【開運】自分で自分を不遇にしてない?
先日、家族の通院に付き添いました。
大学病院。入口から入ると再診受付機が複数台並んでいてガンガン受け付けています。受付番号もすぐ1000番台、2000番台になります。
家族は本来の通院日の数日前に別件で緊急入院となって、かれこれ1ヶ月で退院して本日の受診となりました。当初予約時点で言われていた検査項目と今回の受診時の検査項目が異なるので、診療科受付で先ずそこを確認して、それから検査、検査、検査、で受診科受付、診察待ち、診察、別受診科受付、診察待ち、診察、栄養指導、追加の検査、自己注射の指導、会計、昼食、薬の受取。いや、本当に大変です。朝8時にタクシー呼んで、昼食は13時過ぎ。昔だったら、もう死んじゃったり寝たきりになっちゃったりしていたんだろうと思います。この通院も大変ですが、2ヶ月、3ヶ月に1度とかですし、事務員さん、技師さん、看護師さん、医師の先生、皆さん頑張ってくださっています。本当に有難い。
で、最初に診療科の受付で検査項目の確認をして貰った時ですが、しばらく受付前で確認取れるのを待っていたんですね。
そうしたところ、初老の男性患者さん、「受付してくれ」とやって来ました。事務員さんが確認して「検査を受けてから受付してください」と返します。「受け付けろ」「検査を受けてから」の応酬です。
「レントゲンなんか5分で終わる!」
「終わってから受付に来てください」
ワークフローですからね。検査フェーズが完了してから診察フェーズに入るわけで。診察フェーズの開始イベントが受付なわけで。検査が完了してから受付、となるのは必然です。
確かに病院の診察待ち時間は長いです。ちょっと表現は良くないかも知れませんが、簡単な病気だったら近所のクリニックでいいわけで、大学病院に来るということは簡単ではないのです。そして、そういう患者さんは自分一人ではなくて大勢の難しい病気の患者さんを診るために1件の大学病院があるのです。近所のクリニックと大学病院の比率がどれくらいか知りませんが、近所のクリニック100件に対して大学病院1件とか、そんな感じでしょうか。大学病院に患者さんが集中するのは仕方がない、大勢の患者さんを裁くためにも「検査が終わったら診療受付」みたいなワークフローを設定しているのだと思います。
(なお、近所のクリニックと表現していますが、これはクリニックを貶めているわけではありません。日々のちょっとした不調に対応していただくということで絶対必要な医療機関だと思っています。)
お爺さんも「レントゲンなんか5分で終わる」と言うなら、5分で終わらせて診療受付すればいいのに。自分の待ち時間を5分圧縮するために受付の事務員とやり取りする時間、そして不快になって失うエネルギーって無駄でしかないです。結局、圧縮できないし。
しかも、相手の事務員さんの時間とエネルギーをも奪っているんですよね。最後は、受付して貰おうと事務員さんに渡した予約票を事務員さんからひったくって去って行ってました。
こういう人(失礼)を見ていると、本当に「なんで自分から不遇になっていくの?」と思います。自分を不幸にして相手も不幸にして。
それより、5分でレントゲンを終わらせて…、仮に5分で終わらなくても、自分サイドに無駄な時間がないように効率的に振舞って、待ち時間は仕方がないので有意義に過ごせるように本を持ってくるとか、スマホでnoteに投稿するとか、そういう風に過ごせばいいのに。
自分で自分を不愉快にしない、無駄に相手を不愉快にさせない、「どうしたらいいかな」を冷静に考える、それだけで世の中の「不遇」が大分減るように思うのですが、いかがでしょうか。
勿論、こういうお爺さんは私のところへは来ません。真剣に職場の不遇や身内のいざこざに悩んでいらっしゃる皆様には別次元の話ではあります。言ってみれば、日々、こういうお爺さんばかり相手にしている事務員さんにはぜひ、ラッキーカラーや開運アイテムを身近に置いていただいてストレス軽減を図っていただきたい、自分をより強く保てるように占術を活用していただきたいなぁと思うところです。
皆様が幸せでありますように。
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