するモチベーションが高まり、生産性向上につながります。また、現場の従業員が積極的に意見を出し、計画に反映されることで、従業員の自己実現が促進され、組織全体の成長につながります。
さらに、現場主義マネジメントでは、現場の従業員が問題解決能力を高めることができるため、将来的にはマネジメントに対して積極的な意見を出すことができるようになります。これにより、組織全体の意思決定プロセスがスムーズになり、組織の成長につながることが期待できます。
以上が、現場主義マネジメントの計画と実行についての提案でした。現場の問題解決能力を高め、組織全体の生産性向上を図ることができる現場主義マネジメントを、是非ご検討ください。

chatGTP3.5による出力


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?